2025年7月16日水曜日

第36回「高松宮殿下記念世界文化賞」受賞者発表

公益財団法人日本美術協会は、2025年 第36回「高松宮殿下記念世界文化賞」受賞者5部門5名を発表した。
建築部門では、エドゥアルド・ソウト・デ・モウラ氏(ポルトガル)が選ばれた。
▲エドゥアルド・ソウト・デ・モウラ
Eduardo Souto de Moura
Photo: Shun Kambe
© The Japan Art Association
▲『ポウザダ・モステイロ・デ・アマレス』 1997年
Pousada Mosteiro de Amares, 1997
Photo: Shun Kambe
© The Japan Art Association
▲ブラガ市営競技場『エスタディオ・ムニシパル・デ・ブラガ』 2003年
Estádio Municipal de Braga, 2003
Photo: Shun Kambe
© The Japan Art Association
▲地下鉄『カーザ・ダ・ムジカ駅』 2005年
Casa da Música Metro Station, Porto, 2005
Photo: Shun Kambe
© The Japan Art Association

建築部門選考委員の三宅理一氏は、エドゥアルド・ソウト・デ・モウラ氏について「よく知られているのが歴史的建造物との対話。修道院をホテルに改装し、そのまま使いながらホテルにするという地味なものだが、大胆なプロジェクト。昔の素材を生かして住む人、あるいはそこに泊まる人が中世の空気を感じられるようなプランニング。そこから実際のテクスチャーを建築の中に実現することを行い、世界中から非常に高い評価を得ている。」と述べた。
▲7/15に開催された記者発表での三宅理一氏

第36回「高松宮殿下記念世界文化賞」受賞者
絵画部門:ピーター・ドイグ(イギリス)
彫刻部門:マリーナ・アブラモヴィッチ(セルビア)
建築部門:エドゥアルド・ソウト・デ・モウラ(ポルトガル)
音楽部門:アンドラーシュ・シフ(イギリス)
演劇・映像部門:アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル(ベルギー)

「高松宮殿下記念世界文化賞」公式ホームページ:https://www.praemiumimperiale.com/

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