2009年10月31日土曜日

TOKYO DESIGNERS WEEK 2009 の歩き方:2日め

西新宿リビングデザインセンターOZONEで開催されたスペイン「I'm in love」デザインフォーラム「スペインにおけるイノベーションとクリエイティビティの発展」へ。レクチャラーのナニマルキナとトウスは共にバルセロナに事務所を構えている。前者は商品の製造過程をビジュアルでつぶさに、後者はカンパニー情報に重きを置いた対称的な内容。
カコイイ同時通訳受信機は独系BOSCH製。

2009年10月30日金曜日

DESIGNTIDE TOKYO 2009 の歩き方

東京ミッドタウンにて「DESIGNTIDE TOKYO 2009」始まる。地上キャノピースクエアには、オーノJAPAN / 大野博史氏による「CH/air」が鎮座している(でかっ)。ミッドタウン主催DESIGN TOUCHとの共同案内所で、資料が置かれたインフォデスクも大野氏デザイン。

DESIGNTIDE TOKYO 2009 の歩き方:その2

会場構成は昨年に続いて谷尻誠氏。真っ白い
綿による雲の空間が出現、触れるとフワフワと柔らかい。総重量は2.5t。照明も淡く移り過ぎ、洞窟の窪みに潜む各出展ブースをゆらゆらと訪ね歩く感覚。


コンセプトなど、Web Magazine「OPENERS」に谷尻しへのインタビュー記事あり。

DESIGNTIDE TOKYO 2009 の歩き方:その3

寺田尚樹デザイン「1/100 建築模型用添景セット」に新作「東京ストリート編」が登場。ミッドタウンBFのショップ:5th Alley Studioでも、製造・販売元であるかみの工作所のフェアも同時開催中。榎本文夫、寺田尚樹、藤森泰司の三氏による出展ブース「FURNITURE FOR PRESENT LIFE」にて(撮影協力:寺田さんご本人)。

DESIGNTIDE TOKYO 2009 の歩き方:その4

柳原照弘氏率いるISOLATION UNIT / TERUHIRO YANAGIHARA のブースにて。今春のミラノサローネで発表された、繊細な構造の上に成立しているtable「1915」ほか出展中。

DESIGNTIDE TOKYO 2009 の歩き方:その5

NOSIGNER(ノザイナー)さんのブース。徳島木竹工業協同組合と立ち上げたブランド「AWA」など。左奥の細長い跳び箱みたいな7段チェスト「Cartesia」は、右からも左からも引き出せる摩訶不思議な造り。

DESIGNTIDE TOKYO 2009 の歩き方:その6

「DESIGNTIDE TOKYO 2009」のプレスキットに入っていたMOLESKINEのメモポケット+プレーンノート。名刺交換の場でとてもお役立ち。

青木淳氏、伊東豊雄氏、SANAA、深澤直人氏らが参加した「Detour(デトゥア)Tokyo」は、表参道MoMa Design Store で11/4まで開催中。

TOKYO DESIGNERS WEEK 2009 の歩き方

TOKYO DESIGNERS WEEK > 100% Design Tokyo 始まる。以下、明治神宮外苑絵画館前会場にて(プレス撮影許可済)。
今年のテーマ「Love Green」を表わしたテント会場のエントランスゲート。
移動型スタジオModio[モーディオ]は首都大学東京システムデザイン学部鈴木研究室によるもの。
日本サブウェイ、植物工場店舗を併設した未来の店舗モデルを提示。

TOKYO DESIGNERS WEEK 2009 の歩き方 :その2

100%Professional」会場にて。画像上:フレシキブルな収納棚「OTHELLO」横河設計工房。画像中の右:君塚賢/トネリコ「30%」は地球上の陸地面積に対する森林の割合を素材にも反映させた椅子。成瀬・猪熊建築設計事務所は絶妙なバランスを保っている極めてシンプルなコートハンガーを出品(画像下の左)。

TOKYO DESIGNERS WEEK 2009 の歩き方:その3

CO2排出量25%削減を提案する「 Low Carbon Life-design Award 2009」のキックオフ展示(NPO法人DESIGN ASSOCIATION+環境省)。仕口で組み上がっており、サンプルを実際にいじってみる事が出来る。ブース設計は同アワード審査委員長を務める隈研吾建築設計事務所、構造は佐藤淳構造設計事務所。

TOKYO DESIGNERS WEEK 2009 の歩き方:その4

JAXSON青山ショールームへ。イタリアの高級ガラスモザイク[BISAZZA]とコラボレーションしたコンセプトモデルを展示中(TDW会期中11/3までのショップエキシビション)。

TOKYO DESIGNERS WEEK 2009 の歩き方:その5

神宮前SUS gallery燕の食卓展」へ。ステンレス、チタンの加工作品。出展者:橋本潤、リーフ・デザイン・パーク、小林幹也、平社直樹。TDWのギャラリーエキシビション展示だが、会期は11/21まで。

DESIGN TOUCH 2009 の歩き方

東京ミッドタウン・ガーデンでは、稲田みかげ石を使ったパブリックアート展「INABA STONE EXHIBITION vol.3」が、昨年に続く3回めの開催。画像は古平正義氏による「喫煙所とトイレのサイン」。

2009年10月29日木曜日

マルニ木工新商品発表会

東日本橋マルニ木工東京ショールームでの「MARUNI COLLECTION 2009 AUTUMN」へ。深澤直人氏とのコラボ家具シリーズに、センターテーブル、サイドボードなどが新たにラインナップした。


画像は2Fに展示されている「next maruni」>妹島和世+西沢立衛/SANAAによるアームレスチェア(通称:ラビットチェア)。今秋から6色がカラフルに展開中。

Yamagiwa「CHAIR COOKIE」

Yanagiwaプレス内覧会といえば、資料+お洒落なお菓子が付いてくるのが楽しみである。去年はハロウィンのチョコ、今年は椅子の形をしたオリジナルクッキーでした。内覧シーズンの移動中にちょっとした糖分補給をというお心遣い、美味しくいただきました。

yamagiwa 新作家具発表会

秋葉原ヤマギワリビナ本館にて「Yamagiwa Salone 2009」開催。Yanagiwaオリジナル家具「YS collection」および「YK collection」お披露目のほか、driade、MOROSOなどインポートブランドの新作家具が発表された。画像はパッケージまでお洒落なartek「10-Unit System」。坂茂氏によるデザイン、1パーツを10個でチェアになり、20個でベンチにもなる。

スピリチュアルモード新商品「subaco」発表

和光製作所による浴室関連オリジナルデザインブランド「SPRITUAL MODE/スピリチュアルモード」から、新商品「subaco」が発表され、南青山ショールームにお目見えした。4立方mほどの空間に、バス、トイレ、洗面、ミニキッチンなどが収まっている。12/1より受注開始。

2009年10月28日水曜日

青山芸術祭2009 開催中

今年で9回めを数える青山芸術祭(10/19-31)>DESIGNAWARD2009「コピーで青山。」が、青山通、外苑西通などで開催中。エントリー820点のうち、浅葉克己審査委員長らによって選ばれた100作品の"フラッグ"が、ストリートを彩っている。
いよいよ青山界隈がデザイン一色に染まり始める。

2009年10月27日火曜日

"硝子×デザイナー・建築家×職人"のめくるめく世界

AXISギャラリーで本日より始まった「三保谷硝子店 101年目の試作展」へ。倉俣史朗氏「硝子の椅子」をはじめ、今も吉岡徳仁氏、高松伸氏、橋本夕起夫氏らと数々のコラボレーションを行なっている(トラフ建築設計事務所《NIKE 1LOVE》など)。会場ではその歴史と、16人のそうそうたる出展者による"試作"などと呼ぶには美しすぎるガラス作品に出会える。11/8まで。

2009年10月25日日曜日

Archi-TV 2009「1/1」

Archi-TV 2009「1/1コンペティション」優秀賞2作品が、銀座・「銀茶会」にて野点空間として実現された。
雨のため屋内開催となったが、茶会には大勢の来場者が訪れ茶会を楽しんでいた。
芝浦工業大学設計・武者小路千家


千葉大学大学院設計・江戸千家

2009年10月23日金曜日

KDS連続講座 吉岡徳仁「みえないかたち」

桑沢デザイン研究所主催スーパー・オープン・レクチャーへ。シリーズ「デザインの現代」第2回は吉岡徳仁氏。BGM付のDVDをベースに詩的な作品レクチャー40分+質疑30分。現在準備中という来年のサローネ出品作品についてチラと予告があり(スワロフスキーと組む)、風にたなびくスカーフをイメージしてデザインしたという《銀座エルメス》でのウィンドーディスプレイが、来月5年振りに復活するというのも楽しみ。

「ザハ・ハディド建築を語る」

高松宮殿下記念文化賞受賞記念文化講演会へ。ザハ・ハディド登壇、会場は早くに満席、関係者席には長谷川逸子氏、伊東豊雄氏、三宅理一氏の姿も。
これまで国内で見られるのは《NEIL BARRETT青山店》のインテリアぐらい(2008/9/6blog)だが、現在、富ヶ谷と北海道でPJが進行中とのこと。

2009年10月20日火曜日

INAX世田谷ショールーム 10/24(土)オープン

世田谷区上用賀の環八沿いに、INAX世田谷ショールームが10/24(土)オープンする。グランドオープンの今週末の土日には、奥様向けのクッキングトークショー、親子で楽しめる「光るどろだんご作り教室」が開かれる。この"どろだんご"を、そんじょそこらの"泥団子"と思うなかれ。あなどれん、まっこと美しい球体なのである(常滑/INAX土・どろんこ館のリリース参照)。

2009年10月19日月曜日

帝国ホテル 〜F.L.ライトの残照

日比谷《帝国ホテル》メインロビー突きあたり、EVホールの前にある大谷石のレリーフ。案内板によれば「ライト館のロビーの一角にあった壁のデザインに手を加え制作したもの」とある。

2009年10月16日金曜日

新木場駅前《木材会館》

今年7月竣工の《木材会館》見学会へ。日建設計/勝矢氏による専門的レクチャー。館内に1歩入った瞬間、鼻腔をさす木の芳香。各所に檜、杉、タモ、山桜など合わせて9種類もの木材が配されている。
東京木材問屋協同組合サイト>木材会館ページに、各階概要や工事記録、竣工写真がアーカイブ化されていて見応えアリ。






乾久美子事務所《HIBIYA KADAN 日比谷公園店》竣工間もなく

乾久美子建築設計事務所による《日比谷花壇日比谷公園店》。内部の天井照明が点灯しているところをみると、間もなく竣工か。バックの《日生劇場》も《よみうりホール》と同じく村野藤吾氏の設計。夕暮れ色に染まった外観が、《HIBIYA-KADAN》のピンクの外壁とハモっていて美しくも愛らしい。


2009年10月15日木曜日

ギャラ間 隈研吾氏講演会

ギャラリー・間「隈研吾展」オープニングイベントが、有楽町よみうりホールにて開催された。村野藤吾氏設計の築52年の由緒あるホールでの講演ということで、企画展テーマである"Organic"とも関連づけて、隈研吾氏もこの日を楽しみにしていたという。

2009年10月14日水曜日

ギャラ間「隈研吾展」明日より

ギャラリー・間にて「Kengo Kuma Studies in Organic」展オープニング、画像はプレスを前に模型の説明を行なう隈氏(展示模型総数およそ150個!)。この時点でかなり盛況の会場。辞す際にはEV前で伊東豊雄氏、1歩外に出て難波和彦氏、更に降車する小嶋一浩氏と立て続けに遭遇。いや実に華やか。

「五十嵐淳×松岡恭子展」始まる

松屋銀座7Fギャラリーにて「五十嵐淳×松岡恭子 北海道と九州の若き建築家の交錯展」始まる。オープニングイベントとして、アップルストア銀座にてトークショーが開催された。二人の作品レクチャーと展示コンセプトの説明など。意外にも五十嵐氏の企画展は初という。会期は11/9まで。

2009年10月11日日曜日

デジタルパブリックアート IN 羽田空港

羽田空港内で11/9まで開催中のPJ「空気の港」へ。作品ガイドツアーに参加すると、ほぼ全作品を効率良く回れて作品への理解も深まるが、主催側は文字通り"空気のような"存在で良しとしている。とはいえ、第2ターミナル(ANA側)から旅立つ人は、B1Fと出発ロビーを結ぶエスカレータ途中で「Please Watch Your ○○!」&降り立つ人は荷物受け取りのバゲッジが4番なら"幸福の白い鳥"に遭えるかも。
設営やPR用動画撮影時のエピソードが面白かった。
羽田まで京急線で片道400円、展覧会入場料と思えば安いもの。

2009年10月10日土曜日

「建築学生同盟 北海道組」がblogを開設

今年4月に発足した「建築学生同盟 北海道組」が、10/8よりblogをオープン。学生による運営で、アドバイザーに五十嵐淳氏らが名を連ねている。

※画像はあくまでイメージ、上記団体とはカンケイありません(2003年 美瑛にて撮影)

2009年10月9日金曜日

Archi Future 2009

有明TFTでの「Archi Future 2009 再構築される、ボーダレス時代の建築領域」へ。並行して開催されたセミナー・講演会はまわりきれず、特別対談1(藤本壮介×和田智)と2(石上純也×平田晃久のみ聴講(ダブってなければ金田充弘氏のセミナーも聴きたかった)。

INAX:GINZAでの明日10日が最終日の企画展「20XXの建築原理へ」で示された平田案(画像:左手前)は、現在進行中のPJ《I邸》が増殖した姿と思われる。

2009年10月8日木曜日

2009年10月7日水曜日

NEG「空間デザインコンペ」表彰式

第16回空間デザインコンペティション(日本電気硝子主催)表彰式が都内で開催された。ガラス質のポケットパークをテーマに、A提案部門およびB作品例部門の2部門での選考。詳細は月刊『新建築』12月号で発表される。