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2026年6月30日火曜日

【フクビ化学工業】再生木材製品「プラスッド」に、隈研吾建築都市設計事務所 監修の「ルーバー KKAA」を追加

フクビ化学工業は、建築外構などで使用される再生木材製品「プラスッド」のルーバーシリーズに、新製品「ルーバー KKAA」を追加し発売したと発表した。隈研吾建築都市設計事務所の監修のもと、木材の経年変化を意匠として再現した高付加価値製品として展開する。

同製品は、墨流し柄を取り入れることで、時間の経過とともに風合いを深める天然木の表情を表現した点に特徴がある。木粉と樹脂を融合した再生木材でありながら、質感や陰影の細やかさを追求し、建築空間における意匠性の向上に寄与する設計となっている。従来の後付け部材とは異なり、空間全体のデザインを構成する要素としての役割を持たせた点に位置づけがあるとみられる。
機能面では、福井県産の間伐材と再生プラスチックを原料の一部に採用し、未利用資源の活用と環境負荷低減を図った。加えて、火源から離すと燃焼が自然に収まる自己消火性を備え、安全面にも配慮している。耐候性に優れる樹脂の採用により、長期にわたり色調の安定を期待できるほか、ABS樹脂の特性を生かして高い剛性と耐久性、加工性を確保した。製品は受注生産方式とし、設計条件に応じた柔軟な対応を可能としている。

開発の背景には、2025年に投入したデッキ材「デッキND KKAA」が高い評価を得たことがある。今回、その意匠性を踏襲しながら用途を拡張し、ルーバーとして製品化した。デッキと組み合わせることで、屋内から屋外へと連続する空間構成や、床から壁、天井へとつながる一体的なデザインが可能となり、光と影の変化を取り込んだ立体的な空間演出を実現する。こうした構成により、再生素材でありながら天然木に囲まれたような質感を空間全体で表現できる点が特徴となる。

再生木「プラスッド」は、森林保全の観点から発生する間伐材などの有効活用を目的に開発された素材で、地域資源の循環や地産地消といった考え方を背景としている。こうした思想に隈研吾建築都市設計事務所が共鳴し、機能性と意匠性を兼ね備えた建築素材の開発が進められてきた経緯がある。近年は脱炭素化への対応に加え、建築における質感やデザインへの要求が高まっており、環境配慮型素材にも高い意匠性が求められる傾向が強まっている。

同社は今後、デッキやルーバーといった関連製品を組み合わせることで、環境性能と空間価値を両立させた提案を強化していく考えを示している。再生素材を用いた建材市場が拡大する中で、意匠面での差別化と空間全体での提案力が浸透の鍵を握るとみられる。




フクビ化学工業
https://www.fukuvi.co.jp/


2026年6月22日月曜日

吉野石膏、千駄木に隈研吾設計のアートライブラリーが竣工

 石膏を原料とする建築材料の事業等を展開する吉野石膏株式会社は、創業家ゆかりの地である東京都文京区千駄木に、「千駄木林町 須藤記念アートライブラリー」を建設した。(写真1)

(写真1)アートライブラリー 外観 設計:隈研吾建築都市設計事務所


本施設は、歴代会長の邸宅跡地に整備されたアートライブラリーであり、吉野石膏美術振興財団の約8,000冊の美術図書が閲覧可能。
また、山形美術館と天童市美術館に寄託してきた絵画コレクションも本施設で展示される。将来的に、所蔵するコレクションの展示にとどまらず、近代アートも含めた、企画展も行うことが考えられている。


設計は建築家・隈研吾氏率いる隈研吾建築都市設計事務所が手掛け、日本の伝統的な建築様式である校倉造りに着想を得た、「AZEKURA」のデザインを採用。施行は大林組。

(写真2)通りからのアプローチ


 多目的に利用可能な場所を屋内外に備え、敷地内には旧邸宅の一部が再現されており、歴史的な記憶を未来へ紡ぐ設計となっている。(写真2)

今後は蔵書・美術品の収蔵および公開に向けた準備を段階的に進め、2027年秋頃の本格的な運用開始が目指される。


【企業概要】

社名:吉野石膏株式会社
本社所在地:東京都千代田区丸の内3丁目3番1号(新東京ビル)
代表取締役社長:須藤 永作
設立:1937年(創業:1901年)
事業内容:せっこう(石膏)を原料とする建築材料の製造・販売など
公式サイト:https://yoshino-gypsum.com/
instagram:https://www.instagram.com/yoshino.gypsum/


2026年3月10日火曜日

【カペラ京都】隈研吾 氏が建築を担当による「現代の町家」を体現するデザインコンセプトを公開 

2026年春、日本初のカペラホテルズ&リゾーツのホテルとして京都・宮川町の歴史ある地に開業を控えるカペラ京都が、隈研吾建築都市設計事務所とブリューイン デザイン オフィスによるデザインコンセプトを公開した。京都最古の禅寺・建仁寺や花街文化を伝える宮川町歌舞練場に近いこの場所で、地域に親しまれてきた旧小学校校舎の記憶を継承し、「知と文化の探訪の場」として新たな息吹を吹き込む構えとなる。

建築を担当する隈研吾建築都市設計事務所(Kengo Kuma and Associates)、インテリアを手がけるシンガポール拠点のBrewin Design Office(ブリューイン デザイン オフィス)は、文化の継承やクラフトマンシップ、現代的な美意識を共存させた空間を創出した。建築家・隈研吾氏は「宮川町は京都市の中心にありながら建仁寺を核とし、静けさと落ち着きを色濃く残す貴重な場所。この静けさをホテルでも受け継ぎたい」と語る。氏の建築は京都特有の細い路地のスケール感を尊重し、周囲の町並みに調和する低層構成を実現している。

ブリューイン デザイン オフィスは漆や和紙、陶器、木材といった伝統素材を現代視点で再解釈し、質感や触感を重視したインテリアを設計した。京都を象徴する伝統的な町家を現代的に再解釈し、光と素材が織りなす静謐な世界観を通して、京都が持つ多層的な魅力と発見が続いていく体験を提供する構成となっている。

京都の街に息づく独特の空間構造も建築の核に据えられた。隈氏は「京都には細い路地が縦横に走り、歩くたびに大小さまざまな寺社や史跡が突然現れる。こうした小さな発見の連続こそ京都の魅力」と語り、ホテルでもその「軽やかな精神性」を楽しめるよう設計している。アプローチには祇園を思わせる細い路地や障子越しの光、水音が織り込まれ、動線にあえて「緩急」をつけ「圧縮と解放」を繰り返すことで、京都の街を歩くかのような体験が徐々に立ち現れる。




カペラ京都 概要
住所:京都府京都市東山区小松町130
電話番号:075-606-5810
客室数:全89室(内29室がスイート)
付帯施設:シグネチャーレストラン、和食レストラン、フレンチブラッスリー、ペストリーショップ、スパ



2026年1月26日月曜日

隈研吾氏、UAE初のプロジェクト「Wedyan」を発表

ドバイの不動産開発を牽引するアル・グレア・デベロップメントは、隈研吾氏が設計を手がける超高級住宅プロジェクト「Wedyan(ウェディアン)」を発表した。これは同社が新たに立ち上げた高級住宅ポートフォリオ「アル・グレア・コレクション」の第一弾であり、進化を続けるドバイのスカイラインに新たな象徴を加えるものとなる。
Wedyanは、ドバイ・カナル沿いの象徴的なウォーターフロントに位置し、独創性とクラフトマンシップを理念に掲げるアル・グレア・コレクションの思想を体現するプロジェクトだ。全46階建ての建物には149戸のレジデンスが配置され、3~5ベッドルームの間取りに加え、2つのフルフロアペントハウス、3階建てのスカイヴィラを備える。屋外リビングスペースや独立型バックキッチン、アート作品を紫外線から守る特殊ガラスなど、細部にわたる快適性と機能性が追求されている。一部住戸には茶室に着想を得たパビリオンも付属し、瞑想スペースやレコーディングスタジオとしての利用も可能だ。

隈氏は「Wedyanは日本の美学とドバイの文脈との対話である。建築、自然、人との間に会話を生み出すことが私たちの哲学だ」と語り、水や砂の動きから着想を得たファサードをデザインした。レイヤード構造とテクスチャー豊かな外観は、砂漠と渓谷のリズムを表現し、ドバイに前例のない建築を生み出している。




アルグレア
www.al-ghurair.com

2025年12月15日月曜日

【千年家具】 「建築と、木の対話。」隈研吾建築と描く、木が建築と響き合う空間

有限会社千年家具は、青山・浅草を拠点に一枚板の販売・施工を通じて培った木への知見と技術を、建築的・意匠的な領域へと広げるべく、コントラクト事業の本格的な拡大を発表した。同社は「家具単体ではなく、空間そのものを構成する木のデザイン」を目指し、建築家やデザイナーと共に設計段階から木の表現を考え、建築と木が共鳴する空間づくりに取り組む。

■木が持つ力を空間へ
木は単なる素材ではない。触れた瞬間に伝わる温度、陰影に宿る表情、そして長い時間を経てもなお呼吸し続ける生命の気配――千年家具はこうした木の可能性を空間づくりに生かすため、家具づくりで培った「素材と向き合う目」を空間全体へ展開する。
同社が手がけるのは、店舗やホテルのカウンター、壁面の羽目板やルーバー、光をやわらかく透かす組子のパーテーション、手仕事の跡が美しいナグリ加工の床材など、木の表現が主役となる設えだ。全国の工房や木工職人と連携し、無垢材の加工から塗装、設計、施工まで一貫対応。乾燥や反りへの配慮、空間演出に合わせた木目選定、セラウッド塗装などの機能性仕上げまで、プロジェクトごとに最適な提案を行う。
■隈研吾建築との取り組み
その象徴的なプロジェクトが、隈研吾設計事務所との協働だ。2025年10月、富士山麓の自然と共生する建築に、千年家具が納品した一枚板が設えられた。トチの一枚板が配置されたリビングでは、静寂の中で風が木を揺らし、光が壁を伝い木目にやわらかく触れる。建築と自然、そして木が互いの存在を静かに確かめ合うように響き合う空間が生まれた。
この空間を舞台に撮影される作品は「光と陰」「静寂と時間」「建築と木」という3つのテーマで構成され、余白を活かした構成とカメラワークで“静けさの中に力強さを宿す”世界観を描く。スピーカーを内蔵した特注テーブル脚など、ディテールにもこだわりが込められている。
■「木の哲学」を空間全体へ
千年家具は、過剰な装飾を排した“静かな存在感”を追求し、光と影の揺らぎ、素材の呼吸、空気の匂いが共鳴する瞬間こそ木の本質が最も美しく立ち上がると考える。青山のコントラクトオフィスでは、設計者との打ち合わせやサンプル確認を行う「木のアトリエ」を設置。浅草本店では無垢材や一枚板を中心とした展示を通じて、素材そのものの表情を直接感じられる空間を展開している。
コントラクト事業の拡大は、単なる新規事業ではなく、千年家具が培ってきた「木の哲学」を空間全体へ広げる“進化”である。建築、デザイン、そして木――それぞれの線が重なり合う場所に、これからの空間づくりの可能性がある。同社は「木のもつ物語性と建築の思想をつなぐ存在でありたい」と語る。




有限会社 千年家具(SENNEN KAGU Inc.)
https://sennenkagu.co.jp

2025年5月13日火曜日

【KADOKAWA】隈 研吾 監修「けんちくってたのしい! たてものとそざいのぼうけん」を発刊

株式会社KADOKAWAから、建築家の隈研吾氏が監修を行なった絵本『けんちくってたのしい! たてものとそざいのぼうけん』(監修:隈 研吾、絵・文:たつみなつこ)が刊行された。
本書は、工作好きの小学生2人が、ふしぎな猫に導かれ、隈 氏と一緒に世界中の建築をめぐる物語で、使用する素材に対する考えや、建築物をつくる際に大切にされていることなど、隈 氏の建築哲学のエッセンスがつまっている。

絵と文は、本作が絵本デビュー作となる人気イラストレーターたつみなつこ。制作にあたり、実際に足を運び見てきた建物や、隈さんから聞いたお話をもとに制作された本作は、建築物や人物描写の細部に至るまで、様々な工夫が凝らされてる。


書誌情報
書名:けんちくってたのしい! たてものとそざいのぼうけん
監修:隈研吾
絵・文:たつみなつこ
定価:1,980円(本体1,800円+税)
発売日:2025年4月9日(水)
仕様:A4判/オールカラー/40頁
ISBN:978-4-04-115882-1
発行:株式会社KADOKAWA





株式会社KADOKAWA

2025年1月14日火曜日

【株式会社ウチノ板金】建築家・隈研吾 氏デザインのランプシェード「渦」を製作販売

株式会社ウチノ板金が、2025年3月に隈研吾建築都市設計事務所のデザイン監修の板金製のランプシェード「渦(うず)」の製作販売を始めることを発表した。


隈研吾建築都市設計事務所 隈 研吾氏(デザイン監修)
板金で作る渦のようなランプシェードをデザインしました。薄い金属という板金の特性を活かし、電球のまわりをひらひらと解けるような薄い板のシェードです。和國商店でも使用している緑青銅板を始め、真鍮板など様々な材に展開できるよう、それぞれの板は日本古来の建築板金技術を用いてつなぎ合わせています。
折り目をつけることで強度が出る板金の性質を利用し、薄い材でも素材として活用できるよう工夫することで環境にも優しいランプシェードとなりました。


ウチノ板金(和國商店) 内野友和(製作・販売)
1枚1枚が個別に形成された9枚の板金を連結させるため、伝統的な板金技術「ハゼ組」を採用しています。現場で廃棄された板金材も再利用できるようにと設計されたランプシェードは和國商店のテーマである「循環」をも表現しています。
隈研吾氏と何度も意見を重ね合いながら完成させた「渦」は、板金職人の熟練した技術を駆使し、新たな価値を追求した結果、職人の技術の結晶を毎日間近で楽しんでいただける作品となりました。



株式会社ウチノ板金

2024年11月27日水曜日

IFI主催の優れたインテリア・建築デザインを顕彰するアワードにて「IFI PRIZE」を建築家の隈研吾氏に贈呈

「International Federation of Interior Architects/Designers(国際インテリアアーキテクト/デザイナー団体連合、本部:アメリカ・ニューヨーク、略称:IFI)」主催の、優れたインテリア・建築デザインを顕彰するアワード「IFI Global Awards Program (IFI GAP)」の中で、特に顕著な国際貢献をした個人または団体に授与される賞「IFI PRIZE」が、建築家の隈研吾氏に贈呈された。

<隈研吾氏の受賞理由>

隈氏のアプローチは従来の枠を超え、建築環境を自然や文化的環境と調和させ、私たちの生活における空間の役割を再構築するものである。木、竹、石などの素材を繊細に使用することで、空間を自然界とつながる環境としており、また日本の伝統的な職人技と現代を結びつけ、持続可能で文化的に意義のある場所を創造している。彼の作品は、建築環境がいかに革新性、持続可能性、文化的深みのバランスをとることができるかを示す模範的なモデルとなっている。

<IFI PRIZEについて>

世界レベルで優れたインテリア・建築デザインに授与する最高の栄誉とされる賞。卓越した功績、プロフェッショナルな仕事の質の高さ、先見的なリーダーシップ、デザインを通じての人類への貢献、インテリアデザインや建築に携わるプロフェッショナルの地位を向上させ、刺激を与える存在であることが基準となる。2年に1回の開催で、候補者はIFIの会員および関係者からノミネートされ、「IFI PRIZE」の審査委員会により決定される。

IFI(International Federation of Interior Architects/Designers):https://ifiworld.org/


2024年4月25日木曜日

隈研吾監修スツール・木工特別体験「タテヨコナナメ」【駿府の工房 匠宿】

静岡市の伝統工芸体験施設「駿府の工房 匠宿」に、建築家・隈研吾氏が監修したスツール 「タテヨコナナメ」を組み立てる木工体験が4月27日(土)より開始する。

最低限の構造で出来た本体と三本の木材パーツを用い、木材パーツの付け方で意匠と構造を考えながら唯一無二のスツールを制作する。

育てるスツール「タテヨコナナメ」

子供から大人まで楽しめる「育てる」スツールをデザインしました。最初は不安定なスツールが、木の材料を補強していくことで人を支えられる程に強く育っていきます。一本一本は小さく強度のない木をたくさん集めて強い建物を作る、日本古来の木造技術を学び体験できるスツールです。追加する本数や場所、タテ・ヨコ・ナナメの角度は自由に決められます。作る人によってそれぞれが全く違う表情の、唯一無二の椅子となります。 皆さんだけの特別なスツールを作ってみてください。 
<隈 研吾> 

駿府の工房 匠宿 木工特別体験「タテヨコナナメ」 

体験料金:¥22,000-(税込)

体験開始:2024/4/27(土) より

体験時間:14:30~(土日祝のみの開催・完全web予約制)

所要時間:約2時間

体験人数:4名まで

予約方法:3営業日前までのweb予約申し込み制

※保護者同伴にて小学生から体験可能/中学生は保護者同伴を推奨。

特設サイト:https://takumishuku.jp/tateyokonaname

2024年4月23日火曜日

学校法人日本女子大学が日本建築センターおよび隈研吾建築都市設計事務所と寄附授業に関する協定を締結

学校法人日本女子大学は、創立記念日となる4月20日(土)に、一般財団法人日本建築センター(東京都千代田区、理事長:橋本公博)および株式会社隈研吾建築都市設計事務所(東京都港区、建築家:隈研吾)と寄附授業に関する協定締結式を行った。

今回の協定締結により、全学的なグローバル教育の推進に向けて、本学の基盤教育である「教養科目」に英語で行う寄附授業が今年度より新たに2科目設置された。この寄附授業では、受託した建築デザイン学部が共同して授業担当者の選定および授業内容を作成し、開講した。

(写真左から)日本女子大学 今市理事長、 日本建築センター 橋本理事長、日本女子大学 篠原学長 による協定締結

(写真左から)日本女子大学 今市理事長、 隈研吾建築都市設計事務所 隈氏、 日本女子大学 篠原学長による協定締結

■協定により設置される授業(教養科目)

「持続可能な社会と建築デザイン」(一般財団法人日本建築センターからの寄附による授業)

この授業では、持続可能な社会の構築は、分野を問わず取り組むべき社会課題であり、持続可能な社会を構築する上で建築や都市のデザインが果たすべき役割について英語で学ぶ。

授業担当は、本学家政学部住居学科の卒業生である有限会社コミュニティー・ハウジング代表取締役、一般社団法人住宅遺産トラスト理事の木下壽子氏。


「Self-Building Public」(株式会社隈研吾建築都市設計事務所からの寄附による授業)

この授業では、「公共空間はセルフビルドすることができるだろうか」という問いのもと、日本、世界において「公共」をつくりだしている人にレクチャーや対話を英語で行う。

授業担当は、TAILAND主宰、株式会社隈研吾建築都市設計事務所パートナーであるクマタイチ氏。

2024年3月26日火曜日

【DIOR】麻布台ヒルズに新ブティックをオープン

クリスチャン ディオールは「ディオール 麻布台ヒルズ」店を2024年3月23日にオープンした。

(C)Yuriko Suzuki

自然素材を使った環境に溶け込むような唯一無二のデザインを特徴としており、建築家・隈研吾氏が内装と外装を手がける世界初のブティックとなる。

ディオール 麻布台ヒルズ

〒106-0041 東京都港区麻布台一丁目2番4号 ガーデンプラザC

営業時間:11:00 - 20:00


2024年3月8日金曜日

市民×安井・隈設計共同体×那須塩原市長により新庁舎のあり方を考えるシンポジウム等を3月17日(日)に開催

那須地域の玄関口・那須塩原駅周辺に建設を予定する那須塩原市の新庁舎は、令和9年度中の竣工を目指し、現在、基本設計を行っている。那須塩原市では、2023年8月に安井・隈設計共同体と新庁舎基本設計・実施設計業務委託の契約を締結し、市民を交えたワークショップを行いながら庁舎の大まかな機能や空間イメージの検討を行ってきた。

今回の説明会・シンポジウムでは、4月末までの完成を目指す「基本設計書」の素案となる新庁舎の機能や空間コンセプトなどを公開し、市民・設計者・市長のそれぞれの視点から新しい庁舎のあり方について考える。

概要

【日時】令和6年3月17日(日曜日)午後1時30分から午後4時まで(午後1時開場)

【場所】GUNEI三島ホール(住所:那須塩原市東三島6丁目337)

【対象】誰でも(入場無料)

【定員】400人(定員を超えた場合は抽選)

内容

■第一部:新庁舎基本設計説明会

これまでの取組と今後の予定(説明者:那須塩原駅周辺整備室)

講演・基本設計説明(説明者:隈研吾氏)

■第二部:シンポジウム「まちづくりと新しい公共建築」

パネリスト

株式会社安井建築設計事務所 代表取締役社長 佐野吉彦氏

株式会社隈研吾建築都市設計事務所 隈研吾氏

那須塩原市長 渡辺美知太郎

ファシリテーター

日建設計コンストラクションマネジメント株式会社 シニアディレクター 榎本拓幸氏


申込方法

以下のGoogleフォームから申し込み

https://docs.google.com/forms/d/1pg0N1glH4p2aS_LD5csQJY1sE7_a3f8AeXTwOMIfPpA/edit#settings

※参加いただく方には、3月11日(月曜日)を目途に、回答いただいたメールアドレスに案内メールを送付しますので、当日、入場口にて案内メールの画面を表示できるようにご準備ください。

申込期限

令和6年3月8日(金曜日)


問合せ

那須塩原市 那須塩原駅周辺整備室

電話:0287-73-5175 メールアドレス:ekishuuhenseibi@city.nasushiobara.tochigi.jp

2024年1月19日金曜日

隈研吾氏デザイン監修「カフェ 和國商店」オープン

 建物の外装工事や板金の折鶴、壁掛けオブジェの製作販売事業を展開する株式会社ウチノ板金は、2024年1月19日に神社の屋根で使用されていた緑青銅板を再利用した「カフェ 和國商店」を東村山市の青葉商店街にオープンした。

東村山市長 渡部尚氏 、ウチノ板金 内野友和氏、ウチノ板金 内野佳織氏、隈研吾氏(写真左から)

オープンに先駆け1月18日に記者発表内覧会が開催された。記者会見で隈研吾氏は「これから地域再生をどのように行っていくか。昔の地域再生はゼロから大きな開発を立ち上げた。今は時代が変わり、今あるものをどういうふうに使って地域再生を行うか。昔のものを大事に使うことは、その場所や物の長い時間を共有することが出来る。それは付加価値のつけ方としても賢いやり方だし、時間が繋がり懐かしい感じもする。これからの地域再生の新しい仕方だと思うし、新しい経済のやり方だと思う。そのような試みが東村山で出来た。建築の果たす役割は建築物を作るだけでなく、インテリア等、人間の体験を作り出す力があるので、広い意味でのコーディネションの建築が可能性があると思っている」と述べた。

和國商店の内外装は、隈研吾氏のデザインとウチノ板金の建築板金の技術を組み合わせて制作された。店舗を特徴付ける緑青銅板は、約60~100年前から広島県廿日市市の速谷神社の屋根で使用されていたものを再利用。約700枚の変則的な立体五角形ユニットは一枚一枚職人による手加工で制作され、取付は板金の伝統的技法「ハゼ葺き」で行った。五角形ユニット以外の平面部は、金属外装材メーカーのタニタハウジングウエア株式会社が開発した高速緑青生成技術を駆使した人工緑青銅板も使用している。

カフェ和國商店が一つの板金作品として楽しめる。店内にはウチノ板金の工芸品ブランド「和國商店」の作品の板金で制作された折鶴や壁掛けオブジェが展示されている。
隈研吾氏とウチノ板金を引き合わせた板金作品の折鶴。

店内の壁は、板金職人が手加工した真鍮の作品を際立たせるように黒漆喰で表現。キッチン、ランプシェード、シンク、巾木等の細部の板金は真鍮板で彩られている。板金仕様のカウンターは真鍮表面にバイブレーション加工がされ落ち着いた雰囲気になっている。

螺旋状のランプシェードは一枚の真鍮板から板金職人が作り上げた。隈研吾氏デザイン。(発売予定・時期未定)
店外にはウチノ板金代表取締役である内野氏が個人的に購入していた旧国立競技場で使用されていた観客席を隈研吾氏がデザインし再利用されている。

カフェ和國商店(Googleマップ)
その他の写真はこちら

2023年1月24日火曜日

【隈 研吾 設計】アロマ体験施設「AEAJグリーンテラス」


公益社団法人 日本アロマ環境協会は、アロマテラピーの魅力をより多くの方々に体感いただき、香り豊かな「アロマ環境」を守るための情報発信を行う基幹施設として、東京・原宿に「AEAJグリーンテラス」を2月1日(水)よりオープンする。 



国産ヒノキの組積構造が印象的な空間は、建築家 隈研吾氏によるもの。 

植物の恵みである精油がもつ力と可能性を、さまざまなコンテンツを通して紹介している。 



常設のアロマラボラトリーやアロマライブラリーのほか、今後はオリジナルフレグランス作りが楽しめる「Aroma Bar」や、アロマクラフト作り、植物を育む自然環境について学ぶワークショップなどの実施を予定している。 





AEAJグリーンテラス (公益社団法人 日本アロマ環境協会拠点施設) 


 所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-34-24 

アクセス:JR原宿駅東口より徒歩7分 東京メトロ明治神宮前駅7番出口より徒歩3分 

開館時間:火~土/13:00~18:00 (日・月・祝休) 

利用方法:「AEAJグリーンテラス 特設サイト」より来館予約 

     https://www.aromakankyo.or.jp/greenterrace/

利用料金:一般/500円 AEAJ会員・18歳未満・障がい者手帳をお持ちの方/無料  

2022年11月8日火曜日

隈 研吾 提案【KuMO】Kuma Mobile Office

コワーキングスペースを兼ねた、サテライトオフィス【KuMO】Kuma Mobile Office  が

 2022年より全国に続々と展開中である。地域性・人との繋がり・空間を探求する新たな

リモートワークの場を目指し、既に開設の北海道と沖縄県にて会員募集している。 


地域に深く根差した建築を提案する、 隈研吾建築都市設計事務所・KKAA(KENGO KUMA

&ASSOCIATES) 2022年始動の進行形プロジェクト【KuMO】Kuma Mobile Officeでは、

 地域らしさを存分に盛り込んだ実験的なサテライトオフィス空間を具体化、北海道(東川町)

 と 沖縄県(那覇市 壺屋) の二つの場所で利用を開始した。 岡山県(真庭市)にも近日オープン

予定である。 



【北海道・東川町 ~ 鉄道、 国道、 上水道がない町にできたオフィス ~】 


素材の木材はすべて北海道産にこだわり、 中でも外壁については東川町の木をふんだんに

採用している。  

東川町は、 世界最高レベルの木工家具の町である。地域の家具工房と共に、 建築の耐震

システムの一部となり、 ワークステーションともなる、 木でできたKAGUユニットを開発

した。 ユニットは棚と机が一体となった家具であり、 家具屋によって建築に

はめこまれる。 

まさに東川の素材と家具の融合の象徴であり、 建築と家具との境界をとっぱらった新しい

実験である。 

 




【沖縄県・那覇市 壺屋~ 焼き物と市場の街で、 那覇の歴史と現在を感じるオフィス ~ 】 


昭和43年に建てられた、 コンクリートブロック造の3階建ての建築のリノベーション。 

交差点に面して建ち、 かつては、 和菓子や居酒屋として営業していた。 サテライト

オフィスは2階に位置し、 1階には新しい沖縄を代表する店舗、 リカーショップ

「LIQUID」とソーセージショップ「TESIO」による、 「LIQUID THE STORE」がある。

 ストリートに開かれて、 飲み食いも楽しめる、 現代のマーケット的な空間となっている。 

オフィスは、 集中して仕事のできるカウンターを窓際に設置し、 中央部には小さな丸

テーブルを並べオープンな雰囲気をつくっている。 ガラスによって仕切られた打ち合わせ

スペースでは、 メインスペースと連続しながらも、 囲われた空間で快適なミーティングが

可能である。 3階のゲストルームは、 オフィスと連携して、 ワーケーションとして、 

数日、 那覇で働くというライフスタイルも提案している。 





ホームページ:KuMO (Kuma Mobile Office) 

2021年9月30日木曜日

日本交通の観光タクシー「隈研吾 建築ツアー in Tokyo」 

日本交通株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:若林泰治、以下日本交通)は、2020年10月より運行している観光タクシー「隈研吾 建築ツアー in Tokyo」に、スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役最高経営責任者 (CEO):水口貴文、以下スターバックス)が運営する「スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京」を含むツアーの運行を開始する。

※2021年10月1日(金)から2022年3月18日(金)までの期間限定運行

「隈研吾 建築ツアー in Tokyo」は、選抜された東京観光の専門資格を持つ日本交通のEDS(エキスパート・ドライバー・サービス)®観光担当乗務員が、隈研吾建築都市設計事務所による解説をもとに、都内の隈建築をタクシーで効率よく巡る観光タクシー企画になる。

サービス概要

「隈研吾 建築ツアー in Tokyo」

https://www.nikkotaxi.jp/sightseeing/kuma

予約開始日: 2021年9月28日(火)

運行期間: 2021年10月1日(金)~2022年3月18日(金)(予定)

発着地: 出発地または最終到着地は東京23区・武蔵野市・三鷹市に限る。

主な見学地: スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京、国立競技場、JR高輪ゲートウェイ駅、瑞聖寺、明治神宮ミュージアム、根津美術館、サニーヒルズ南青山、梅窓院、隈研吾建築都市設計事務所ほか。

料金: 3時間15,220円~ 以降30分毎に2,470円

※有料道路料金、駐車料金、入館料、食事代等は別途負担。

予約方法: EDSホームページまたは電話

http://www.nikkotaxi.jp/sightseeing/request

※お申し込みフォーム「その他」欄に「ロースタリーツアー希望」と記入ください。

電話 03-6265-6270(受付時間 平日:9時~17時)