日本財団みらいの福祉施設建築プロジェクト
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日本財団は、令和6年能登半島地震および奥能登豪雨で甚大な被害を受けた石川県で、発災直後の物資の輸送や家屋・道路の応急復旧、NPO団体への助成などで総額約25億円の支援を実施してきた。このたび中長期の復興支援の一環として、奥能登地域を中心に住民の交流を一層促進するため「みんなの憩いの場」整備計画を策定し、食堂や温浴施設、コワーキングスペース等整備、能登半島地震被災地全9カ所の建設・運営に対する助成を決定した。2025年7月以降、順次各施設の運営が開始される予定。
今回の「みんなの憩いの場」設計には石川県にゆかりのある建築家や、伊東豊雄氏が主宰する建築プロジェクト「HOME FOR ALL」等が参画しており、地域に根差した居場所づくりを進めるとともに、石川県の関係人口の創出にも寄与していく。
「憩いの場」整備計画概要(予定)
狼煙町みんなの家(仮称)
場所:石川県珠洲市狼煙町テ13-1 構造:木造平家建
敷地面積:535平方メートル 延床面積:100平方メートル
施設概要:交流スペース、食堂・厨房
運営:(特非)奥能登日置らい
設計:クライン・ダイサム
事業内容:イベント・ワークショップの開催、子ども向け遊学イベント、地域伝統の継承等
運営開始予定時期:2025年7月
中田文化額装店(仮称)
場所:石川県珠洲市飯田町14-13 構造:木造2階建
敷地面積:248.52平方メートル 延床面積:215平方メートル
施設概要:交流スペース、食堂・厨房等
運営:(特非)ガクソー 設計:パーシモンヒルズ・アーキテクツ
事業内容:子ども向け学習支援やプログラミングや芸術教室等の実施、高校や企業と連携したワークショップ、カフェ運営等
運営開始予定時期:2025年12月
コミュニティBASEうるしはら(仮称)
場所:石川県輪島市23部1番地57 構造:木造2階建(改修)
敷地面積:245.02平方メートル 延床面積:149.90平方メートル
施設概要:交流スペース、キッチン
運営:(一社)ごちゃらあと 設計:山本周建築設計事務所
事業内容:ヨバレ(食事会)や各種体験教室など交流企画の実施と発信、訪問診療および看護と一体的な個別訪問活動の実施
運営開始予定時期:2025年12月
宇出津コミュニティセンター(仮称)
場所:石川県鳳珠郡能登町字宇出津タ45-1 構造:木造2階建
敷地面積:937平方メートル 延床面積:737平方メートル (助成対象分496平方メートル )
施設概要:交流スペース、食堂・厨房、温浴施設等
運営:(社福)佛子園 設計:Kyma
事業内容:障害者雇用事業、仮設住宅在住被災者の移動支援等
運営開始予定時期:2026年1月
多世代交流センターamiza(アミザー)
場所:石川県鳳珠郡穴水町字大町ほ17-1 構造:鉄骨造
敷地面積:3,669平方メートル 延床面積:902平方メートル (助成対象分512平方メートル )
施設概要:交流スペース、食堂・厨房、温浴施設等
運営:(社福)牧羊福祉会 設計:山岸建築設計事務所
事業内容:健康体操等各種教室、地域交流イベント、福祉法人作成物即売会等の実施等
運営開始予定時期::2025年12月
鵜川みんなの番屋(仮称)
場所:石川県県鳳珠郡能登町鵜川19-94 構造:木造2階建
敷地面積:357平方メートル 延床面積:190平方メートル
施設概要:交流スペース、食堂・厨房、災害備蓄倉庫等
運営:(一社)能登を紡ぐ
設計:工藤浩平建築設計事務所
事業内容:子どもの居場所づくり、仮設住宅への傾聴訪問活動、祭事実施拠点、食文化継承イベント等
運営開始予定時期:2026年2月
町野コミュニティセンター(仮称)
場所:石川県輪島市町野町東大野出村109(町野町野球場)
構造:木造2階建
敷地面積:991平方メートル 延床面積:592平方メートル (助成対象分380平方メートル )
施設概要:交流スペース、ウェルネス、食堂・厨房、温浴施設等
運営:(社福)佛子園 設計:Kyma
事業内容:高齢者向けデイサービス、仮設住宅在住被災者の移動支援等
鉢ヶ崎みんなの憩いの場(仮称)
場所:石川県県珠洲市蛸島町鉢ヶ崎36− 3 構造:木造1階建
敷地面積:972.92平方メートル 延床面積:188.79平方メートル (+半屋外166.66平方メートル )
施設概要:多目的交流スペース、食堂・厨房、コワーキングスペース、半屋外等
運営:(一社)みんなの馬 設計:EIKA studio
事業内容:交流イベントの開催、住民参加型おばんざいの実施、防災ワークショップの実施等
運営開始予定時期:2025年12月
ソ・ト・ウ・ラみんなの家(仮称)
場所:石川県珠洲市大谷町1-78-3 構造:木造1階建
敷地面積:1,002平方メートル 延床面積:195平方メートル (+半屋外165平方メートル )
施設概要:交流スペース、食堂・厨房・商店、コワーキングスペース等
運営:(特非)外浦の未来をつくる会
設計:近藤哲雄建築設計事務所
事業内容:子どもの居場所作り、被災地ツアーの実施、地域ブランドの確立、地域の商品開発等
運営開始予定時期:2025年10月
※掲載写真提供:日本財団
公益財団法人日本財団が、建築デザインを重要な要素として位置づけ、福祉と地域のみらいをつくっていくことを目指して、多様な人の日常を支える福祉拠点の提案を募集していた「第4回みらいの福祉施設建築プロジェクト」の助成決定事業3事業が決定し、3月4日(火)に日本財団ビル(東京都港区)で表彰式が開催された。
2023年3月14日日本財団本社にて、「第2回 日本財団 みらいの福祉施設建築プロジェクト」と「第2回 日本財団 福祉のデザイン学生コンペ」の表彰式が行われた。
「第2回 日本財団 みらいの福祉施設建築プロジェクト」はデザインやクリエイティブの力で福祉施設を地域に開かれた魅力ある場所とするべく実施され、計292事業の中から3事業への助成が決定した。
採択された3事業は、2024年に世界自然遺産登録30周年を迎える屋久島に建てられる、自然と共生する高齢者のためのウェルネスセンターや、深刻化する人口減少・単身化を解決する社会モデルの構築をめざす全世代対応型の福祉施設など、いずれも利用者の生活の質や職員の士気向上などが期待できる施設として選ばれた。
なお、学生を対象に実施したアイデアコンペ「第2回 日本財団 福祉のデザイン学生コンペ」にて、これからの福祉を描く優れたアイディアやデザインを提示した5組への表彰も併せて行われた。
日本財団ホームページ
日本財団 (nippon-foundation.or.jp)
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第2回 日本財団 みらいの福祉施設建築プロジェクト (fukushi-kenchiku.jp)
「第2回 日本財団 福祉のデザイン学生コンペ」