ガレリアB1のクリスマスツリーを中心に、吹き抜けエリア・ガーデンテラスにも輝きを纏ったインスタレーションが展開。「光の粒子」が空中を舞い、ひとつの場所に集まることでツリーが生まれたような表現としている。
クリスマスツリーは、きらきら輝く光をかたどったように切り抜かれたパーツの集まって構成された、高さ7.5mの円錐型のツリー。
見ためシンプルなツリーだが、精巧なつくりで各パーツの裏には小型のファンが設置され、それぞれ個別に制御されている。約400台のファンが連動しながら風を送り、揺れながら動くだけでなく、特定のタイミングで風を受けることで静止することも可能に。また、一定の風量を継続して送ることで、パーツを持続的に浮き上がらせていたりもする。それらの動きを組み合わせながら、光のパーツは螺旋状に上昇する動きや、点状のランダムな動き、波紋のように広がる動きなど、さまざまな表情が生まれた。
▲デザインを手がけたnendoの佐藤オオキ氏
11/25に行られたプレス内覧会ではnendoの佐藤オオキ氏も参加。オーナメント装飾でもなくデジタル技術でもないツリーの見せ方で、ずっと見ていても心地よいものをつくりたいと思い、今回のツリーができたという。日本での商業施設内でのオブジェは初めてで、多くの人に楽しんでもらえると嬉しいと話した。
展示は、12/25まで。約5分の演出が2種類交互に繰り返されるようになっている。
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