2015年3月31日火曜日

PATIO PETITE 2015年新作コレクション発表

建築金物総合商社 杉田エース(株)は、同社が展開するガーデンファニチャーブランド「PATIO PETITE」より、2015年の新作コレクションを30日東京・青山にて発表した。


PATIO PETITEは、都会のテラスやマンションのベランダのようなスペースでも使えるように考えられたコンパクトなガーデンファニチャーで、折り畳んで収納できるテーブルやチェア、プランターやガーデングッズをディスプレイしながら収納できるシェルフなど、ライフスタイルに合わせた全30種類の豊富なバリエーションを展開している。

発表された新作コレクションは、バーベキューに最適なキャスター付きの収納ボックス、リゾート気分が味わえるデッキチェアなど、新たに20シリーズが加わる。これまでのシリーズと組み合わせて使用することで、より楽しみの幅が広がるファニチャーとなっている。また、チェアのクッション部などはすべて防水素材となっており、レジャーなシーンにも気軽に利用できる。


リクライニングする2人掛けチェア「BREEZE(ブリーズ)」
折り畳めるサイドテーブルが付いている

日よけ付きのリクライニングできるデッキチェア「BUNGEE(バンジー)」

座面が回転するチェアは柔らかなクッションでホールド感抜群
テーブル中央にはパラソルも設置可能 「SALON(サロン)」

場所を選ばず昼寝が出来るデイベッドとなるハンモック「SIESTA(シェスタ)」

4人掛けできるサイズのテーブルに日差しを遮るパラソル
ポールにBluetoothスピーカーを設置することで音楽も楽しめる「BIANCA(ビアンカ)」


広げると4人掛け、畳むと2人掛けテーブルとなり、人数が増えたときでも即座に対応「CHESS(チェス)」

ベンチにもなるキャスター付きのボックスは、2脚のスツールを収納でき、半分に畳まれたテーブルを展開することでパーティにも使えるセットとなる「DRAWER(ドロワー)」

レジャーシート、クッションは撥水性のある素材で汚れが落ちやすい


2015年新作コレクションは、青山のライフスタイルショップ「clubESTA SHOP(クラブエスタショップ)」にて4月下旬より販売を開始する予定。また、4月29日(水)には、clubESTA SHOP奥の展示スペースを全面リニューアルし、PATIO PETITEを中心にエクステリアやガーデンにまつわるライフスタイル雑貨も展開する。



2015年3月30日月曜日

la kagu「みえないものを設計する―清水建設の6つのプロジェクト―」

神楽坂にあるla kaguにて建築展「みえないものを設計する―清水建設の6つのプロジェクト―」が3/25~29、記念トークセッションが3/27に開催された。 今回の建築展では、清水建設の6つのプロジェクトを事例に、空気や熱、人の動きや力などの「みえないもの」を最先端のシュミレーション技術を用いて可視化し、設計する手法を映像展示と冊子で紹介。 (写真提供:清水建設)
トークセッションでは建築家の豊田啓介氏(NOIZ ARCHITECTS)をゲストパネリストに迎え、「これからの設計」をテーマに清水建設でのデジタルファブリケーションを使った3つの事例(①複雑な伝統建築の地震時の揺れを三次元解析モデルを用いて解析・再現した事例②清水建設本社新社屋で用いたデジタル技術事例③将来を見据えたプロジェクトととして東京大学との産学共同プロジェクト(STIK)の事例)をプレゼンテーション。それぞれのプロジェクトに関して豊田氏がコメントをしながら、デジタルファブリケーションの可能性や量産化が普及している世の中で、そうではないものを見出していくことの価値やおもしろさについてを話した。
80名の会場は満席状態でどのプレゼンテーションも充実した内容でまだまだ聞き足りないという声が会場からたくさんあがっていた。

2015年3月27日金曜日

SALHAUS設計 tetto 内覧会

SALHAUS設計のtetto内覧会に伺う。
ここは市街化調整区域に建つ集合住宅・集会場。市街化調整区域に指定される前から施主の住宅のあり、建設が可能となった。施主の希望により木造。木部分には塗装を施してる。

入口から。左奥に集会場が見える。
住戸1から7。
右側建物1階が集会場。2階は住戸8。
集会場は施主が町内会長であり、以前から施主宅に住民が集まっていたので、その機能を継続させた。住民の使用も可能。
住戸は8戸。一階には土間と専用庭を設置。これは集会場と住戸とのバッファとして配置。ルーバーは目隠しとして機能する。
住戸内から外を見ると土間とルーバーが、外部と住戸を緩やかに遮断しているのが分かる。
8戸のうち7戸は重層したメゾネット住戸。隣室上に2階を設けている。上下階で重なる部屋の使用目的を変化させる事で生活騒音に対応している。
住戸ごとに階段の壁の色が違う。
ベランダのパーティションにベンチ。
垂木の間に光採り用のガラスをはめ込んだ軒下。



2015年3月26日木曜日

Kvadrat/Raf Simons 新作テキスタイル発表会

Kvadratは、Kvadrat/Raf Simonsの新作テキスタイルを世界に先駆け、25日東京・南青山で発表した。発表会では、新作テキスタイルを張った名作家具や、2015年2月に行われたRaf Simons 2015 AWコレクションの新作ルックも合わせて展示された。



Kvadrat/Raf Simonsとは、デンマークを代表するテキスタイルブランド、Kvadratのプレミアムラインとして、2014年3月にロンドンで発表された。ディオールのアーティスティック・ディレクターとして活躍するデザイナーRaf Simons氏と共に制作した本コレクションは、革新的な色と素材を用いてハイエンドな空間を演出する。



新作テキスタイルは、「Noise(ノイズ)」、「Masai(マサイ)」、「Sirocco(シロッコ)」の3つのデザインで構成され、ツイード、ギャバジン、デニムなどの丈夫な布に使われる綾織りに注目して制作されている。綾織りの特徴的で斜めに強く走るパターンを強調したデザインと、また控えめに表現されたデザインの両方が様々な色の糸で織りあげられている。

「Noise(ノイズ)」を使用したチェア





「Masai(マサイ)」を使用したベンチソファー

2月に行われたRaf Simons 2015 AWコレクションで披露された新作ルック
それぞれ新作のテキスタイルが生地として採用されている







デザイナーのRaf Simons氏は「綾織りのパターンは、多彩な色とすっきりとした線を融合するのに完璧な構造です。そして新鮮な印象をもたらします。さまざまな素材の糸と複数の撚り糸を組み合わせることで、深みが生まれるだけでなく、結果としてはっと驚くような色とパターンを表現することが出来ました。」とコメントしている。


2015年3月18日水曜日

おいしい東北 パッケージデザイン展

東京ミッドタウン・デザインハブにて、第50回企画展「おいしい東北パッケージデザイン展 in Tokyo」が開催されている。
東北にある企業10社10製品の新しいパッケージデザイン案を全国から応募。審査で選ばれた受賞作品270点が展示し、デザイン対象商品の特性や企業の要望、受賞作品のデザインコンセプトを紹介している。
実際に商品化が決定し、販売が予定されている商品もある。
(上)オリジナル(下)商品化されたパッケージデザイン
 (上)オリジナル(下)商品化されたパッケージデザイン
他の優秀賞、入賞作品もすぐに製品化できるほどレベルの高いものが揃っている。
10製品それぞれの魅力を引き出すための多種多様なパッケージデザインを見ていると、デザインの奥深さと可能性を感じる事が出来た。

3月29日まで。