銀座にあるマスターウォール銀座にて、2018年新商品発表会「MASTERWAL Collection 2018」が11/14~16の期間で開催。「MASTERWAL(マスターウォール)」は、2006年にアカセ木工が立ち上げたメーカーブランド。機械によるオートメーションと熟練した職人たちによる丹精こめた手作業との組合せで製造されており、加工・仕上げ・梱包までの工程をすべて自社で手掛けている。マスターウォール銀座は昨年12月にオープンし、ちょうど1周年を迎えようとしている。
「MASTERWAL Collection 2018」は、「Small Luxury」をテーマ、「Japan Mind」をコンセプトに細部へのこだわりや小さなものへの愛着といった日々の忙しさで忘れつつある日本人古来の精神を思わせる「密やかで贅沢な空間づくり」をマスターウォールの商品を通して提案。
新商品の「SL Chair」は、マスターウォール銀座オープンをきっかけに出会った、k/o design studioの押野見邦英氏がデザイン。ホテルや公共施設、そしてホームユースなど多様な使い方を可能にした軽量でコンパクトデザインのチェア。円と直線から構成されるシンプルなデザインながら、座の裏側にもこだわりをもち、製作は外見とは裏腹に手強く熟練した木材加工の技量も必要で、1年かけてようやく発表出来るようになったとのこと。チェアのほか、「SLシリーズ」として、テーブル「SL TABLE」(天板サイズ2種φ900㎜、φ600mm)もある。販売開始は、12月中旬を予定。初日の11/14は、押野見氏によるトークイベントもあわせて開催。自身が手掛けた近作「洗足学園音楽大学・シルバーマウンテン&レッドクリフ」や「ヴィラ森戸(葉山)」、「パークコート千代田富士見ザ・タワー」などを例として、建築・インテリア・家具の関係性についての話をした後、今回発表した「SLシリーズ」についてのプレゼンテーションをした。
また「SLシリーズ」以外でも、コンセプトとなっている「Japan Mind」を軸にしたモノダイニングシーン、AVボートのサイドアイテムや、環境に特化した家具(Green Piece Furniture)ブリックシリーズといった新作も発表。
マスターウォールのショールームは、銀座店ほか、全国10か所、ニューヨーク1ヶ所で展開。営業時間内であれば誰でも自由に入ることが出来る。
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