2026年4月9日木曜日

【a.school】建築×探究学習の教材 こども建築塾向けに「探究ブック」2冊を発行

教育事業のa.schoolは、類設計室が運営する学習プログラム「こども建築塾」と協働し、子どもが建築の本質に触れながら探究を深める冊子教材「こども建築塾 探究ブック」2冊(各20ページ)を企画・制作したと発表した。建築の知識伝達にとどまらず、観察・発想・表現・制作へと学びをつなげる構成が特徴だ。
教材は、同塾の1年目カリキュラム(A日程・B日程)に対応。「建築の原点をつかむ」を統一テーマに掲げ、①建築の成り立ちと役割を基礎からたどる、②身近な建物や空間を観察し問いを立てる、③パースや図面、模型づくりなど実践的技法に踏み込み建築提案に挑む、④建築士や職人らのインタビュー、道具・技術の紹介、参考施設・書籍へと学びを広げる――の4本柱で組み立てた。随所にミニワークや探究ミッションを配置し、自主的な行動を促す。

背景には、建築業界における人材の偏在と若手育成の課題がある。こども建築塾は、類設計室の現役一級建築士らが講師を務め、模型制作、計測、かんな削り、彫刻、野外でのツリーハウス設計など、手と身体を使う体験を重視。インターンやコンペの機会も用意し、「プロの現場」に触れる学びを提供してきた。エイスクールは、そうした現場の知見を子ども向けの言葉と文脈に翻訳し、探究が自然に立ち上がる紙面設計に落とし込んだ。
エイスクールは探究・創造的学習の企画編集に強みを持ち、これまでに三井住友フィナンシャルグループの「森づくり自然塾」ワークブック、土屋鞄製造所の「ものづくりサマーキャンプ」教材、日本科学未来館と共同での教員向けガイドブックなどを手がけてきた。今回も、専門性を損なわずに「仕事」や「社会」の本質を学びへ接続する設計を志向したという。

関連イベントとして、4月6日(月)20時30分から、制作の狙いや進め方を解説するオンラインイベント「マナビのこれから〈第10回〉探究ブック制作の裏側」を開催する。事後視聴プランも用意する。詳細や申し込みはa.schoolのウェブサイトで受け付ける。

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