2023年12月8日金曜日

第30回空間デザインコンペティション表彰式

第30回空間デザイン・コンペティション表彰式が東京・三田の建築会館ホールにて開催された(12月5日)

最優秀賞は高尾耕太朗氏(広島大学大学院)が受賞した。
所用により表彰式欠席となった藤本壮介審査委員長はビデオメッセージにて参加となり、「ガラスというのが単に均一で透明であるだけのものではなくて、むしろその反対に不均質であり、またいろいろなものが混ざって共存してくるという媒体になるような提案がすごく多かった」と述べた。


表彰式後に開催された30回記念パーティーには、これまでの審査員や入賞者が出席し、大変華やかな会となった。

歴代審査員代表として香山壽夫氏が挨拶を行い「ガラスという素材から私たちが受けたたくさんの学びを得られたコンペであったということを付け加えさせていただいて、この場でさらに日本電気硝子様が今後どのように展開されて私たちの世界に働きかけていただくのかを期待しまして、これまでの30年のお礼を申し上げたい。」と述べた。

空間デザイン・コンペティションは30回をもって終了する。これまで空間デザインコンペティションを支持いただいた方々への感謝の気持ちを込め、建築会館に併設する建築博物館では、「空間デザイン・コンペティションと10組の建築家展」が12月11日まで開催される。

当展では、コーディネーターの五十嵐太郎氏の協力のもと、「提案部門」過去受賞者から選ばれた建築家10組を紹介する。


第30回空間デザイン・コンペティション審査結果は新建築2024年1月号に掲載される。


空間デザイン・コンペティション : https://www.neg.co.jp/compe/

日本電気硝子株式会社 : https://www.neg.co.jp/

電気硝子建材株式会社 : https://www.negb.co.jp



2023年12月6日水曜日

萬代基介氏が内装設計、エイベックスが運営するオルタナティヴ・スペース「WALL_alternative」がオープン

東京・西麻布にアートギャラリーを軸にしたオルタナティヴ・スペース「WALL_alternative」が11/29にオープンした(写真はプレス内覧会の様子)。
エイベックス・エンタテインメントが音楽やアートを中心とした様々なカルチャーが交差する空間体験の提供を目的にWALL Projectを始動。「WALL_alternative」はそのプロジェクトの一環でグループ会社のエイベックス・クリエイター・エージェンシーが現代アートを中心とした作品を展示・販売する。
アートを中心に様々なカルチャーの発信拠点として、多様な人が集まり有機的に交差することで、新しいムーヴメントが生まれる、特異性のある空間を目指す。
内装設計は建築家・萬代基介氏が担当。建物自体はイギリスの建築家ナイジェル・コーツにより1990年に設計されたもので、一際目を惹く外観が特徴。内装設計では、地層のように積み重なった塗装をヘラで少しずつ剥がし、コンクリート面を研磨し、仕上げを剥がし隠れていた不思議な模様を露出。また空間の中心にあった段差を活かし、2つの空間を緩やかにつなぐように「崖」をつくり出した。「崖」はコンクリートを人の手でひたすら削り出し砕き、岩のような質感を表現。人工的なビルでありながら、自然の中にいるような開放性のある内装設計とした。
WALLのロゴデザイン/ネオン制作はネオンアーティスト・Waku率いるGokou Neon Studio、香りの空間設計をアーティスト・和泉侃氏が担当。
第一回目の展示は大野修氏による個展「VERSE」とグループ展「WALL SELECTION vol.1(東城信之介/前田紗希)」が同時開催中。
大野修個展「VERSE」では、大野氏がニューヨークでの滞在期間に構築された制作スタイルであるブリコラージュの技法を用いたChunkシリーズの新作を発表。高さ180cmに及ぶ大型作品2点を含む12点を展示・販売する
WALL SELECTIONは、現代美術の枠組みの中でキャリアを形成しており、今後様々な場面で協働していきたいアーティストを選定し、複数作家によるグループ展を中心に不定期で開催。「WALL SELECTION vol.1」では、東城信之介の新シリーズ作品と前田紗希の新作120号の作品を中心に展示・販売を行う。
▲大野修個展「VERSE」
▲「WALL SELECTION vol.1」

大人が夜にアートを楽しめるスペースとして営業時間は18:00~24:00。元六本木祥瑞のシェフ恩海洋平氏が手がけるスペシャルなドリンクとフードを提供する。
展示は定期的に入れ替えがされ、第一回目の展示は12/16まで。

2023年12月5日火曜日

YKK AP「APW 430」に高日射熱取得のトリプルガラス仕様を追加


YKK APでは、23年10 月から滑川製造所(富山県滑川市)でも高性能トリプルガラス樹脂窓「APW 430」の生産を順次開始しており、ダブル Low-E 仕様でありながら、断熱性能だけでなく日射熱取得率も向上させた高性能トリプルガラス「日射取得型ダブル Low-E トリプルガラス(クリア色)」仕様を、12月4日に発売した。

2024 年以降、2025年には省エネ基準の適合義務化(断熱等性能等級 4)、2030年には断熱等性能等級 5 が義務化予定です。住宅の高断熱化に向けた動きが加速することで、市場のニーズや住宅の高断熱化に向けて「APW 430」の意匠、性能を更に進化させた商品を今後も拡充させ、窓から住宅を高断熱化することで、エネルギー費の削減はもちろん室内の温熱環境を改善し、健康で快適な生活環境の提供に貢献する。

今回販売される「APW 430」は、ダブル Low-E 仕様でありながら、断熱性能だけでなく日射熱取得率も向上させた高性能トリプルガラス「日射取得型ダブル Low-E トリプルガラス(クリア色)」仕様を、トリプルガラスで高い断熱性を実現するとともに、透過性の高いガラスを採用して日射熱取得率を上げることで、冬場の日射熱をより多く取り入れ暖房費の削減に繋がるとしている。












<お問い合わせ先>
YKK AP 株式会社 お客様相談室
TEL:0120-72-4134
https://www.ykkap.co.jp

2023年12月4日月曜日

スガツネ工業から「LED付ハンガーパイプ」発売

家具建築金物・産業機器用機構部品の総合メーカー、スガツネ工業は、Hera 社の「LED 付ハンガーパイプ LEDWARDROBE-Q 型」を11月27 日より本格販売を開始した。

 


本品はLED ライトが組み込まれたハンガーパイプで、別途ライトを設置する必要なくクローゼット内を照らすことが可能。部品数を減らせるため、クローゼット内をすっきりとスタイリッシュに見せることができる。また狭いクローゼット内の、スペースの節約にも繋がる。ライトはLED 特有の素子が見えず、高級感のある柔らかい光で演出される。 

ライトは人感センサーによって自動でON/OFF が可能なため、消し忘れを防ぐことができる。 



 LED付ハンガーパイプ LED-WARDROBE-Q型 人感センサー付 【スガツネ工業】 (sugatsune.co.jp)


問合せ

スガツネ工業  

アーキテリア事業部(家具金物・建築金物部門) 

TEL:03-3864-1122(代)

〒101-8633 東京都千代田区岩本町2-9-13

URL:https://www.sugatsune.co.jp/ 

E-mail:support@sugatsune.co.jp

2023年12月1日金曜日

大判セラミックタイル「GARZAS for Countertop」カタログ発刊

株式会社サンゲツは、天然石の美しさとダイナミックな模様を最大限に引き出したタイルコレクションである大判セラミックタイル「GARZAS(ガルザス)」の新作カタログ「GARZAS for Countertop」を11月30 日(木)に発刊した。

「GARZAS」の素材であるセラミックは、メンテナンス性、耐熱性、耐薬品性などに優れていることで、キッチンのカウンタートップ(天板)としての需要が高まっている事を受け、同カタログには用途に最適な規格を持つポリッシュや、テクスチャー、カラーなど世界最新のデザインを選りすぐった、新柄の新商品 21 点が収録されている。


ブレイズ アイロン:GAC-519 

デザート ソウル:GAC-502



「GARZAS for Countertop」
発刊日:2023 年 11 月 30 日(木) 
総点数:21 点(すべて新商品)

株式会社サンゲツ
GARZAS 公式サイト: https://www.garzas.jp/