第23回高松宮殿下記念世界文化賞(建築部門)を受賞したリカルド・レゴレッタ氏の
受賞記念講演会が鹿島KIビルにて開催された。
メキシコ人の世界文化賞受賞はレゴレッタ氏が初となる。
レゴレッタ氏たっての希望で、ビジネスパートナー兼息子のヴィクトル氏と2人で講演が行われた。
自身が建築を作る上で最も大切なものは”ルーツ”と”情熱”と語るレゴレッタ氏。
自身の作品を歴史的建造物や遺跡など”ルーツ”と対比させながら自身の作品を語った。
色彩に富んだ作品が特徴であり、自身の色使いのルーツに関して、「色を使うことは生きることの一部。メキシコ人は感情に突き動かされて色を使う。知性的に色を使わないので好きな色が使える。」と述べた。
また、質疑ではクライアントとの関係について問われ、「建築家はクライアントと同じ夢を見る必要がある。建築は、人に対する責任ある」と建築に対する情熱を語った。
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