2010年7月20日火曜日

著名人の本棚を観る 「本棚と私たち」 

3331ArtsChiyoda内に読書コミュニティースペースがオープン。
同コミュニティスペースでは、ミュージシャン佐野元春氏・書道家 武田双雲氏・現代美術家 日比野克彦氏と著名人が選んだ本を陳列した本棚「私が見たいあの人の本棚」を企画展示中。
また、紙の書籍だけに限らず、電子書籍を実際に専用端末などを使って閲覧できるコーナーも設けられ、紙・電子と両方楽しめるハイブリットな読書環境を体験出来る。


上の画像はARを使った絵本。ページをめくると記載されている魚がモニターに表示される。
この絵本は国内では未発売だが、同コミュニティスペースで展示中。実際に触ったり動かしたりすることができる。

2010年7月14日水曜日

上海国際万博&上海建築探検ツアー 4日目

6月28日

今日の午後に上海を発つ。出国までの数時間も無駄にしない。
朝8時にホテルを出発。上海美術館に向かう。



ここから徒歩で国際飯店へ。



月曜朝の出勤風景は日本のそれと変わらない。
自転車の波は過去の物になった。



外灘地区へ向かう。
上海租界であった外灘は19世紀から20世紀初頭の建築を見ることが出来る。

和平飯店北楼(旧サッスーンハウス)








昼前に空港に到着。

最後まで建築漬けの3泊4日だった。

6月28日(緑印)


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2010年7月13日火曜日

上海国際万博&上海建築探検ツアー 3日目

6月27日
8時半にホテルを出て、上海万博会場へ向かう。
万博会場駐車場は団体客を乗せたバスで一杯。
団体入り口から場内へ。



会場が広いせいか、会場内はそれほど混雑した感じでは無いが、各パビリオンには長蛇の列が出来ていた。
我々は事前に中国館と日本産業館見学申込をしていたので、この2館には並ばずに入ることが出来た。
万博会場中央に位置する中国館は、吉と財をよぶとされる赤色で塗装され、その大きさは他国のパビリオンを圧倒していた。



中国館は当初、安藤忠雄氏設計のスペイン万博の日本館に似ていると噂されたが、実物を見ると東京ビックサイト会議棟に似ていた。
門のイメージが重なるのかもしれない。

展示にはLEDやプロジェクターが多数使用されていた。

会場天井部分


スクリーンを川面に見立て、天井からプロジェクター照射。(歩きながらの撮影のため、手ぶれ多し)




床下から延びるエスカレーターが出口となる。
高さ&長さはどれくらいなのか?レーザー距離計を持って来なかったことが悔やまれた。

中国館から対岸にある日本産業館へバスと徒歩で移動。
日本産業館は自治体と日本企業による合同展示。



PRビデオを上映するホールは坂 茂 氏設計(場内写真撮影禁止)

地下鉄に乗り各国パビリオンのあるA~Cゾーンに戻る。
ここで自由行動となり、Cゾーン→Bゾーン→Aゾーンと回ることにする。
Cゾーンはヨーロッパ・アフリカ・アメリカの展示。
ドイツ館は遠くから見るとコンクリートの様に見えるが、近くで見ると外装が膜で囲われていた。



膜を使用したパビリオンが多数見られ、同じ膜を使用していても表現がそれぞれ違うので、見ていて楽しい。
ルクセンブルグ館はコールテン鋼の錆が美しく、今回のパビリオンの中で一番のお気に入り。



Bゾーンはテーマ館・世界博覧会センターや環太平洋圏等の展示。
ニュージーランド館は屋上緑化でニュージーランドの自然を再現していた。
ここで時間切れ。
Aゾーンにある日本館はバスの中から見学。
日本館は後日東京で展示されるとの事だったので、その時に改めてみたいと思う。

各国のパビリオンはその国のイメージを上手く表現していると感じた。







日本館は他国の人から見たら日本を表現していると感じるのだろうか?
他国の人たちの感想を聞いてみたい。

磯崎新氏設計の上海征大ヒマラヤ芸術センターへ向かう。
まだ工事中の為、道路からの見学。
建物の直線と中央部分の有機的なデザインが印象的。



上海インフォメーション・タワーを外部から見学後、上海環球金融中心(上海・森ビル)へ向かう。
雲が低くたれ込め、ビルの途中から雲に覆われている。





エレベーターに乗り展望台へ。
展望台の外は真っ白。光のチューブに居るような不思議な感覚。



6月27日(青印)


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2010年7月6日火曜日

上海国際万博&上海建築探検ツアー 2日目

6月26日
上海浦東国際空港へ向かう。



昨日到着した上海虹橋国際空港に比べかなり大きい。上海南駅と関西空港とイメージが重なる。











空港から市内に戻るのにリニアモーターカーに乗る。





最高スピード301km。結構揺れた。



東方明珠電視塔
珍しいコンクリートタワー。鉄骨タワーに無い迫力がある。
地震の無い上海だから出来ること。日本人の感覚からすると怖い。



土曜日だった為か、観光客で一杯だった。
子供のころに来た東京タワーに似た感覚。



球体展望台は床・手すり共にガラスになっていて、観光客には大人気。



上海科学技術館



オリエンタル・アート・センター



Pudong Exhibition Hall



新江湾城文化中心



同済大学
安藤忠雄氏設計
他の建物と違い、建物と水平に窓が開く。







1933
家畜屠殺場を商業施設やオフィスに改装。
ここは第4次優秀歴史建築物として上海市が認定した建物の一つである。





東西南北に建つ4棟の建物が中心の屠殺場を囲むような作り。
各建物は狭い通路でつながり、まるで迷路。



ここの最上階は吹き抜け部分にガラスを掛け、その上を歩ける様にしている。



ここの周りは再開発前の風景がまだ見られる。



屠殺場として設計された建物を、改装することで全く別のすばらしい空間に作り替えている。

見学後分かった事だが、この迷路の様な狭い通路は、家畜をここに連れてきて暴れられない様にして、屠殺していたのだろうとの事だった。

6月26日(黄印)

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2010年7月5日月曜日

2010年 日本建築学会賞受賞者記念講演会

7/2(金)建築会館にて、2010年 日本建築学会受賞者記念講演会「作品を語る」行われた。

受賞作品である北山恒 氏・金田勝徳 氏 による「洗足の連結住棟」、西村浩 氏 による「岩見沢複合駅舎」の講演が行われ、それぞれの作品に対する思いが語られた。



2010年7月2日金曜日

上海国際万博&上海建築探検ツアー 1日目

鹿児島県とほぼ同緯度上にある上海は、日本と同じく梅雨の季節。
傘の手放せない4日間になった。

6月25日
羽田から3時間弱で上海到着。
空港からバスに乗り込み、そのまま上海建築探検ツアーに向う。
上海は生憎の雨。



まず上海龍之夢麗晶大酒店・The longemont Hotel Shanhaiロビーエントランスを見学。



ここから徒歩で隈研吾氏設計のZ58に向う。
ミラーステンレスと植栽の緑のコントラストが古い街並みに不思議と合う。





次に恒隆広場 Plaza66へ。



恒隆広場は2001年にオープン。オフィスとデパートで構成されている。デパート入口には高級車が展示され、日本でも馴染みのある高級ブランショップが数多く入店していた。

防煙垂壁は二重ガラス?を天井に固定。ガラス間のガスケットや下部のガラス受け固定金具は無く、それぞれ単体で天上に固定されている様子。



続いて上海南駅に向かう。雨は小降りに。
鉄骨で構成されるドーム建築は、駅と言うより空港を連想させた。
柱や梁の大きさに驚く。大きすぎて外観がカメラのフレームに入りきらない。

















屋根はガラスになっており、照明無しでも明るかった。
太陽光の届かない到着口の照明は最低限のみ。



発電量不足の為、電気を消しているのかと思ったが、上海では環境保護に力を入れているらしく、省エネの一環のようだ。

6月25日(赤印)

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