新宿のリビングデザインセンターOZONEにて開催中の「避難 地形 時間 地図」へ。
東日本大震災では津波によって多くの人々が犠牲になった。日建設計では震災後、若手を中心に震災復興ボランティアが発足し、「避難地形時間地図」(通称:逃げ地図)を制作した。
東日本大震災、チリ地震、昭和三陸地震、明治三陸地震の津波浸水範囲を地図に重ね、浸水箇所から避難ポイントまでの時間を算出、逃げるのに時間の掛かる場所の避難方法を考える。
バイパス、抜け道を作った場合の避難の時間や予算、計画に掛かる年数等が提示され、津波対策のみならず、都市の防災対策や街づくりへと応用が可能と思われる。
展示では地形模型に逃げ地図作成の過程を投影し、立体的に逃げ地図を読み取ることが出来る。
4月3日まで。
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2012年3月25日日曜日
2012年3月23日金曜日
大多喜町役場・既存棟改修オープンハウス
千葉学建築計画事務所大多喜町役場・既存棟改修オープンハウスに伺う。(3.18)
大多喜町役場既存棟は今井兼次氏の設計。
昭和34年度の建築学会賞受賞作品。
今回の改修では、今井兼次氏の設計を残しつつ、耐震改修や設備の刷新、そして新たな用途のための改修を施した。築50年以上が経った建築が改修によって更に魅力的な建物になっている。
改修前の写真が展示してあり、どのように改修されたか分かる。
エントランス改修前
エントランス改修後
エントランスから会議室方向を見る。改修前
改修後
会議室改修前
会議室改修後
地下議会改修前
地下議会改修後
傍聴席から議会を見る。
屋上のモザイクが美しい。
建物の永続的な使用には、施主や使用者の建物への愛情が必要不可欠だということを改めて感じた。
今回のオープンハウスでは、昨年8月に竣工した大多喜町役場・増築棟の現状での様子を見学することが出来た。
大多喜町役場既存棟は今井兼次氏の設計。
昭和34年度の建築学会賞受賞作品。
今回の改修では、今井兼次氏の設計を残しつつ、耐震改修や設備の刷新、そして新たな用途のための改修を施した。築50年以上が経った建築が改修によって更に魅力的な建物になっている。
改修前の写真が展示してあり、どのように改修されたか分かる。
エントランス改修前
エントランス改修後
エントランスから会議室方向を見る。改修前
改修後
会議室改修前
会議室改修後
地下議会改修前
地下議会改修後
傍聴席から議会を見る。
屋上のモザイクが美しい。
建物の永続的な使用には、施主や使用者の建物への愛情が必要不可欠だということを改めて感じた。
今回のオープンハウスでは、昨年8月に竣工した大多喜町役場・増築棟の現状での様子を見学することが出来た。
シリウスの照明デザイン『東京スカイツリー® +10』
外苑前にあるオリエ・アートギャラリーにて開催中のシリウスの照明デザイン『東京スカイツリー® +10』のオープニングイベントへ。(3/21)
3/22より入場券の抽選受付も開始した東京スカイツリー。本展覧会では、スカイツリーの照明デザインについてと、それを手がけるシリウスライティングオフィスの10のプロジェクトの展覧会。
テレビなどで多くの人は江戸で育まれてきた心意気である「粋(青)」と、艶やかなる美意識の「雅(江戸紫)」という2つの姿を1日前に交互に替えるライティングということは知っていると思うが、上部のゲイン塔の上3分の1だけがライトアップされ“夜の富士”を表現していることや、「雅」は北側部分のみの点灯だったりと細部のライティングの秘密まで知ることが出来る。
また展覧会場ではスカイツリーの実際の照明器具を展示。
一部、自分で点灯出来る照明もある。
展示スペース奥は、今まで手がけた10のプロジェクトのスライド上映にあわせ光の空間体験が出来る。
当日は戸恒浩人氏によるトークショー『東京スカイツリー® と新しい時代の照明デザイン』も行われ、スカイツリーのライティングデザインの発想から今日までの4年間を凝縮して説明。展示パネルの内容を主に全LED化に向けての取り組み(今や多くの製品があるLEDだが、計画のはじまった4年前はLEDの種類も少なかったという)、色に対するこだわりなど話した。そして、最新のプロジェクト『台湾タワー』(設計:藤本壮介建築設計事務所)のライティングのCG映像も公開。“うつろい”をキーワードにこれからのライティングデザインについても話した。
5/22のオープンに向け、ライティングについてはときどき点灯試験を部分的に行っていることもあるという。展覧会は3/31まで。
3/22より入場券の抽選受付も開始した東京スカイツリー。本展覧会では、スカイツリーの照明デザインについてと、それを手がけるシリウスライティングオフィスの10のプロジェクトの展覧会。
テレビなどで多くの人は江戸で育まれてきた心意気である「粋(青)」と、艶やかなる美意識の「雅(江戸紫)」という2つの姿を1日前に交互に替えるライティングということは知っていると思うが、上部のゲイン塔の上3分の1だけがライトアップされ“夜の富士”を表現していることや、「雅」は北側部分のみの点灯だったりと細部のライティングの秘密まで知ることが出来る。
また展覧会場ではスカイツリーの実際の照明器具を展示。
一部、自分で点灯出来る照明もある。
展示スペース奥は、今まで手がけた10のプロジェクトのスライド上映にあわせ光の空間体験が出来る。
当日は戸恒浩人氏によるトークショー『東京スカイツリー® と新しい時代の照明デザイン』も行われ、スカイツリーのライティングデザインの発想から今日までの4年間を凝縮して説明。展示パネルの内容を主に全LED化に向けての取り組み(今や多くの製品があるLEDだが、計画のはじまった4年前はLEDの種類も少なかったという)、色に対するこだわりなど話した。そして、最新のプロジェクト『台湾タワー』(設計:藤本壮介建築設計事務所)のライティングのCG映像も公開。“うつろい”をキーワードにこれからのライティングデザインについても話した。
5/22のオープンに向け、ライティングについてはときどき点灯試験を部分的に行っていることもあるという。展覧会は3/31まで。
ラベル:
design,
exhibition,
東京スカイツリー
2012年3月22日木曜日
「無印良品の家 浦和店」 木の家モデルハウスオープン
「無印良品の家」のネットワーク事業を展開するムジ・ネット株式会社は、神奈川県を中心に事業展開する株式会社大川とネットワーク・パートナー(FC)契約を結び、無印良品の家 浦和店を4月1日よりオープンする。
株式会社大川は「無印良品の家 港北ニュータウン店(神奈川県都筑区)」の運営も行っており、今回で2店舗目の出店となる。
浦和店は、『間口6間半×奥行4間』タイプの『木の家』、一次取得者層・3人家族の暮らしを想定したモデルハウスとなっている。
夏場は、日中の高い日差しを庇で遮り室内温度の上昇を防ぎ、冬場は低くい日差しを取り入れ室内を暖める造りになっている。
浦和店は与野駅から徒歩1分とアクセス良好な商業地。北南と建物に囲まれた土地にも関わらず、大きな吹き抜けと広い開口により室内は明るい空間となっている。
モデルハウス概要
商品タイプ : 木の家 間口6間半×奥行4間タイプ(間口11.83m×奥行7.28m)
建築面積 : 86.12㎡(26.05坪)
延床面積 : 98.53㎡(29.80坪)
工事面積 : 147.39㎡(44.58坪)※工事面積には吹き抜け・テラス・バルコニーの各面積を含む
無印良品 浦和店
ラベル:
architecture,
design,
オープンハウス
2012年3月16日金曜日
ブルースタジオ『やよい荘』 内覧会
東京都大田区洗足池にてブルースタジオ(企画・設計管理)による、築39年 地上2階建木造賃貸住宅をリノベーションした物件を見学。
室数は1階と2階で各2室の計4室、全室36.67平米、既存の躯体を活かし、耐震補強・断熱施工・設備機器の更新を行っている。
既存建築物は、庭に大きく開口を持ち、プレカット技術ができる以前の木造在来工法で建てられており、既存の建物の特長を活かし価値に転じていくデザインとなっている。
▲改修前 (画像提供:㈱ブルースタジオ) ▲改修後
2階リビングスペース
建築当時、在来工法で土地の形、方位に合わせ作られた建物の為、南向きに幅1.5間と現代でも少ない横長のワイドスパニサッシ。
既存の特長を活かし広い開口で明るい室内がつくられている。
また、既存の押入れスペースをリビングスペースへと拡張している。
2階の2室は天井に既存の躯体である立派な梁(樹種:松)が出されている。
天井の梁からこのような小物をつるした演出もできる。
1階 玄関脇 収納スペース
既存では屋外から入れられる物置だったが、改修し室内の収納スペースへ変換。
1階キッチンスペース
1階駐輪スペース
改修の坪単価はおよそ¥40万強。賃料は¥10万~10.5万/月(周辺地区の駅近築浅物件よりやや安めの価格)。4室とも竣工前に申込みが入っている。
■やよい荘 http://bluestudio.typepad.jp/yayoi-so/
室数は1階と2階で各2室の計4室、全室36.67平米、既存の躯体を活かし、耐震補強・断熱施工・設備機器の更新を行っている。
既存建築物は、庭に大きく開口を持ち、プレカット技術ができる以前の木造在来工法で建てられており、既存の建物の特長を活かし価値に転じていくデザインとなっている。
▲改修前 (画像提供:㈱ブルースタジオ) ▲改修後
2階リビングスペース
建築当時、在来工法で土地の形、方位に合わせ作られた建物の為、南向きに幅1.5間と現代でも少ない横長のワイドスパニサッシ。
既存の特長を活かし広い開口で明るい室内がつくられている。
また、既存の押入れスペースをリビングスペースへと拡張している。
2階の2室は天井に既存の躯体である立派な梁(樹種:松)が出されている。
天井の梁からこのような小物をつるした演出もできる。
1階 玄関脇 収納スペース
既存では屋外から入れられる物置だったが、改修し室内の収納スペースへ変換。
1階キッチンスペース
1階駐輪スペース
改修の坪単価はおよそ¥40万強。賃料は¥10万~10.5万/月(周辺地区の駅近築浅物件よりやや安めの価格)。4室とも竣工前に申込みが入っている。
■やよい荘 http://bluestudio.typepad.jp/yayoi-so/
ラベル:
オープンハウス
2012年3月14日水曜日
NICHIHA SIDING AWARD 2011表彰式
3/9、ニチハ東京ショールームにてNICHIHA SIDING AWARD 2011の表彰式が行われた。
今回で28回目を迎える施工写真コンテストで、サイディングを効果的に使用し、建築としてのおもしろみや住むことの楽しさを表現した24作品が選ばれた。(応募総数312作品)
表彰式の後には、審査委員長である杉本貴志氏(真ん中)、グランプリ受賞者(左)、ニチハデザイン室室長の栗原一裕氏(右)、3名でのトークショーも開催。
設計者でもあり、施主でもあるグランプリ受賞者はニチハ製品の「風光」(ストライプ柄のType SPとバーコードのような柄をしたType BRの両方)を外壁に用いている。色についてもサンプルを見比べいろいろ検討し、街並みにあう色づかいになったという。
グランプリ受賞作品についての話だけでなく、今後の住宅のあり方・サイディングのこれからなどそれぞれの考えを話した。
グランプリ受賞作品(写真提供:ニチハ株式会社)
今回で28回目を迎える施工写真コンテストで、サイディングを効果的に使用し、建築としてのおもしろみや住むことの楽しさを表現した24作品が選ばれた。(応募総数312作品)
表彰式の後には、審査委員長である杉本貴志氏(真ん中)、グランプリ受賞者(左)、ニチハデザイン室室長の栗原一裕氏(右)、3名でのトークショーも開催。
設計者でもあり、施主でもあるグランプリ受賞者はニチハ製品の「風光」(ストライプ柄のType SPとバーコードのような柄をしたType BRの両方)を外壁に用いている。色についてもサンプルを見比べいろいろ検討し、街並みにあう色づかいになったという。
グランプリ受賞作品についての話だけでなく、今後の住宅のあり方・サイディングのこれからなどそれぞれの考えを話した。
グランプリ受賞作品(写真提供:ニチハ株式会社)
ラベル:
architecture
2012年3月9日金曜日
青葉台の家(仮)オープンハウス
手塚貴晴+手塚由比 手塚建築研究所主催ののオープンハウスが行われた。(2月25日)
緩やかな高台を造成した住宅街に建ち、2面が道路に面している。
道路に面している1面をくり抜き地下駐車場と玄関、地下収納としている。
駐車場壁面には自転車を掛けるラック。
階段を上がり1階は寝室。
2階はキッチン、リビング・ダイニング、浴室。
2階にはベランダが設けられ、窓をすべて開放するとベランダとリビングが一体となる。高台にある為、見晴らしもよく気持ちが良い。
関連情報:LEICA Digital Scaling Project 青葉台の家(仮)オープンハウスにて実測
緩やかな高台を造成した住宅街に建ち、2面が道路に面している。
道路に面している1面をくり抜き地下駐車場と玄関、地下収納としている。
駐車場壁面には自転車を掛けるラック。
階段を上がり1階は寝室。
2階はキッチン、リビング・ダイニング、浴室。
2階にはベランダが設けられ、窓をすべて開放するとベランダとリビングが一体となる。高台にある為、見晴らしもよく気持ちが良い。
関連情報:LEICA Digital Scaling Project 青葉台の家(仮)オープンハウスにて実測
ラベル:
オープンハウス
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