2026年4月7日火曜日

【美術出版社】 建築で読み解く東京という都市—『TOKYO ARTRIP 建築 改訂版』刊行

東京を建築の視点から巡るガイドブック『TOKYO ARTRIP 建築 改訂版』が、2026年4月11日に美術出版社より発売される。
本書は、東京のアート&カルチャーを紹介してきた人気シリーズ「TOKYO ARTRIP」の一冊として位置づけられ、2018年刊行の建築編を全面的に見直し、再構成した改訂版となる。
都市を歩く体験を「建築」という切り口で編み直し、東京という巨大都市に内在する多層的な魅力を可視化する構成が特徴となっている。既存記事の刷新に加え、新たな建築スポットも収録され、時間の経過とともに変化し続ける都市の現在地を捉える内容へとアップデートされた。

専門的な知識を前提としない語り口で構成されており、建築に親しみのある読者はもちろん、これから建築に触れる層にとっても無理なく読み進められる編集となっている。ページをめくることで、東京の街並みや空気感を追体験できるよう、写真とテキストのバランスにも配慮されている点が印象的である。
『TOKYO ARTRIP 建築 改訂版』は、都市を旅するための実践的なガイドブックでありながら、読むことそのものが体験となる構成を志向している。
持ち歩きやすいハンディサイズを採用し、街歩きの最中にも参照しやすい設計である一方で、写真は大きく大胆に配置され、視覚的な満足度を確保。テキストは簡潔でありながら情報密度が高く、建築そのものだけでなく、建築が都市や文化とどのように関係してきたかを読み取れる内容となっている。日常の隙間時間に読むことでも、東京を建築的に旅する感覚を味わえる一冊といえる。
4組の専門家が選ぶ東京の建築
掲載される建築スポットは、4組のアドバイザーによる推薦をもとに構成されている。
建築史家の五十嵐太郎、訪日外国人向け建築ツアーを手がける「Showcase Tokyo」、書籍『TOKYOインテリアツアー』の著者である浅子佳英と安藤僚子、そしてレトロ建築に造詣の深い作家・木村衣有子といった多様な視点が交差する構成となっている。
名建築家による代表作、ブランドの世界観を体現した商業建築、昭和期のレトロ建築まで幅広く取り上げられており、東京という都市が内包する多様性が浮かび上がるラインナップ。

「1冊1テーマ」が生む心地よい深度
『TOKYO ARTRIP』シリーズは、「1冊1テーマ」を編集方針として掲げている。
情報を網羅的に詰め込むのではなく、テーマを建築に限定することで、都市の見方を明確に提示し、読者との距離感を適切に保ち、深すぎず、軽すぎない情報量が特徴で、建築を専門的に学ぶ読者にも、街歩きの延長で建築に触れたい読者にも対応する構成となっている。
本文はすべて日本語と英語の併記となっており、訪日外国人に向けたアーキテクチャーガイドとしても機能し、東京を初めて知るための一冊として、また土産やギフトとしても選びやすい内容に仕上げられている。


書籍概要
書名:『TOKYO ARTRIP 建築 改訂版』
発行:カルチュア・コンビニエンス・クラブ
発売:美術出版社
発売日:2026年4月11日
価格:2,000円+税
仕様:128ページ/A5変型/並製/カバー・帯付き
ISBN:978-4-568-10599-5


美術出版社
https://bijutsu.press/

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