戸田建設(本社:東京都中央区、社長:大谷 清介)は、東京都中央区京橋で進めている自社ビル建替えを含む大規模オフィスビル開発において、隣接街区と共同して芸術文化の拠点形成を目指し、2024年竣工のTODA BUILDING(以下、TODAビル)の低層部(1~6階)で展開するアート事業を発表した。
事業コンセプトは「ART POWER KYOBASHI」で、アーティストやキュレーターなど芸術文化の領域で活動する新進のクリエーターが集い、創作・発表し、評価を受けて自立成長していく仕組みを各種プログラムの実践を通して構築・支援する。また同時に、京橋に息づく文化資産がアーティスト等とともに更新され、成長を続け、京橋の魅力が向上するまちづくりに貢献していく。(以下、パースは戸田建設提供。)
▲11/8 に実施された記者発表にてアーティストやキュレーターの集合写真
▲2024年竣工予定のTODA BUILDING
▲前面道路から約15メートルセットバックした、屋外広場:アートスクエア(仮称)
現在は、そのパイロット版として、TODAビルの建設現場の工事仮囲を活用した公募プロジェクト「KYOBASHI ART WALL」(2021年11月~)や地域のアートイベントとの共同作品制作プロジェクト「Tokyo Dialogue 2022-2024」(2022年10月~)を先行して実施している。
2024年のTODAビル完成からビル共用部を展示空間としたパブリックアート・プログラムを中心に各種プログラムの各プログラムが本格稼働する。
パブリックアート・プログラムは、新進アーティストやキュレーターが都市の風景を担う大規模かつ更新性のある作品発表の場として、TODAビルの共用空間を活用し、更新性のあるパブリックアートを展開するもの。第1回目は、キュレーターに国内外で活躍するインディペンデントキュレーターの飯田志保子氏を迎え「螺旋の可能性――無限のチャンスへ」をコンセプトに4名のアーティストの作品を、1Fエントランスロビー、屋外広場、2Fおよび3F回廊等、共用スペースを活用して展示する。
そのほか、実践型スクールのプログラムやアーティストに作品販売の機会を提供するプログラムなどが実施される予定。
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