2026年7月13日月曜日

【日本ネオン協会】国産ネオンサイン誕生100周年を記念したZINE『NEONZINE(ネオンジン)』を発刊

 公益社団法人日本サイン協会は、国産ネオンサイン誕生100周年を記念したZINE『NEONZINE(ネオンジン)』を発刊し、7月15日の「ネオンサインの日」を前に販売を開始した。ネオンの歴史や技術、文化的価値を紹介する一冊で、ネオンに関わる19人へのインタビューと8本のコラムを収録している。
ネオンサインは20世紀初頭に欧米で実用化され、日本では1926年に国産初のネオンサインが東京・日比谷公園で公開された。2026年はその誕生から100年という節目の年に当たる。高度経済成長期には都市の夜景や繁華街の象徴として親しまれたが、近年はLEDサインの普及によって姿を消しつつある。一方で、ガラス管を一本一本曲げて制作する職人技や、ネオン特有の柔らかく温かみのある光が再評価され、アートやデザインの分野を中心に新たな関心を集めている。

『NEONZINE』では、そうしたネオン文化の奥行きを多角的に掘り下げる。登場するのは、ネオン作品を制作するアーティスト、長年業界を支えてきたベテラン技術者、ネオン職人として活動するベンダー、ネオンを店舗に掲げ続けるオーナー、そして次世代の担い手となる若手など19人。それぞれがネオンとの出会いや魅力、仕事への思いを語り、単なる照明技術ではなく、一つの文化としてのネオンの姿を浮かび上がらせている。
また、8本のコラムではネオンが発光する仕組みやガラス加工の工程、有名ネオンサインの解説などを掲載。専門知識のない読者でも理解しやすい構成となっており、ネオンを初めて知る人から業界関係者まで幅広く楽しめる内容に仕上げた。

街からネオンが減少する一方で、その価値を見直す動きは国内外で広がりつつある。『NEONZINE』は、100年にわたり都市の風景を彩ってきたネオンの過去を振り返るだけでなく、その未来を考えるための記録集ともいえそうだ。書籍はA4変型判(182×250ミリ)、116ページ。価格は2970円(税込)。




日本ネオン協会
https://www.neon-jp.org/

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