2022年8月30日火曜日

BAG-Brillia Art Gallery-にて開催、『LIVE+LIGHT In praise of Shadows「陰翳礼讃」現代の光技術と』

BAG-Brillia Art Gallery-は、東京建物が昨年10月にオープンさせたギャラリーで、「暮らしとアート」をテーマにした展覧会を企画・開催している。

9回目となる今回の展覧会は「暮らしと光」を主題に取り上げる。
文豪 谷崎潤一郎のエッセイ「陰翳礼讃」における「光」と「翳り(かげり)」を、現代の視点で空間に表現。その光の繊細さを、私たちの暮らしの中に取り込み、より豊かな日常に反映することを意図し企画された。企画制作は、LIGHT&DISHESの谷田宏江氏、演出ディレクションはルフトツークの遠藤豊氏。
▲photo by Akihiro Sugiura

展示スペースは2つに分かれており、1つめの展示スペース<+1>では、「陰翳礼讃」から6つの文章を引用し光を体感するとともに、光の変遷をわかりやすく展示。現代のLED技術を駆使し、日本の伝統素材や工芸品を演出することにより、さまざまな角度から光を視覚的に表現する。
▲写真3点、photo by Akihiro Sugiura

2つめの展示スペース<+2>では、LIGHT&DISHES がセレクトした照明とオリジナル照明の販売、及び照明関連メーカーとともに暮らしを豊かにするツールの展示や照明に関する情報を発信する。
会場は、開館時間内で自由に内覧可能。会期中の9/23には、谷田氏と遠藤氏が宮前義之氏(A-POC ABLE ISSEY MIYAKE デザイナー)をゲストに招き、トークディスカッションをオンライン配信にて行う。参加方法は公式サイトにて発表。

2022年8月9日火曜日

2022BCS賞決定

日本建設業連合会は土木分野「土木賞」及び建築分野「BCS賞」を決定した。

2月より各分野において選考を進め、 8 月 4 日の日建連表彰委員会 委員長:押味至一 鹿島建設会長 において、 土木賞の受賞プロジェクト・構造物を 12 件 特別賞 2 件を含む 、 BCS賞の受賞作品を 15 件、 合わせて全 27 件を決定した。

【第63回BCS賞】

・熊本城特別見学通路(熊本県熊本市)

・熊本都市計画桜町地区第一種市街地再開発事業(熊本県熊本市)

・GREEN SPRINGS(東京都立川市)

・国立競技場(東京都新宿区、 渋谷区)

・THE HIRAMATSU 京都(京都府京都市)

・三栄建設 鉄構事業本部新事務所(大阪府大阪市)

・ダイヤゲート池袋(東京都豊島区)

・谷口吉郎・吉生記念金沢建築館(石川県金沢市)

・東京大学総合図書館(東京都文京区)

・東京都公文書館(東京都国分寺市)

・長野県立美術館(長野県長野市)

・延岡駅周辺整備プロジェクト(宮崎県延岡市)

・Hareza 池袋(東京都豊島区)

・横浜市庁舎(神奈川県横浜市)

・早稲田大学37 号館 早稲田アリーナ(東京都新宿区)

昨年に引き続き、日建連表彰PRコンテンツ「けんせつのチカラ」を制作。俳優の高橋克典さんが「けんせつ特派員」として日建連表彰2022の受賞案件を訪ね、プロジェクトにかかわった方々のお話を伺いながら紹介する。YouTubeの日建連公式チャンネルにて2022年11月25日に公開予定。

日建連表彰:https://www.nikkenren.com/sougou/award.html

2022年8月1日月曜日

8月2日まで「住宅建築賞2022入賞作品展 RESIDENTIAL ARCHITECTURE PRIZE」開催中

新宿パークタワー5F 特設会場にて「住宅建築賞2022入賞作品展」が2022年7月14日

(木)〜2022年8月2日(火)まで開催されている。 



住宅建築賞」は新人建築家の登竜門であり、作品を通して住宅建築に対する理解


を深め、近年多様化している「すまい」の新しい可能性を見出そうとするもので


ある。応募作品は原則として最近3年以内に竣工し、東京・埼玉・千葉・神奈川に


建つ一戸建住宅、集合住宅及び併用住宅などの作品を募集している。 




 

住宅建築賞2022金賞は畠山 鉄生 氏+吉野 太基 氏による設計の「河童の家」


であった。構造体を兼ねる階段の存在が印象的であり、最上階である3階から


も構造の役割を果たすべく天井まで階段が続いている。会場では構造模型や


建築の概要を見ることができる。 

 




入賞作品3点についても会場にて模型と建築概要の展示をおこなっている。 

 








住宅建築賞2022入賞作品展 RESIDENTIAL ARCHITECTURE PRIZE 

 


会期:2022年7月14日(木)〜8月2日(火)

 

開館時間:10:30~18:30   


休館日:水曜日  


会場:新宿パークタワー リビングデザインセンターOZONE 5F 特設会場 

   JR線:JR「新宿」駅南口から徒歩 約12分※ 

   都営新宿線・京王新線:「新宿」駅から徒歩 約10分※ 

   (※都営新宿線出口8方面の地下道「ワンデーストリート」を通り、 

     ワシントンホテル出口から地上に出ると便利です。) 

   京王新線:「初台」駅から徒歩 約6分

   都営大江戸線:「都庁前」駅 A4またはA5出口から徒歩 約8分

   小田急線:「参宮橋」駅から徒歩 約10分


入場料:無料