壁紙ブランド「WhO(フー)」は、地域文化商社「うなぎの寝床」とのコラボレーションにより、福岡県八女市の伝統工芸品“久留米絣”をモチーフとした壁紙シリーズに新たに16点を追加した。
本プロジェクトは、久留米絣の価値を現代の暮らしや空間に再解釈し、衣と空間を横断する新たな提案を目的としている。デザインには、テキスタイルを中心に活動するデザインユニット「pole-pole(ポール トゥ ポール)」を起用。織元との対話や現地視察を通じて開発された壁紙は、繊細な織りの表情と“あべこべ”というテーマを軸に、現代的な空間にも調和するデザインに仕上げられている。
久留米絣は、日本三大絣の一つに数えられる福岡・八女の伝統工芸品であり、図案の境界線に独特な“ゆらぎ”があることが特徴。この“ゆらぎ”は、糸の染色から織り上げまでの複雑な工程の中で、職人が図柄を合わせようとする努力の中から生まれるものであり、ある種の矛盾と美しさを併せ持つ。
今回の壁紙シリーズでは、この“ゆらぎ”を象徴する「あべこべボーダー」と題したデザインが採用されており、small(写真上・CBUN027〜034)とlarge(写真下・CBUN035〜042)の2サイズで展開。価格は1メートルあたり4,500円となっている。
WhO(フー)
https://whohw.jp/
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