公益財団法人日本デザイン振興会(会長:内藤廣)が主催する「グッドデザイン・ニューホープ賞」最終審査・受賞祝賀会が12月3日東京ミッドタウンにて行われた。
グッドデザイン・ニューホープ賞は今年度より新たに設けられたものである。応募者は、個人またはグループとし、2022年4月1日現在で個人またはグループの全員が日本国内の各種専修専門学校・大学・大学院に在籍しているか、2021年6月以降に卒業・修了した者となる。応募者は・物のデザイン・場のデザイン・情報のデザイン・仕組みのデザインより応募カテゴリーを選択する。
一次審査により選出された優秀賞8作品受賞者による公開プレゼンテーション、審査員との質疑応答が行われた。
審査の結果、第3の家族(情報のデザイン)をデザインした奥村美香氏(法政大学)が第1回グッドデザイン・ニューホープ賞最優秀賞を受賞した。
第3の家族は、家庭環境に問題がありながら、既存制度の支援対象には該当しない「はざまの少年少女」が居場所を見つけるためのサポートプロジェクト。
公益財団法人日本デザイン振興会会長内藤廣氏は「これからは若い人のアイデアやしなやかさを活かせない企業は生き残れないと思う。とても良い企画なので、今後も続けてもらいたい」と述べた。
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