2026年1月30日金曜日

【TOOL BOX】性能よりデザイン重視で、心地よい窓辺を生み出す。建築家とtoolboxが共同開発した「木製インナーサッシ」を発売

TOOLBOXは2026年1月15日、建築家・清水忠昭氏と共同で開発した木製インナーサッシを発売した。自分の空間を編集するための“道具箱”をコンセプトに、内装に関わる商品とアイデアをウェブで提供してきた同社が、建築家の発想を商品化する取り組みの一環として生まれた製品となる。木製インナーサッシは既存のアルミサッシの内側に取り付けることで、室内側に木製の窓辺を構成するヒノキ材の二重窓となる。サイズはミリ単位でオーダー可能で、網戸タイプも用意されている。2022年に始まったSPIN-OFFプロジェクトから誕生した第2弾であり、清水氏が個別案件で造作してきた木製建具の設計をベースに、樹種や塗装、納まりまで細部を検討し、既製品としての完成度を追求した。

木製インナーサッシは断熱や防音性能を主目的とせず、建築の一部として違和感なく成立することを重視している。枠の見付寸法は65ミリで、太すぎず細すぎないプロポーションを採用。手掛けは正面に設けず、側面に最小限の金物を埋め込む構成とし、横桟を排して視界の分断を避けるガラス割を採用した。機能を前面に出さず、窓としての佇まいを優先するための設計となっている。アルミサッシを外部のものと割り切り、室内側に木製のレイヤーを引き込むことで「こちら側の世界」をつくることを目指した。

性能を追求した製品ではないが、気密性を高める工夫を施している。実測テストでは断熱効果も確認された。熱伝導率の低い国産ヒノキ材を使用し、振れ止めなど細部まで気密に配慮した設計を採用。建具職人による高精度な製作が副次的な性能を生み出している。数値を目的にしたものではなく、意匠性を重視した結果として得られた性能となる。商品は複数のバリエーションを展開し、掃き出し窓用や腰窓用、ガラス戸や網戸など用途に応じた選択が可能。価格は121,000円から290,000円(税込)で、サイズはミリ単位でオーダーできる。素材はヒノキ無垢材とクリアガラスまたはかすみガラスを採用し、仕上げは無塗装を基本にオプションでクリア塗装や着色塗装も選べる。





TOOLBOX
https://www.r-toolbox.jp/


2026年1月29日木曜日

第5回「みらいの福祉施設建築プロジェクト」採択事業決定

2025年2月27日から募集を行なってきた第5回「みらいの福祉施設建築プロジェクト」の表彰式が2026年1月22日、東京都赤坂の日本財団ビルで行われ、全国から寄せられた54件の応募の中から2事業が採択された。

今回採択されたのは、
〇「みんなのハナレ -療育に役立つ遊びの森と薪の湯屋付き-」
事業実施団体: 社会福祉法人ぷらうらんど
設計者: 有限会社乾久美子建築設計事務所

〇「下九沢団地ネイバーズ」
事業実施団体: 社会福祉法人愛川舜寿会
設計者: 一級建築士事務所 teco 株式会社 の2事業。
▲「みんなのハナレ -療育に役立つ遊びの森と薪の湯屋付き-」
▲「下九沢団地ネイバーズ」



日本財団みらいの福祉施設建築プロジェクト
https://fukushi-kenchiku.jp/

2026年1月28日水曜日

【アール・エフ・ヤマカワ】大阪に実証型ワークプレイス「BRIDGEX workplace」をグランドオープン

オフィス家具メーカーのアール・エフ・ヤマカワが大阪市内(淀屋橋エリア)にショールーム兼コワーキングスペース「BRIDGEX workplace」(ブリジェックス・ワークプレイス)を開設。

大阪・梅田周辺の再開発などで関西圏のビジネス人口が流入していることから、大規模ビルの空室率が低下している現状である。また、フレキシブルオフィスの供給量の増加や、多様な働き方に応じたワークプレイスへのニーズが一層高まっており、働く場所の柔軟性を重視するなど、働き方に対する価値観が変化していることを踏まえて、「今あるスペースをどう最適化するか」という企業課題にこたえる形で生まれた「LIVEショールーム」である。

従来はオフィス家具を展示する場所だったショールームをコワーキングスペースとして展開。ワークスペースとして利用しながら、家具や空間の使い心地を検証できる「体験型ショールーム」になっている。

コワーキングスペース・会議室の入退室、利用料金の決済はアプリ「いいオフィス」を通じて行われる。※「いいオフィス淀屋橋・本町by BRIDGEX workplace R.F.YAMAKAWA」を選択してからの利用。


BRIDGEX workplace
営業時間:平日8:00~21:00
定休日:お盆期間/年末年始
大阪市中央区高麗橋4-6-12 日建ビル1号館6F
フリーダイヤル:0120-553-877(平日9:00~17:00)
https://bridgex-workplace.jp/





アール・エフ・ヤマカワ

2026年1月27日火曜日

【デバイスワークス】次世代3次元計測サービスを開始 SLAM測量と3D Gaussian Splattingを統合し現場DXを加速

デバイスワークスは、建設・インフラ・製造現場などにおける高精度な3次元データ取得と共有を目的に、ハンディ型LiDARによるSLAM測量と革新的な3D可視化技術「3D Gaussian Splatting(3DGS)」を統合した次世代計測サービスの提供を開始した。

本サービスは、現場の「正確な図面化」と「直感的な現状把握」を両立し、専門知識がない担当者でもWebブラウザ上でスムーズに3次元データを活用できる環境を提供する。
従来の3D計測データ(点群)は、データ容量が大きく、視認性に課題があった。コンクリート構造物のひび割れなど細部の確認が困難で、現場確認が必要になるケースが多かった。こうした課題に対し、デバイスワークスは以下の2つの技術を組み合わせたソリューションを開発した。
サービスの特長
1. 高精度SLAM測量による「正確さ」
ハンディ型・バックパック型LiDAR「XGRIDS L2Pro」を用いたSLAM技術で、歩行しながら広範囲の3次元点群データを高速取得。従来の地上型スキャンに比べ数倍~十数倍のスピードで計測を完了し、BIM/CIMモデル作成に耐えうる高精度データを生成。
2. 3D Gaussian Splattingによる「表現力」
最新レンダリング技術「3DGS」を採用し、現場を写真品質で3次元空間に再現。従来の3Dモデルより軽量で、Webブラウザやモバイル端末でも快適に動作。専門知識がなくても直感的に現場を確認可能。

デジタルツイン構築と業務効率化
作成された3次元空間には、3Dモデルを配置できるほか、距離や面積の計測も可能。IoT機器や情報管理と連携し、リアルタイムデータを反映した「デジタルツイン」を構築することで、現場に行かない働き方や迅速な意思決定を支援する。

業界別活用シーン
建設業:現場状況の共有、BIM/CIMモデル作成
製造業:設備保守、レイアウト検討
小売業:店舗設計、什器配置
インフラ:橋梁・トンネルの維持管理


デバイスワークス

2026年1月26日月曜日

隈研吾氏、UAE初のプロジェクト「Wedyan」を発表

ドバイの不動産開発を牽引するアル・グレア・デベロップメントは、隈研吾氏が設計を手がける超高級住宅プロジェクト「Wedyan(ウェディアン)」を発表した。これは同社が新たに立ち上げた高級住宅ポートフォリオ「アル・グレア・コレクション」の第一弾であり、進化を続けるドバイのスカイラインに新たな象徴を加えるものとなる。
Wedyanは、ドバイ・カナル沿いの象徴的なウォーターフロントに位置し、独創性とクラフトマンシップを理念に掲げるアル・グレア・コレクションの思想を体現するプロジェクトだ。全46階建ての建物には149戸のレジデンスが配置され、3~5ベッドルームの間取りに加え、2つのフルフロアペントハウス、3階建てのスカイヴィラを備える。屋外リビングスペースや独立型バックキッチン、アート作品を紫外線から守る特殊ガラスなど、細部にわたる快適性と機能性が追求されている。一部住戸には茶室に着想を得たパビリオンも付属し、瞑想スペースやレコーディングスタジオとしての利用も可能だ。

隈氏は「Wedyanは日本の美学とドバイの文脈との対話である。建築、自然、人との間に会話を生み出すことが私たちの哲学だ」と語り、水や砂の動きから着想を得たファサードをデザインした。レイヤード構造とテクスチャー豊かな外観は、砂漠と渓谷のリズムを表現し、ドバイに前例のない建築を生み出している。




アルグレア
www.al-ghurair.com

2026年1月23日金曜日

【サンゲツ】「壁を装う展 - Wall Covering and Beyond」のバーチャルアーカイブを公開

サンゲツは、日本の壁装材文化の魅力を再発見し、これからの壁装材のあり方を提示する企画展「壁を装う展 - Wall Covering and Beyond」のバーチャル展覧会を、2026年1月5日より公開した。当バーチャル展覧会は、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3で開催した「壁を装う展」(会期:2025年11月29日~12月5日)を、現地にいるかのように再現したデジタルアーカイブとなっている。
 
■「壁を装う展 - Wall Covering and Beyond」について
本展ではコンテンポラリーデザインスタジオ「we+」を迎え、「壁装材」をデザインと文化の視点から再解釈するプロジェクトの企画展で、サンゲツの数万点におよぶアーカイブを起点に「壁を装う」という文化の本質に迫り、素材と技術の進化、そこに宿る美意識の多様性をたどりながら、日本の壁装材文化の奥深い魅力を再発見し、これからの壁装材のあり方を提示した。本展を通じて、国内外のデザイン関係者や美術系の学生、業界関係者の方から、企画展への評価や未来の壁装材のアイデアといった想定以上の反応をいただきました。これらを受け、当社は「いつでも、どこでも、だれでも」展示を楽しめる、同展のバーチャル展覧会を導入を行なった。
 
 ■バーチャル展覧会の特長
このアーカイブでは、会場全体を3Dスキャンしたデジタルツイン技術により、壁紙の繊細な質感や空間の奥行きをPC・スマホ上で忠実に再現。来場者は3D空間を自由に回遊できるだけでなく、各所に設置されたタグから詳細な展示解説へアクセスが可能。
また、解説の一部にAI音声ガイドによるナビゲーションを導入し、視覚と聴覚の両面から展示をリアルに再現したことで、会場の臨場感と、デジタルならではの情報深度を融合させ、時間や場所の制約を超えた没入感あふれる鑑賞体験を提供する。

※制作協力︓株式会社Advalay





 
 
 
サンゲツ
https://www.sangetsu.co.jp/

2026年1月22日木曜日

【クロスメディア・パブリッシング】日本初のDLT専門書『DLT 新しい木質材料が語る「持続可能な社会」のあり方』を発売

クロスメディア・パブリッシングは、2025年12月19日、日本初のDLT専門書『DLT 新しい木質材料が語る「持続可能な社会」のあり方』を発売した。DLTとは「Dowel Laminated Timber」の略で、板材に穴を開けて木ダボで固定するだけというシンプルな構造が特徴。接着剤も釘も使わないため環境負荷が低く、地域材や多様な樹種を活かせる“ローテク・マスティンバー”として世界的に注目されている。

本書の著者は、創業100年以上の材木卸「長谷川萬治商店」四代目の長谷川泰治氏と、法政大学教授でDLT研究の第一人者・網野禎昭氏。長谷川氏はソニーで生産革新に携わった経験を木材産業に応用し、地域材を活かす新しい材木屋のあり方を探求。網野氏は欧州でDLTの源流を研究し、森林資源の循環や建築文化を背景にその社会的意義を描いてきた。二人が語るのは、技術だけでなく産業や地域社会をつなぐ「木の未来のシステム」だ。

DLTは住宅から中大規模建築まで応用可能で、構造性能や耐火性能の検証も進んでいる。本書では、専門家でなくても理解できるよう、技術的特徴や設計の考え方を丁寧に解説。さらに、日本各地で進む実例も紹介されている。渋谷区や学校でのDLTベンチ、大館市役所の内装、宿泊施設やボルダリングウォール、地方自治体との産学官連携、ウクライナ材を使った平和祈念デザインウォールなど、木材利用が新しい文化やストーリーを生み出す現場が並ぶ。背景には、世界的な木造建築の再評価、日本が誇る樹種の多様性、脱炭素の流れがある。DLTは「多様性を受け入れる」「地域でつくり地域で使う」「大規模でなくても価値を生む」という思想を体現し、持続可能な社会の基盤を支える材料として期待されている。

『DLT 新しい木質材料が語る「持続可能な社会」のあり方』
著者:長谷川泰治、網野禎昭
定価:1,980円(税込)/A5判176ページ
ISBN:978-4-295-41170-3





クロスメディア・パブリッシング

2026年1月21日水曜日

【STUDIO55】「One-Stop BIM! Gauss」で名建築を1時間で3Dデジタルツイン化 リノベーション市場の課題解決へ

株式会社グループで、建設DXおよびCG/VRソリューションを手掛けるSTUDIO55は、建築家・内井昭蔵氏の代表作「江原町の家」のリノベーションプロジェクトにおいて、最新の3D撮影技術を活用した実証を行った。同社が提供するソリューション「One-Stop BIM! Gauss」により、従来の現況調査に比べて作業時間を80%削減し、高精細なデジタルデータの生成に成功した。

本プロジェクトでは、通常5時間を要する現況測量をわずか1時間で完了。最新技術「3D Gaussian Splatting(ガウシアン・スプラッティング)」を用いて、複雑な名建築をデジタルツイン化した。図面のない既存物件でも、スキャンからBIM・図面作成・VR化までをワンストップで実現し、リノベーション市場における「図面不足」と「人手不足」という課題に対応した。近年、リノベーション案件では詳細図面が残っていない、あるいは現況と図面が一致しないケースが多く、設計初期の現地調査に膨大な時間とコストがかかっている。さらに、建設業界全体で人手不足が深刻化し、人力による測量の限界が指摘されている。本プロジェクトでも、効率的かつ正確な現況把握が大きな課題となっていた。

STUDIO55は、最先端のスキャン生成技術「3D Gaussian Splatting」を搭載したソリューション【One-Stop BIM! Gauss】を導入することで、SLAM式ハンドヘルドスキャナによる計測で、建物外観だけでなく庭の植栽や敷地の高低差まで含めた高精細な現況データを迅速に構築できるようになった。導入により、作業時間80%削減:従来5時間の撮影工程を1時間で完了し、BIM/CADへの即時展開:取得データからBIMモデルを作成し、設計に必要な「白図(現況図)」の出力が可能となり、高精細ビジュアルデータを共有し、関係者間のイメージ共有を円滑化するという。




2026年1月20日火曜日

【無印良品】省スペース対応の木製シェルフと脚付マットレスをラインナップ

良品計画は、省スペースで使いやすい「手軽に組み立てられる木製シェルフ」シリーズ3種を、全国の無印良品店舗およびネットストアで販売を開始した。また、ベッドとしてだけでなくソファとしても利用できる「脚付マットレスポケットコイル(組み立て仕様)シングル ベージュ/ブルー」2種と、「脚付スツール オレンジ/ベージュ」2種を数量限定で発売する。

近年、都市部ではコンパクトな住まいへの需要が増加している。若年層や共働き世帯では広さよりも立地や機能性を重視する傾向が強く、大型家具を必要としないライフスタイルが主流になりつつある。リビングで食事をしたり、ダイニングテーブルでテレワークを行うなど、空間の使い方が柔軟になる中、良品計画は暮らしに合わせて選べる家具の開発を強化している。
新商品の特徴
〇手軽に組み立てられる木製シェルフ
棚板に脚を回して取り付けるだけで簡単に組み立て可能。背板と側板のないオープンタイプで圧迫感がなく、狭いスペースにも設置しやすい。高さは棚2段、棚3段、棚4段の3種類を用意し、オーク材突板を使用。
〇脚付マットレスポケットコイル(組み立て仕様)シングル/脚付スツール
1991年発売以来改良を重ねてきた脚付マットレスに、ソファカバー素材を採用。シーツ不要でそのまま使用でき、洗濯も可能。スツールと組み合わせてカウチソファやオットマンとしても利用できる。脚は別売り。




良品計画


2026年1月19日月曜日

エヌ・シー・エヌグループの株式会社MAKE HOUSEが社名を「株式会社KINO BIM」に変更 

エヌ・シー・エヌの100%子会社で、BIMを用いた木造建築のデジタル化を推進する株式会社MAKE HOUSEは、2026年1月1日付で社名を「株式会社KINO BIM(キノビム)」に変更した。

社名変更の背景
新社名は「木のBIM」を意味し、木造建築業界のDX化を牽引するリーディングカンパニーとしての姿勢を示すもの。2026年4月からBIMデータによる建築確認申請が開始され、住宅のみならず非住宅木造建築の設計においてもBIM活用が進む時代を見据え、創業10周年を機にシンプルで分かりやすい名称へ刷新した。

事業内容と提供サービス
株式会社KINO BIMは、木造建築物の設計・生産工程のBIM化を推進し、情報連動による業務効率化を目指す。木造分野はデジタル化が遅れていると見られがちだが、プレカット技術はRC造やS造よりも進んでおり、設計情報化による生産連携が重要となる。
■MAKE ViZ(メイクビズ)
BIMモデルを活用した建築パース、VR、日照シミュレーション動画などのビジュアル制作を迅速に出力し、プレゼンテーションを支援。
■MAKE DoC(メイクドック)
図面・申請代行サービス。基本設計から確認申請、実施設計図書、LCA算定、補助金申請まで対応。
■社内業務のBIM化コンサルティング
業務に最適化したBIMテンプレート構築、運用設計、共通データ環境(CDE)の立ち上げをサポート。
■BIM確認申請対応コンサルティング
国交省BIM推進会議の審査TF参画経験を活かし、行政・審査機関と連携したBIM審査基準対応やソフト開発支援を提供。



KINO BIM


2026年1月16日金曜日

【WhO】イタリアの「Spaghetti Wall」から17柄84点を新発表。建築的構図と立体的パターンが特徴

野原グループ インテリアスタイルユニットが運営する壁紙ブランド「WhO(フー)」は、2025年12月11日、イタリアの壁紙ブランド「Spaghetti Wall(スパゲッティ ウォール)」より第二弾となる新柄84点をリリースした。今年、日本で初展開された同ブランドの新コレクションは、建築とシンクロする構図や陰影による立体的なパターンを中心に、クラシカルな印象を与えるアナログテクスチャーと直線の組み合わせなど、多彩なデザインを揃えている。
建築的構成と陰影が生むモダンなパターン
Spaghetti Wallは、イタリアのクリエイターとのコラボレーションを通じて、枠に捉われない表現を追求するブランドである。今回の新柄は、落ち着いたトーンから個性的なカラーまで幅広く、視覚的にも情緒的にも訴えかける力強さとクラフトマンシップを兼ね備えている。凹凸を感じる立体的なパターンは大小異なるサイズを用意し、空間の広がりに合わせた選択や壁面サイズへの調整にも対応する。
商品情報
シリーズ名:Spaghetti Wall
品番:SPGT801~885
価格:¥7,200/m(税別・送料別)
商品一覧はこちら





WhO
https://whohw.jp/

2026年1月15日木曜日

【まどりLABO】テキスト入力で希望の間取りをAIが生成する新機能をリリース

まどりLABOは2025年12月22日、日本で初めて、ユーザーが自由に記述した要望文をAIが解析し、その内容を間取り生成に反映できる機能を実装した。「収納を多くしたい」「ホテルのような暮らしをしたい」など抽象的な要望も含め、間取りとして可視化することが可能となる。まどりLABOは、今年3月に創業し「間取りは住む人が考える時代を創る」をテーマに掲げる国内唯一のAI間取り生成サービス(自社調べ)である。

新機能の概要
ユーザーは直感的な操作で情報を入力するだけで、3分以内に最大5パターンの多様な間取りと3Dイメージを出力できる。従来、施主が設計士に要望を伝えてから間取りに反映されるまでには約1週間を要し、長時間のヒアリングが必要だった。今回の新機能により、施主は「インダストリアルな雰囲気の家にしたい」「ヨガができるスペースがほしい」「LDKは広い方が良い」といった要望を入力するだけで、AIが即座に間取りを生成する。
さらに、インテリアに関する要望も反映可能で、「北欧風のインテリアにしたい」といった希望を3Dイメージで確認できる。これにより、施主は理想の住まいをシミュレーションし、設計士との打ち合わせを円滑に進められる。
〇AIと建築士の連携
生成された間取りは、まどりLABO所属の建築士に無料で修正依頼が可能。AIと建築士の力を組み合わせることで、より精緻な設計を実現する。
〇ビジョンと今後の展望
まどりLABOは「家づくり2.0時代」を提唱し、間取りの作り手を建築会社から住む人へとシフトさせることを目指す。

代表取締役の野口雄人氏は「東京大学で建築を専攻していた在学中、兄の注文住宅設計に携わった際、兄の想いを間取りに反映することに苦心しました。その経験から、もっと簡単に理想を形にできるツールがあれば、施主も設計者も楽しんで家づくりができると考え、AIによる間取り設計に挑戦しました。今回のリリースで、住む人が自分の要望をダイレクトに間取りに落とし込めるようになり、『間取りは住む人が考える時代を創る』というビジョンに大きく近づいたと感じています。」と語る。



まどりLABO

2026年1月14日水曜日

【YKK AP】「リウッドデッキ」をリニューアル発売 施工性向上と価格低減を実現

YKK AP株式会社は、環境にやさしく耐久性に優れた再生木デッキ「リウッドデッキ 200 EG」「リウッドデッキ 200」をリニューアルし、「リウッドデッキ S EG」「リウッドデッキ S」として2026年1月9日に発売した。従来品の「高耐久性」「安全・安心な使い心地」という特長はそのままに、施工性の向上やお求めやすい価格設定、仕上がりの美しさを実現した。天然木のような質感と繊細な木目柄を追求した高意匠タイプ「リウッドデッキ S EG」と、多彩なカラーで住まいと美しく調和するスタンダードタイプ「リウッドデッキ S」の2タイプを展開する。

製品開発の背景
近年、シンプルで効率的な生活を送る平屋住宅への関心や、既存住宅のリフォーム・リノベーション需要が高まっている。庭回りを生活空間と捉え、フェンスやデッキ、植栽を設けてアウトドアリビング化するエクステリアリフォームの事例も増加している。一方で、建築業界では施工技能者不足が深刻化し、工期遅延や建築費の上昇が懸念されている。こうした状況を踏まえ、YKK APは住まい手にとっての機能性・意匠性を高めると同時に、
施工技能者の労力や作業時間を軽減することを目的に「リウッドデッキ S EG」「リウッドデッキ S」を開発した。Sには「Smooth(円滑な施工)」「Safe(安全性)」など複数の意味を込め、リウッドデッキの新しい「Standard(基準)」となる商品として位置づける。
新製品はデッキ材の板厚を増やし剛性を高めるとともに、熱反りへの配慮を施した仕様とした。これにより、大引・束柱などの部材点数を削減し、施工時間を短縮。例えば、2間6尺(横幅約3.6m、奥行約1.8m)サイズでは従来品と比較して施工時間を約1時間短縮し、価格比約93%を実現した。意匠面ではキャップ部品の小型化や質感の向上を図り、洗練された外観に仕上げている。従来品と同様に素材は木粉とポリプロピレンを採用し、耐候性・耐腐朽性・耐水性を確保。滑りにくさやデッキ材のすき間にモノが落ちない構造など、リウッドデッキの特長を継承している。

詳細仕様
商品名
リウッドデッキ S EG、リウッドデッキ S、バルコニー用リウッドデッキ S EG、バルコニー用リウッドデッキ S
材質
デッキ材・幕板=木材+プラスチック再生複合材、下地構造部=アルミニウム(一部スチール)
床耐荷重性能
1,800N/㎡(183kgf/㎡)
カラー
高意匠タイプ(EG):レッドブラウン、ナチュラルブラウン
スタンダードタイプ:レッドブラウン、ナチュラルブラウン、ホワイトブラウン、ウォームグレイ、セピアグレイ
サイズ
間口1,849~7,249mm、奥行920~3,620mm、高さ固定式200/550mm、調整式400~1,000mm
参考価格
リウッドデッキ S EG:103,700円(奥行920mm×間口1,849mm×高さ200mm)
リウッドデッキ S:93,200円(同サイズ)




2026年1月13日火曜日

【トゥーヴァージンズ】『看板建築 昭和の商店と暮らし』が新装改訂版で復刊

トゥーヴァージンズは、2025年12月26日(金)に、ビジュアル探訪記<味なたてもの探訪>シリーズの最新刊『新装改訂版 看板建築 昭和の商店と暮らし』を発売した。本書は2019年に刊行され重版を重ねた同タイトルの改訂版であり、横須賀の看板建築「みどり屋」や、看板建築群で知られる石岡の街など新たな取材を加え、最新情報を大幅に更新した。クラウドファンディングで話題となった秩父「パリー食堂」も再取材している。
看板建築は、建築家・藤森照信氏が命名した店舗兼住宅の一形式である。関東大震災後の復興期に現れた木造2~3階建ての建物で、正面のみを銅板やモルタル、タイルなどの耐火素材で覆い、装飾を施したものを指す。本書は藤森氏の推薦を受けて刊行される。
藤森氏は次のように述べている。
「昭和のはじめ、東京の下町を不思議な姿をした店が埋めつくした。文房具屋、花屋、床屋、和菓子屋、帽子屋、本屋、お惣菜屋、ミルクホールなど……今はおおかた消えてしまった個人商店が稼業に励み、街のにぎわいを支えていた。21世紀の都市を生きるものが忘れてはいけない、そうした世界が、この一冊にはつまっている。」

内容構成
本書は、関東圏を中心に看板建築で商店を営む家主へのインタビューを収録。看板建築は商店の生業と暮らしが一体となった建築の姿を示しており、紹介する11軒の家主から聞いたエピソードを通じて、昭和の暮らしと人々の思いを描く。
インタビュー掲載例:
夜の街に華やいだ洋食店 パリー食堂(秩父)
祭り文化を伝える呉服店 みどり屋(横須賀)
最先端の技術を支える刷毛屋 江戸屋(日本橋)
築地から世界へ広がる食器店 一不二(築地)
東大生に愛された老舗喫茶店 万定フルーツパーラー(閉業)
仕立て屋を支える服飾資材店 岡昌裏地ボタン店(神田)
建築に惹かれる歯科医院 山本歯科医院(神田)
会いに行きたくなる理容店 藤太軒理容所(西多摩)
参道で時を刻む複合商業施設 湯浅物産館(鎌倉)
海のそば、光が差し込む写真館 星野写真館(鎌倉)
心と体をゆるめる街の銭湯 たから湯(秩父)
フォトアーカイブ
現存する看板建築から閉業・解体されたものまで、昭和の街並みを写真で記録。中央区、日本橋、銀座、築地、文京区、千代田区、台東区、墨田区、鎌倉、小田原など、地域別に整理したアーカイブを収録。
コラム
看板建築の装飾や歴史を深く楽しむためのコラムも充実。パーツ図解、リノベーション事例、アンティークガラスの魅力、職人技の紹介など、文化資源としての価値を再認識できる内容となっている。

書籍情報
書名:『新装改訂版 看板建築 昭和の商店と暮らし』
監修:萩野正和
定価:2,400円(本体2,200円+税)
仕様:A5判/並製/208頁/オールカラー
ISBN:978-4-86791-069-6
発売日:2025年12月26日(金)
発行:株式会社トゥーヴァージンズ


トゥーヴァージンズ
https://www.twovirgins.jp/

2026年1月9日金曜日

【サンゲツ】カーテン・壁紙を「咲き続ける花」へアップサイクル

サンゲツは、スペディーレと連携し、インテリア資材を活用したアートフラワーを展開するプロジェクトを開始した。本取り組みでは、サンゲツが取り扱うカーテン、椅子生地、壁紙の廃番商品を、デザイン性と素材の質感を生かしたアートフラワーへとアップサイクルし、資源の有効活用と、メンテナンスフリーで長く愛せる新たなインテリアアイテムに生まれ変わらせる。このアートフラワーは「Lovēco × sangetsu」として、現在サンゲツ品川ショールーム「sangetsu design site FLAGSHIP」で展示している。
「Lovēco(ロヴェコ)」はスペディーレの登録商標であり、職人たちが愛情を込めて作る「Love」と、環境問題に対して役に立ちたいという「Eco」を組み合わせた意味を持つMADE IN JAPANのアートフラワーである。スペディーレは「人や物を大切にする」という理念を掲げ、アパレル商品製造の過程で発生する残布や規格外品を活用し、このブランドを誕生させた。

コラボレーションの背景
サンゲツでは、見本帳の切り替えに伴い廃番となる資材が課題となっていた。スペディーレの理念に共感したことをきっかけに、サンゲツは自社で取り扱うカーテンや椅子生地、壁紙の廃番商品を活用したオリジナル版「Lovēco」を企画。スペディーレの技術とサンゲツの素材が融合し、「Lovēco × sangetsu」として今回のコラボレーションが実現した。
今後の展開
本商品は、サンゲツのグループ会社であるサンゲツヴォーヌが運営するECサイト「WARDROBE sangetsu」での販売準備を進めている。具体的な特長やラインアップ、販売開始時期については、改めて詳細を発表する予定だ。
サンゲツは、インテリア素材が持つ豊かな質感とスペディーレの職人による丁寧な手仕事を掛け合わせることで、環境に配慮しながら空間を彩る新たな価値を提案していく。

〇展示情報
展示場所:サンゲツ品川ショールーム「sangetsu design site FLAGSHIP」
所在地:東京都港区港南2-16-4 品川グランドセントラルタワー4F
休館日等の詳細:https://www.sangetsu.co.jp/showroom/tokyo/


2026年1月8日木曜日

【AXIS】」vol.235 winter 表紙は、ビャルケ・インゲルス、特集は「未来視点のデンマークデザイン」

デザイン誌「AXIS」を発行する株式会社アクシスは、2025年12月27日(土)にvol.235を発売した。本号の表紙は、ビャルケ・インゲルス、特集は「未来視点のデンマークデザイン

COVER STORY
ビャルケ・インゲルス(Founder and Creative Director, Bjarke Ingels Group)
快楽主義的な持続可能性が、世の中の複雑な矛盾を整合させ、優れた解決策を提示する。
世界で最も注目されている建築家のひとりであり、デンマークを代表する人物でもあるビャルケ・インゲルス。彼が率いるビャルケ・インゲルス・グループ(BIG)は、ニューヨークや上海など世界9カ所に事務所を構え、総勢700人が働くという。2023年に建設された本社屋はコペンハーゲン湾の一角にあり、インタビュー中、大きな窓からはゆったりと航行する大型クルーズ船が見えた。
 
特集
■未来視点のデンマークデザイン
未来を見据えた視点は、今やものづくりに欠かせないものになりました。それを軽やかに取り込み、原動力に変えているのがデンマークのデザインです。前提を問い直しながら暮らしに寄り添う建築。環境負荷や製品寿命、労働環境まで考慮しながら、美しさや心地よさに妥協しない家具やファッション。自ら挑戦の場を生み出すデザイナー。市民や生産者が協働して更新し続ける持続的な食文化。そしてそれらを後押しする社会の仕組みや制度。共通するのは、彼らにとって未来とは身構えて語る理想ではなく、日々の暮らしをより良くするための選択の積み重ねだということ。この国の " 未来視点" は、生活のなかで自然と育まれています。
■暮らしが育てるコペンハーゲンの街
公園や運河でくつろぎ、自転車でどこへでも行ける。心地良い日常が息づくコペンハーゲンでは今、各地で再開発が進んでいる。人々の暮らしを大切にしながら、どう街を育てているのか。デンマークに2012年頃から住み、今は日本と2拠点で活動するモック・アーキテクツ(mok architects)の森田美紀と小林 優に話を聞いた。
■時代を静かに更新する家具ブランドとデザイナー
今の時代にものを生み出すことの意味と責任を見つめ、真のサステナビリティを実践する家具ブランド。自らの手を動かし、問いを深めながら新たなアイデアを試すデザイナー。伝統的なクラフトマンシップを大切にしながら、価値観を静かにアップデートする、ふたつの家具ブランドと4組のデザイナーを訪ねた。
■協働がつくる食文化 - 進化し続けるデンマークの日常食
「デンマークの食」といえば、食を文化や科学、社会などの文脈から総合的に捉えるガストロノミーの先駆的存在として名を馳せたノーマ(Noma)を思い浮かべる人は多い。しかしノーマに注目が集まる一方で、デンマークの日常食もまた、未来を見据えた視点で進化を続けてきた。その背景にある歴史や考え方について、フードジャーナリストの君島佐和子が、デンマーク食文化研究家のくらもとさちこに話を聞いた。
■美しさと責任を両立させるデンマークファッションの今
ファッション領域で "サステナブル最先端" と称されるデンマーク。パリの物語性、ミラノのラグジュアリー、ニューヨークの商業合理性とは異なり、機能性と控えめな美意識を土台に、環境配慮と社会的責任がデザイン思想を育んできた。過去10年で大きく転換したデンマークのファッションシーンを辿り、未来志向のものづくりの精神に触れる。
■デンマーク建築はなぜ今、世界の未来像を更新しているのか
サステナビリティと創造性を両輪に、都市計画から文化遺産まで多様な領域で革新を続けるデンマーク建築。地域性に根ざしたデザインから気候変動への応答、そして日常を豊かにする遊びの提案まで、注目の5事務所を紹介する。後半では、BIGでの経験をもつ建築家の神谷修平が、その背景にある "体系的創造性" の本質を語る。
■「人間中心の街」 コペンハーゲンはどうつくられたか - 都市を変えた建築家、ヤン・ゲール
ヤン・ゲールといえば、都市計画を勉強したことがある人なら知らぬ人はいないほど著名な建築家であり、学者、アーバニストでもある。最初の著作『建物のあいだのアクティビティ』(1971年)は世界各国で翻訳され、今も読み継がれる名著だ。2000年代に入り、ニューヨーク、ロンドン、シドニーといった大都市の市長たちは、こぞってゲールに教えを請うたという。彼の最初の実験都市であるコペンハーゲンについて、ゲールに尋ねた。

Contents
COVER STORY ビャルケ・インゲルス(Bjarke Ingels Group)
特集 未来視点のデンマークデザイン
■暮らしが育てるコペンハーゲンの街
■街と人を動かすデザインイベント
■時代を静かに更新する家具ブランドとデザイナー
■タクト サステナビリティを実践し、伝統を更新する
■A. ピーターセン 時間をかけてつくり出すデザインとクラフトの融合
■ヨナス・トランぺダック クラフトからインダストリアルを生み出す
■クリス・リリエンバーグ・ハルストロム デザインとテキスタイルアートを行き来する
■キャスパー・クスター 制約を設けず、思うままに実験し続ける
■アーカイバル・スタディーズ 「本当にこれが最善なのか」、 建築のあり方を問い続ける
■協働がつくる食文化 - 進化し続けるデンマークの日常食
■「AAMANNS」 アダム・オーマンに聞く 伝統食「 スモーブロ」のリデザイン
■「食は自己表現」- デンマークのベーカリーブームを支える育種家
■美しさと責任を両立させるデンマークファッションの今
■FRITZ HANSEN EXHIBITION in HONJIMA 2025
■成熟した自転車文化が示す、新しい移動のかたち
■デンマーク建築はなぜ今、 世界の未来像を更新しているのか
■「人間中心の街」 コペンハーゲンはどうつくられたか - 都市を変えた建築家、ヤン・ゲール
スコープ
■インダストリアル ロマンティシズムは失われた夢を取り戻すことができるか
■プロジェッティスタ城谷耕生 - イタリアから雲仙小浜へ ひとりのデザイナーの軌跡
■Design That Moves You タンジェリンが実践する三層の「Move」


デザイン誌「AXIS」vol.235 winter
発売日:2025年12月27日
言語:和英併記(バイリンガル表記)
体裁:A4判変型(274 x 210mm)
定価:2,500円(税込)
発行:株式会社アクシス

2026年1月7日水曜日

【TOOLBOX】 トレンドの「くすみカラー」を採用した『マットカラーのキッチン天板』販売開始

toolboxは、2025年12月11日、新商品『マットカラーのキッチン天板』を発売した。ホワイト、ブラック、ベージュ、グレー系の計8色を揃え、マットな質感と1mm単位のサイズオーダーに対応することで、キッチンをインテリアとして楽しむ提案を行っている。

キッチンのインテリア性を高める「くすみカラー」採用のオーダー天板
『マットカラーのキッチン天板』は、ホワイト、ブラック、ベージュ、グレー系の「くすみカラー」をラインナップしたマット質感の天板である。近年、ファッションやメイクで注目される「くすみカラー」は、インテリア業界でも広がりを見せており、Pantone社が発表した2025年の「カラー・オブ・ザ・イヤー」ではブラウン系のくすみカラーが選定された。日本流行色協会(JAFCA)も、彩度を抑えたニュアンスカラーを春夏のトレンドとして発表している。人気商品となっている幅・奥行きを1mm単位でオーダーできるステンレス製『オーダーキッチン天板』に追加された新シリーズは、キッチンをLDKの中心的存在としてインテリアの一部に取り込むニーズに応える。

マットな質感と全8色のカラーバリエーション
カラーはホワイト、オフホワイト、ホワイトベージュ、グレーベージュ、ライトグレー、グレー、ダークグレー、ブラックの8色。木材や鉄など素材感のあるアイテムとの相性が良く、光沢を抑えた梨地のような質感が柔らかな反射を生む。タイルなど光沢素材との組み合わせでも調和が取れる。表面は高圧メラミン仕上げで、耐熱性・耐汚染性に優れ、傷がつきにくい。濃色系(グレーベージュ・ダークグレー・ブラック)は指紋レス仕様。日常の手入れは水拭きと乾拭きで十分であり、汚れには中性洗剤が使用可能。
サイズオーダーと多様な設計対応
幅は最大3010mm、奥行きは1100mmまでオーダー可能。ダイニングテーブル一体型の大型キッチンからコンパクトキッチンまで対応する。シンクやコンロの有無を選択でき、II型やL型キッチンの計画も可能。収納カウンターや棚板にも利用でき、LDK全体の一体感を演出する。専用ブラケットでフロート型にしたり、toolboxの『ユニキッチンシステム』(全21種)と組み合わせることもできる。シンクはステンレス製とクォーツ素材の2種類で、クォーツシンクはホワイト、サンド、ブラックの3色展開。
加工性とデザインの自由度
現場でカット可能な加工性を備え、リノベーション現場での調整にも対応。小口形状は「見付40」(半円形)と「見付20」(角にわずかなアール)の2種類から選択できる。見付40は家具のような柔らかい印象を、見付20はシャープでスッキリした印象を与える。
キッチンを空間全体で考える提案
『マットカラーのキッチン天板』は、キッチン単体ではなくLDK全体との調和を重視するtoolboxの提案を体現するアイテムである。木製システムキッチンやキッチン構成要素のパーツ販売と組み合わせることで、オリジナリティある空間づくりを後押しする。


2026年1月6日火曜日

「teamLab Phenomena Abu Dhabi」建築概要を公開 サディヤット文化地区に没入型ミュージアム誕生

アブダビ文化観光局とデベロッパーのミラル社は、サディヤット文化地区に新たな没入型ミュージアム「teamLab Phenomena Abu Dhabi」をオープンし、建築概要を公開した。開業日は2025年4月18日(金)。アート、テクノロジー、イノベーションが融合する唯一無二の体験を提供する施設として、アブダビの文化・芸術シーンにおける重要な節目となる。
「teamLab Phenomena Abu Dhabi」の建築 (C) アブダビ文化観光局、ミラル

建築コンセプトとデザイン
「teamLab Phenomena Abu Dhabi」は、コンセプト「環境現象」をテーマに、デジタルテクノロジーによるアート作品を展示する。建築はMZアーキテクツが設計を担当し、砂漠の砂丘や海の波といった自然の有機的な形態からインスピレーションを得た。うねる曲線と有機的な形状は光の移ろいを捉え、静止の中に動きを感じさせる。壁面は流れるように連続し、従来の建築が持つ硬直した境界をなくし、形態と空間がシームレスにつながる。
プリンシパルアーキテクトのトニー・アビ・ゲブライエルは「生きていると感じられる建築を創ることを目指した。形、光、知覚が常に対話する空間で、訪れる人々が見るだけでなく感じることができる場所を実現した」と語る。

設計プロセスと技術的挑戦
チームラボアーキテクツ代表の河田将吾は「今回は通常と逆の順序で設計した。内部空間の形状を先に決定し、その後ファサードを設計したため、外観には内部の形状がそのまま現れている」と説明する。総床面積は17,367.43平方メートルに及び、作品群は「環境現象」に基づき、現象を生む環境そのものによって成立している。
作品《Wind Form》の複雑な3D曲線を実現するため、デジタル形状と現実空間の誤差を自動可視化するソフトを開発し、複数の関係者とデータ連携を行った。また、作品《Circulating Universe of Water Particles》では、柱のように見える構造体が視覚的演出と機材収納を兼ね、広大な柱のない空間を実現している。


建築概要
所在地:アブダビ、サディヤット文化地区
敷地面積:28,930.54㎡
建築面積:12,156.68㎡
延床面積:17,367.43㎡
構造:鉄筋コンクリート
外装:GRC+GRPパネル


ミュージアム詳細:https://www.teamlab.art/jp/e/phenomena/
建築概要:https://architects.team-lab.com/jp/projects/teamlab_phenomena_architecture/
ハイライト動画:https://www.youtube.com/watch?v=xodyJxgxW2U