2010年12月28日火曜日

仕事納め、恵比寿arflexにて

恵比寿にあるアルフレックス(arflex)ショップ東京へ。今年10月から発売されているモルテーニ社のシステム収納家具や、パトリシア・ウルキオラ氏デザインによるソファ「NIGHT&DAY」、チェア「GLOVE」などを遅ればせながら見学。
同ショップでは、ウルキオラの「CHASEN」(FLOS社)など各社デザイン照明も家具と取り合わせて展示されている。BOCCI社の「28」は初めてまぢかで見た。恵比寿のショップは年内は明日29日まで営業。
UPDATE 6時間後の訂正:明日12/30→明日は12/29(水)でした。失礼しました。

2010年12月26日日曜日

今年の映画見納め「トロン:レガシー」

映画「トロン:レガシー」を観る。予備知識無しだとツラいストーリーは置いといて、「2001年宇宙の旅」他へのオマージュや、強烈な印象を残す某キャラにかの"アマデウス"(舞台の方)を配すあたりがツボにきた。
公式サイトによれば、J.コジンスキー監督はスタンフォード大で機械工学を学んだ後、コロンビア大で建築の修士課程を修了している。世界観もデザインもスタイリッシュだが、圧巻だったのは音楽。Daft Punkの2人はカメオ出演も果たしている。

2010年12月25日土曜日

NHK教育「ミューズの微笑み」で《ホキ美術館》再放送

本日AM10:30よりNHK教育「ミューズの微笑み ときめき美術館」で、日建設計の山梨氏らが担当した《ホキ美術館》再放送あり、とブログでつぶやいてみる。観てから行くか、行ってから観るか。画像は曇天下の12/13撮影のもの。

2010年12月22日水曜日

INAXギャラリー2「下平千夏 -implosion point-展」 12/25まで

INAX:GINZA2F/INAXギャラリー2で開催中の「下平千夏 -implosion point-展」を観る。

会場配布物「アートニュース」掲載の過去の作品写真などからも、なんとなく建築っぽいなと思ったら、やはりムサビの建築出で、元から建築や構造に興味があったけれど、土屋公雄客員教授の或る課題がきっかけでアート作品をつくるようになったらしい(同紙インタビューより)。
次回作も観てみたい。本展会期は12/25(土)まで。

2010年12月21日火曜日

「第1回AGC studio デザインフォーラム」に乾久美子氏登壇

旭硝子の体験型ショールーム「AGC studio」にて「AGC studio デザインフォーラム」開催。第1回目の講師は乾久美子氏。同ショールーム2Fの会議室と打ち合わせスペースの設計を担当した乾氏自身によるレクチャー。
このほか《TASAKI 銀座本店》、《HIBIYA KADAN 日比谷公園店》、《ルイ・ヴィトン大阪ヒルトンプラザ店》におけるガラスの使い方と効果についても語る。
定員30名、ほぼ満席。後半は実務経験者から具体的な質疑が幾つも挙がった。約45分の作品レクチャーで乾氏が言い漏らした内容を引き出し、非常に面白かった。
第2回講師は未定だが、本セミナーは今後も続く予定。

2010年12月18日土曜日

納谷建築設計事務所《奥沢の住宅》オープンハウス

先週の《川口の住宅》に続き、納谷建築設計事務所《奥沢の住宅》オープンハウスへ。本日も晴天ナリ。画像は北東側の外観。
敷地面積112.53平米、RC+木造の地上2階+ロフト。4隅に4つの異なる植栽の坪庭を持つ住宅。


駐車場奥の壁に取り付けられた=自転車止めとのこと。初めて見た。

1F居室よりガラス窓を通して駐車場を見る。
左側(手前)はウォークインクローゼット。廊下との境に引き戸が収納されていて、普段は居室(寝室)と隔てる。左を奥へ進むと水まわり空間。

洗面所+トイレ。左側に"ヤマモミジの坪庭"。

反対側:浴室と"クリスマスローズの坪庭"。画像右端はPS社のタオルウォーマー。

1F居室+"コハウチワカエデの坪庭"。4種類の植栽は納谷事務所による提案。

秋に色づく"コハウチワカエデの坪庭"を玄関・階段側より見る。2Fへ続く階段下は収納になっている。

2Fへ。

構造を兼ねた天井リブが見える。

2F/リビング・ダイニング。
左奥は洗濯・家事スペース、右奥はトイレ。右側に子供部屋が2つ。

子供部屋は2つ、対称形。

リビング・ダイニング奥から、階段・キッチン側を見る。

南面バルコニー。YKKの日よけ兼雨覆い(オーニング)「サンブレロ」付き。奥の坪庭を見下ろすと、"コハウチワカエデ"の坪庭。

かなり広いカウンターのアイランドキッチン。食洗・厨房機器はMiele社製が入っていた。

北東側の坪庭"。植えられた"ヤマボウシ"は、初夏には白い花をつけ、秋には実をつけるミズキ科の植物。


キッチン上のロフトへ。


このロフト空間を確保する為、1F床をギリギリまで下げて、高さを調整した。

ロフト開口部から2F見下ろし。

2Fリビングよりロフト見上げ。

4つの角坪に植えられた植物は未だ小さく、枝も細いが、いずれ(子供達の成長にあわせて)どんどん大きくなり、彩りも季節ごとに美しく変化する。竣工後のこれからがとても楽しみな家である。

2010年12月15日水曜日

「ピータークック:FROM ARCHIGRAM TO CRAB」展始まる

「建築家フォーラム第97回:PETER COOK:FROM ARCHIGRAM TO CRAB」がINAX:GINZA 7Fを会場に始まった(会期:12/28まで、入場無料)。


画像はおとついの夜の時点での会場の様子。東京都市大学手塚研究室の学生有志による設営をSir.ピーター・クックがチェック、白いテーブルに色鉛筆や彩色ペンで即興ドローイング(動画)、疲れも見せずに《グラーツ美術館》などのドローイングが並ぶ会場をぐるり巡ってのレクチャー(通訳:手塚貴晴氏)を行ない、最後には展示スタッフとの記念撮影に笑顔で応じた。この間、約3時間。御齢73のアーキグラムの巨匠、なんてタフ。




本展の為にクック卿がデザイン(手塚研究室が制作)したテーブルは、繊維状の木材を成型したMDF(medium-density fiberboard)で出来ている。90度に曲げるのは結構な作業だったらしい。

18:30より、日本橋YUITO6F/野村コンファレンスプラザ大ホールにて講演会(同時通訳:手塚貴晴氏)。前方関係者席に確認できただけでも磯崎新、新井千秋、トム・ヘネガン、伊東豊雄、長谷川逸子氏ら建築家がズラリ。水代わりに日本酒をグラスで嗜みつつ、身振り手振り、時にジョークを交え、茶目っ気たっぷりに語る巨匠に、会場大いに沸く。



12/21追記
その後、追加のドローイングはなされず、テーブルは13日(月)夜の状態でフィニッシュとなった。

2010年12月13日月曜日

Sir ピーター・クック来日

明後日よりINAX:GINZA7Fを会場に開催される「建築家フォーラム第97回:PETER COOK:FROM ARCHIGRAM TO CRAB」を前に、ピーター・クック氏が来日。今回の展覧会用にデザインされたテーブルに向かい、いろとりどりに2時間以上にわたって精力的にドローイングを行なった(今日のところは画像2枚のみ更新)。

Before↑ ↓After(21時で一時中断、続きは後日)


12/16追記「動画」を更新(再生時間約6分、撮影:KENCHIKU編集部)
Sir ピーター・クックによるドローイング制作の様子(2010.12.13 17:30-21:00)


展覧会初日12/15には「TOWARDS A NON-SOLID ARCHITECTURE」と題して、野村コンファレンスプラザ日本橋6F大ホールにて講演会が開催される。

話題の《ホキ美術館》へ

11/3のオープン以来、大盛況という千葉県《ホキ美術館》へ。
設計:日建設計/山梨設計室、施工:大林組。館内外の画像と仕様詳細は[弐代目・青い日記帳]のレポートに詳しい。






あいにくの雨模様だったが、写実絵画の鑑賞と、館内の空間を堪能するには十分。
イタリアン「はなう」のランチ(¥2100)も美味しかった(西麻布アルポルト系列)。土日は順番待ちの列が伸びる人気ぶりというのも頷ける。食器はたぶん全てジノリ製。

雑誌で見て予想していた以上に素晴らしい空間だった。東京から快速で1時間強かけても行く価値は十分にあり。晴天下に再訪することをここに誓う。

2010年12月12日日曜日

高円寺《なみのゆ》の煙突

高円寺北にある銭湯「なみのゆ」の煙突が11/25からライトアップされている。周辺は静かな住宅地で、遠くからでもひきとわ目立つ。単に照明をあてたものではなく、LEDを使っていて、カラフルに変化する。

SONYによるイベント「VAIO ASSIST TORCH PROJECT」の一環。PJサブタイトルに「みんなのアシストで、世界を照らそう」とあり、Twitterから寄せられたメッセージがリアルタイムで流れる(画像は一昨日の撮影)。