2024年2月29日木曜日

羽田空港の課題解決に異業種連携で取り組む研究開発拠点「terminal.0 HANEDA」が2/28に開業

日本空港ビルデング株式会社が、お客さまから選ばれ続ける「To Be a World Best Airport」の実現に向けて、羽田空港のさまざまな課題に対し、オープンイノベーションで研究開発を行っていく新たな拠点「terminal.0 HANEDA(ターミナル・ゼロ・ハネダ)」を2024年2月28日(水)、HANEDA INNOVATION CITY (羽田イノベーションシティ)内に開業した。
「人のこころを動かすために、空港が出来ることのすべて。」をテーマに掲げ、当社とともに研究開発を行う32社1団体1大学と空港課題を解決すべく、さまざまな研究・検証を通じて事業共創に取り組んでいく。
この取り組みにより、空港のベストモデルを創り出し、お客さまの心に届く最高品質のサービスを提供し続ける空港の実現を目指す。
内部は企業参画型のコワーキングスペースとなっており、企業ごとのブースや共有スペース、サウナ、シャワールーム、昼寝をするnap roomなども設けられている。
共有スペースには空港のモックアップ、空港機能や旅客動線を再現し、専門性の高い実証実験を行えるよう整備。
空間デザイン・アート活用を含む5つの分野の課題に対し、チームを組成し、空港課題に関する開発や研究が始まっている。
オカムラダイキン工業が共同開発している「ウィンドユニット」で軽井沢の風を再現し、
保安検査場内の快適性を向上させる試み(写真上)や、
KAORINO/カオリ乃がオリジナルでブレンドするアロマオイルでのリラックス効果の実証実験(写真下)など

一般の人は内部には入れないが、入口の一部スペースに立ち入りが可能。立ち入り可能エリアのアートボックスと名付けられたスペースでは常時展示が入れ替わる予定で、現在はPOLA竹中工務店が一緒につくった「WI-COCOON」が設置。空間の中に入り、映像・音・香り・感触を通し没入する約25分間の体験型展示で、3/1~は予約制で体験ができる。
参画企業・団体の募集も継続的に実施していくという。

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