2015年10月21日水曜日

プリズミック企画「DECKS」内覧会

株式会社プリズミックが企画する三鷹の集合住宅「DECKS」の内覧会が開かれた。
「DECKS」はRC造の地上3階、地下1階、塔屋1階で構成された、全14戸の集合住宅となっている。


設計・監理の伊藤博之建築設計事務所代表 伊藤博之氏によると、この建物は敷地内に風車状に4つのボリュームを配置することで、中央に中庭、各ボリューム同士の間に空間が生まれ、そのふたつの外部空間によって各住戸の採光やプライバシーを確保されているという。





また、各ボリューム内にひとつずつ住戸が入っているわけではなく、方位・周辺環境に応じて各住戸を調節していくことにより、棟を跨っていたり、上下のメゾネットになっていたりと全ての住戸が異なったプランで設計されているとのこと。


 ボリューム間の空間

 
ふたつのボリュームに跨った住戸

メゾネットタイプの住戸

内覧会当日はあいにくの天気だったが、照明をつけていなくても非常に明るい室内空間だった。





各ボリュームには屋上が設けられており、3/4は住戸の固有スペースだが、残り1つの屋上は「DECKS」の住人の共用部となっており、自由に利用ができるようになっている。




中庭に設けられた水盤には、もともと敷地内には井戸から水を引いた池があり、 その雰囲気を継承させている。中庭には白い砂利が敷きこまれる予定。



「DECKS」は2015年11月1日(日)より入居開始

2015年10月20日火曜日

「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2015」関連  「Tokyo Midtown Award 2015」作品展示

東京ミッドタウンにて「Tokyo Midtown Award 2015」の授賞式が10/16に開催された。 今年で8回目となる同アワードは、〈アートコンペ〉と〈デザインコンペ〉の2部門で実施している。2部門総計1566点の応募作品の中から〈アートコンペ〉では心象風景を194cm×336cmというサイズの細密画で描き上げ、圧倒的な存在感を示した『五金超大国Ⅱ』、〈デザインコンペ〉では外国人観光客に向けて「自分が話せることば」を表明するツールとしてデザインされた国旗模様の羽『ことはね』がグランプリに選出された。他、受賞作品については下記の通り。
※集合写真は東京ミッドタウンマネジメント 提供写真
〈アートコンペ〉テーマ:応募者が自由に設定
■グランプリ(賞金100万円) ※下写真が作品
『五金超大国Ⅱ』田島 大介(アーティスト)
■準グランプリ(賞金50万円)
『東京的遭遇: 六本木』上坂 直(学生)
■優秀賞(賞金10万円)
『DEADPAN』阿部 岳史(アーティスト)
『グランドライン』尾花 賢一(美術作家)
『Ebb』風間 天心(美術家/僧侶)
『未確認生命体』三上 俊希(学生)
〈アートコンペ〉テーマ:応募者が自由に設定
■グランプリ(賞金100万円) ※下写真が作品
『五金超大国Ⅱ』田島 大介(アーティスト)
■準グランプリ(賞金50万円)
『東京的遭遇: 六本木』上坂 直(学生)
■優秀賞(賞金10万円)
『DEADPAN』阿部 岳史(アーティスト)
『グランドライン』尾花 賢一(美術作家)
『Ebb』風間 天心(美術家/僧侶)
『未確認生命体』三上 俊希(学生)
また受賞者に授与されるトロフィーも魅力のひとつで、毎年違ったデザイナーにより個性あふれるトロフィーが生み出されている。今回はデザインコンペの審査員でもある小山薫堂氏がディレクションで、デザインは「Tokyo Midtown Award 2008」のデザインコンペで水野学賞を受賞し、現在は水野学氏と「THE」を展開するなどプロダクトデザイナーとして活躍されている鈴木啓太氏が担当。
トロフィーのコンセプトは「喜びの継続」で自分の原点を見つめ直す祝杯として使って欲しいという思いがこめられてつくられた。
入賞作品は11/8まで東京ミッドタウンのプラザB1Fオープンスペースにて展示。あわせて11/3までは一般投票で人気作品を選出するオーディエンス賞も実施している。

2015年10月19日月曜日

「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2015」関連 「つみきのひろば」「つみきのまち」

東京ミッドタウンで開催中の「Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2015」は、「デザインを五感で楽しむ」をコンセプトに誰もが参加できるデザインイベントで今年で9回目となる。今年のテーマは「つながるデザイン」。

メインコンテンツで、メイン会場の芝生広場で展開している「つみきのひろば」は、ディレクションは隈研吾氏が行っており、使われている国産木材のつみきは隈氏と森林保全団体more treesが開発したもの。
つみきがつながって造られたピラミッドなどのインスタレーションや若手クリエイター3組が自由な発想で手がけたつみきが展示。(18:00~21:00はライトアップ)

ガレリア3Fには、空間デザイナーの松村和典氏がつみきを約1,000個使用し、“まち”を表現したアート作品展示「つみきのまち」も。
つみきは、東京ミッドタウン内で販売もされている。
展示は11/3まで。

2015年10月16日金曜日

21_21 DESIGN SIGHT「建築家 フランク・ゲーリー展 "I Have an Idea"」

21_21 DESIGN SIGHTで本日10/16より開催の「建築家 フランク・ゲーリー展 "I Have an Idea"」の内覧会へ。
今回の展覧会は、建築家の田根 剛氏(DGT.)を展覧会ディレクターに迎え、世界的に活躍する建築家フランク・ゲーリーの「アイデア」に焦点を当てた内容で、アイデアが詰まった数々の模型をはじめ、建築を体感できるプロジェクション・マッピング、スケッチや映像等を数多く展示。会場は、5つのエリアで構成されており、ゲーリー建築のうち10のプロジェクトを紹介している。内覧会では、田根 剛氏による会場の説明、ゲーリー氏によるQ&Aも行われた。
①「ゲーリーのマスターピース」
まず入り口を入ると最新作の美術館『ルイ・ヴィトン財団(パリ・2014)』の1/50模型。複雑に重なり合うガラスの外壁は、帆船をイメージして作られた。
階段を下ったスペースには、ゲーリーの代表作より3つの作品(『ビルバオ・グッケンハイム美術館(ビルバオ・1997)』『ウォルト・ディズニー・コンサートホール(ロサンゼルス・2003)』『ルイ・ヴィトン財団(パリ・2014)』)の外観・内観の撮りおろし映像を壁面にプロジェクション。空間を体感できるような展示とした。
②「ゲーリー・ルーム」
ゲーリーの事務所内にある、ミーティングルームに着想を得て構成。ゲーリー自邸の模型や映像のほか、アイデアの原石となるようなオブジェ、かつては選手だったというアイスホッケーのユニフォームなどを展示。ひとりの人間としてのゲーリーに触れる。また、ゲーリーがデザインした椅子「ウイグル・サイド・チェア」「ウイグル・スツール」には座ることもできる。
③「アイデアの進展」
ゲーリー事務所では、日々膨大な模型とスケッチが制作される。ここでは6つのプロジェクトから、90点近くの模型と竣工写真、スケッチを展示。アイデアを試し、壊し、ときに捨てながら、アイデアが形になっていくプロセスを紹介する。
*6つのプロジェクト:『ル・ルボ脳研究所(ラスベガス・2010)』『UTS(シドニー工科大学)ドクター・チャウ・チャク・ウィング棟(シドニー・2014)』『エイト・スプルース・ストリート(ニューヨーク・2011)』『メイク・イット・ライト(ニューオリンズ・2012)』『ルマ財団(アルル・2018完成予定)』『Facebook本社 西キャンパス(メンローパーク・2015)』
④「アイデアの実現」
ゲーリー建築に使用されている発色チタンの展示や外壁素材のバリエーションを写真で紹介。さらに最先端の設計技術“ゲーリー・テクノロジー”を映像で解説するほか、建設現場写真のプロジェクションを通して、アイデアが実現されるまでのプロセスを追う。
⑤「ゲーリーのシークレット」
ゲーリーの描いた魚のスケッチと模型、彼自身が撮った数々の工場の写真を展示。これまで語られたことのない、ゲーリーのアイデアの秘密に迫る。
このほかにもこれまでゲーリーが出演したインタビュー映像や映画などを通して、ゲーリーの様々な表情を見ることができるインスタレーション「ゲーリーTV」や、関係者がゲーリーを語る撮り下ろし映像も展示。会期中は、関連プログラムとしてトークやワークショップなども多数企画されている(詳細)。展覧会は、2016/2/7(日)まで。

2015年9月4日金曜日

「無印良品有楽町」リニューアルオープン内覧会

本日9/4(金)よりリニューアルオープンの「無印良品有楽町」の内覧会(内覧会は前日に開催)へ。

(斜字はリリース文より転記)
生活にかかわる新しい発見とヒントに出会えることを目的とした今回の改装では、商品と書籍が融合する売り場を建築設計事務所アトリエ・ワンの設計する本棚で実現します。このほかにも、住空間事業を展開する関連会社である株式会社MUJI HOUSE(以下、MUJI HOUSE)と連携した新たなサービス開始で進化したリノベーション事業、回収した衣服を染め直して販売するRe MUJIなど新しい取り組みを充実させ、無印良品の全てが揃う世界旗艦店として更に魅力的な店舗へと生まれ変わります。

トラベル関連の商品が揃う1Fで、早速今回の改装のテーマである“商品と書籍が融合する売り場”が一目わかる本棚が目に入る。本棚は建築設計事務所のアトリエ・ワンが設計したもので、本棚としての機能だけでなく、座ったりすることのできるスペースも設けられている。
1Fの本棚では、商品にあわせ旅行のガイドブックや関連する本などがセレクトされ、販売をしている。
1Fからエスカレーターをあがってすぐの2Fスペースには、今年の春、21_21 DESIGN SIGHTで開催された企画展「単位展 ―あれくらい それくらい どれくらい?」で発表し、話題になった建築家・美術家の佐野文彦氏とのコラボレーション作品「無印良品の単位」を元に、スケールアップした「ユニットシェルフでできた家」を特別展示。ユニットシェルフの外寸は、日本の木造建築の基準である3尺×6尺で、収納と生活空間が一体化した壁のない空間によって、日本建築の伝統的な考え方と、これからの生活空間への提案を表現している。
2Fもそれぞれの売り場スペースに関連する書籍がちりばめられている。
まるで一頭の龍ように店内を駆け巡り、配置されている本棚は、「知」の世界にお客様をいざない、思いがけない発見とヒントに出会えるような空間にしたいという思いが込められている。
また商品に関連した本の他、3冊セットになった『三冊屋』や自分と同じ生まれ年の人がセレクトした『同級生と本』のコーナーなどもあり。選りすぐりの2 万冊の書籍に加え、100円でコーヒーが買えるコーヒーマシーンや、着席してくつろぎながら本を選ぶことができるテーブルと椅子も用意している。本の選書は、今年の3/5(木)にリニューアルオープンし無印良品の書籍コーナーであるMUJI BOOKSがができた「MUJIキャナルシティ博多」にひきつづき、編集工学研究所所長の松岡正剛氏に選書を依頼している。

3Fは住空間のスペースは、今回のリニューアルで特に大きく変わったフロアで、リノベーションの分野に力をいれ、さまざまなお客様のニーズにかなう、汎用性のある使い勝手の良いキッチンや収納など、暮らしのパーツをとして展開する既存サービス「INFILL+」(インフィルプラス)に加え、有楽町の改装オープンを機に、住宅事業を展開するMUJI HOUSEと連携し、空間を一度基本構造に戻してから、自分なりの暮らしの器をつくり出すサービス「INFILL0」(インフィルゼロ)を、施工エリアを都内限定・数量限定で開始する。3Fには、家づくりや建築に関係する本をあわせて販売。
インテリア相談カウンターでは、収納やお部屋の模様替えご相談からリノベーションまで、経験豊富なインテリアアドバイザーが対応する。(インテリアアドバイザーは現在10名在籍。)
その他、有楽町店で新展開の衣類をリサイクルして販売するRe-MUJIや、飲食空間Meal MUJIをCafe&Meal MUJIに改名しメニューのリニューアルも。「無印良品有楽町」の営業時間は、10:00~21:00。

2015年8月24日月曜日

SALHAUS建築展「共有される風景」

南青山のプリズミックギャラリーで8/21から開催されている、SALHAUS建築展「共有される風景」へ。(9/16まで)

(斜字は展覧会概要より転記)
これまでの7年間につくってきた建築のことを振り返ると、それらは私たち3人が共有でき、またその建築に関わる多くの人々が共有できる風景をつくりあげるプロセスであったと思います。様々な規模・ビルディングタイプからなるいくつかのプロジェクトの展示を通して、これまでに実現した、そしてこれから立ち上がる、「共有される風景」を表現します。
入口入ってすぐのところには、建設中や作品ができて使われている様子を撮影した写真やスケッチなどが展示。
模型は、施工中の「陸前高田市立高田東中学校」を含め全部で5作品が展示。
あわせて、写真・図面のプレゼンボード、机の上には冊子になっている詳細資料も置いてあり手に取ってみることが出来る。
展示作品の3つを紹介。

「tetto」東京郊外に今年竣工した8戸の賃貸住戸と集会所からなる木造集合住宅。“tetto”は、イタリア語で屋根を意味しており、軒が大きく張り出した専有・共有の居場所は、大屋根でおおわれている。(オープンハウスの様子はこちら
「群馬県農業技術センター」
農業に関する研究・実験を行う施設で2009年に実施されたプロポーザルで選ばれ、2012年竣工した作品。大屋根は小断面製材を格子状に組み合わせた「格子膜構造」と呼ぶ架構方法とし、新しい木造架構の可能性を追求している。
「陸前高田市立高田東中学校」
2012年2月に行われたプロポーザルで選定された計画。津波で被災した3つの中学校を統合し、高台に校舎を新築する計画で2016年開校予定。竣工までのプロセスは、立ち上げた『学校づくりブログ』で随時報告がされている。
模型はすべて1/50の縮尺なので、それぞれのプロジェクトを比べてみるのにもわかりやすい。初日は、オープニングレセプションも行われ、屋根の形状について見比べて話をしている人もいた。
展覧会は9/16まで開催。