6月27日
8時半にホテルを出て、上海万博会場へ向かう。
万博会場駐車場は団体客を乗せたバスで一杯。
団体入り口から場内へ。
会場が広いせいか、会場内はそれほど混雑した感じでは無いが、各パビリオンには長蛇の列が出来ていた。
我々は事前に中国館と日本産業館見学申込をしていたので、この2館には並ばずに入ることが出来た。
万博会場中央に位置する中国館は、吉と財をよぶとされる赤色で塗装され、その大きさは他国のパビリオンを圧倒していた。
中国館は当初、安藤忠雄氏設計のスペイン万博の日本館に似ていると噂されたが、実物を見ると東京ビックサイト会議棟に似ていた。
門のイメージが重なるのかもしれない。
展示にはLEDやプロジェクターが多数使用されていた。
会場天井部分
スクリーンを川面に見立て、天井からプロジェクター照射。(歩きながらの撮影のため、手ぶれ多し)
床下から延びるエスカレーターが出口となる。
高さ&長さはどれくらいなのか?レーザー距離計を持って来なかったことが悔やまれた。
中国館から対岸にある日本産業館へバスと徒歩で移動。
日本産業館は自治体と日本企業による合同展示。
PRビデオを上映するホールは坂 茂 氏設計(場内写真撮影禁止)
地下鉄に乗り各国パビリオンのあるA~Cゾーンに戻る。
ここで自由行動となり、Cゾーン→Bゾーン→Aゾーンと回ることにする。
Cゾーンはヨーロッパ・アフリカ・アメリカの展示。
ドイツ館は遠くから見るとコンクリートの様に見えるが、近くで見ると外装が膜で囲われていた。
膜を使用したパビリオンが多数見られ、同じ膜を使用していても表現がそれぞれ違うので、見ていて楽しい。
ルクセンブルグ館はコールテン鋼の錆が美しく、今回のパビリオンの中で一番のお気に入り。
Bゾーンはテーマ館・世界博覧会センターや環太平洋圏等の展示。
ニュージーランド館は屋上緑化でニュージーランドの自然を再現していた。
ここで時間切れ。
Aゾーンにある日本館はバスの中から見学。
日本館は後日東京で展示されるとの事だったので、その時に改めてみたいと思う。
各国のパビリオンはその国のイメージを上手く表現していると感じた。
日本館は他国の人から見たら日本を表現していると感じるのだろうか?
他国の人たちの感想を聞いてみたい。
磯崎新氏設計の上海征大ヒマラヤ芸術センターへ向かう。
まだ工事中の為、道路からの見学。
建物の直線と中央部分の有機的なデザインが印象的。
上海インフォメーション・タワーを外部から見学後、上海環球金融中心(上海・森ビル)へ向かう。
雲が低くたれ込め、ビルの途中から雲に覆われている。
エレベーターに乗り展望台へ。
展望台の外は真っ白。光のチューブに居るような不思議な感覚。
6月27日(青印)
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