みんなの建築大賞推薦委員会(委員長:五十嵐太郎/東北大学大学院教授)が文化庁およびジンズ(JINS)の協力を得て実施した「みんなの建築大賞2026」において、一般投票の結果、EXPO2025大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「null²」が「大賞」に選ばれた。また、「推薦委員会ベスト1」に同万博の「大屋根リング」、今回から新設された「JINS賞」には、「ラビットホール」が選定された。さらに、戦後建築の活用提案において新たな方向性を示したことを称えて、「旧香川県立体育館再生計画」に「特別賞」を授与することにした。
「みんなの建築大賞」は建築を伝える立場のプロ約30人(推薦委員会)が、一般投票をまじえて選定する建築アワード2024年に第1回が開催。第一段階として推薦委員会が前年中に完成・発表された建築の中から「世の中に向けて熱く伝えたい建築」10件を選び、これを「この建築がすごいベスト10」として発表。その10件を「X」「Instagram」「Googleフォーム」上に掲載し、2026年2月1日~10日の投票期間に、「いいね」の数が最も多かったものを「大賞」に選出した。(総投票数は28,850(昨年:12,963)、大賞の「null²」は13,750。)
「JINS賞」はジンズホールディングス代表取締役会長CEOの田中仁氏がノミネート10施設のなかから選定する賞で今年から新設された。
▲<大賞>
null²/落合陽一、ノイズ(NOIZ)、フジタ・大和リース特定建設工事共同企業体、乃村工藝社、ワウ(WOW)、アスラテック ほか
(写真 上:磯達雄、下:平塚桂)
▲<推薦委員会ベスト1>
大屋根リング/藤本壮介、忽那裕樹、東海林弘靖、東畑・梓設計JV、大林組、清水建設、竹中工務店
(写真 上:菅原由依子、下:加藤純)
▲<JINS賞>
ラビットホール/青木淳@AS
(写真 上:白井良邦、下:倉方俊輔)
▲<特別賞>
旧香川県立体育館再生計画/旧香川県立体育館再生委員会
(写真:旧香川県立体育館再生委員会)
●第一段階で推薦委員会が選出した<この建築がすごいベスト10>は下記の通り。
(掲載は施設名の50音順、施設名の後は主たる設計者)
1)大屋根リング/ 藤本壮介、忽那裕樹、東海林弘靖、東畑・梓設計JV、大林組、清水建設、竹中工務店
2)霞ケ浦どうぶつとみんなのいえ/髙橋一平建築事務所
3)Ginza Sony Park/Ginza Sony Park Project、荒木信雄、石本建築事務所、竹中工務店
4)東海国立大学機構Common Nexus/小堀哲夫建築設計事務所
5)ド・ロさまと歩くミュージアム 大平作業場跡/文化財保存計画協会、D4H
6)ニシイケバレイ/須藤剛建築設計事務所
7)null²/落合陽一、ノイズ(NOIZ)、フジタ・大和リース特定建設工事共同企業体、乃村工藝社、ワウ(WOW)、アスラテック ほか
8)広島駅南口ビル/西日本旅客鉄道、ジェイアール西日本コンサルタンツ、東畑建築事務所、SUPPOSE DESIGN OFFICE、大林組、広成建設
9)横浜美術館 空間構築/乾久美子建築設計事務所、菊地敦己事務所
10)ラビットホール/青木淳@AS








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