東京都世田谷区北沢に上棟した、三栄建築設計 保坂 裕信(アンズ・デザイン・ワークス株式会社所属)設計の「SMALL HOUSE TOWN」のオープンハウスへ。
「北沢住宅計画」とは、魅力的な住環境の提案をすることと、リアリティーを持ちながらも革新性も兼ね備えた設計・デザインができる建築家の育成、支援を目的として 2016 年に一般公募した「三栄建築設計住宅設計競技 北沢住宅計画」の最優秀賞受賞者の作品と同様の審査条件で選ばれたグループ会社内の作品、合計4区画分を世田谷区北沢に実際に建築し、分譲住宅として売り出す計画のこと。
設計競技で募集・選考した受賞作品の基本設計・デザインをもとに東京 23 区内に分譲住宅として建設し、完成後に一般顧客に販売をするという例はこれまでなく、日本初の試みになる。(メルディア下北沢第Ⅰ期全3棟「SMALL HOUSE TOWN」より抜粋)
(上写真のみ提供:三栄建築設計)
緑と共に生活する新しい分譲住宅がコンセプトとなっており、外部空間である庭の緑と内部空間である部屋の白のコントラストが特徴的。1年後には植栽が成長し季節の移り変わりなども楽しめるであろう。
▲B棟リビングからの窓 |
▲B棟階段小窓 |
いたるところに切り取られた窓からは緑が見える。
天井高が3m近くあるリビングダイニングは半層吹抜けの空間。大きく梁が見え、寝室や子供室とは雰囲気ががらりと変わる。
▲外部で使われる照明を内部でも使用 ▲選び抜かれたスイッチ
細部までディテールにこだわりが伺える。
それぞれの棟で2種類の高さのルーフバルコニーが計画されており、はしごでお互いを行き来できる。バーベキューや昼寝、夜景鑑賞など、多目的に利用する事ができそうだ。起伏のある土地を活かした眺望は都心とは思えないほどで、ゆっくりと時間が流れる街の良さを身体いっぱいに感じることができる。風が吹くと非常に心地が良かった。
適所に配置されたトップライトは、ルーフバルコニーと2Fとの連続感を演出。キッチンで料理をする姿を上からのぞき込むこともできる、遊び心が満載である。
空間を縦につなげる階段は光を届ける役割も。
収納も設けられた開放的なキッチン。リビングダイニングを挟みながらも庭の緑まで視線が抜ける。
3棟同じ要素で全体を構成するのではなく、1棟1棟の形・プラン・庭などの要素が全て異なる「個性」を持ち、その異なる要素が寄り添い全体を構成している。1棟1棟がそれぞれの特徴や個性を保有しながら集まる事で、3棟で1棟のような不思議な全体像を演出。3棟を同時に設計する事で、通常の1戸建て住宅では作り出せない魅力的な空間が生まれたのではないだろうか。
▼メルディア下北沢共通概要
所在地 :東京都世⽥⾕区北沢1-12 以下未定
交通 :京王井の頭線「池の上」駅 徒歩5分
⼩⽥急⼩⽥原線「東北沢」駅 徒歩7分
京王井の頭線 ⼩⽥急⼩⽥原線「下北沢」駅 徒歩12分
総区画数:4区画
権利 :所有権
用途地域:第1種低層住居専⽤地域
建ぺい率:50%
容積率 :150%
道路 :位置指定道路 法42 条1 項5号 幅員4.55~4.66m
学校区 :池之上小学校 徒歩約4分 富士中学校 徒歩約12分
設備 :電気、ガス、給⽔、排⽔、換気、警報(住宅⽤⽕災警報機)、ガス温⽔床暖房
売主 :株式会社三栄建築設計 東京都新宿区西新宿1-25-1新宿センタービル32F
宅地建物取引業 :国土交通大臣(3)第6876号
一級建築士事務所 :東京都知事 第43518号
建設業(建築工事業):東京都知事(特-29)第111447号
建設業(土木工事業):東京都知事(般-26)第111447号
販売会社 :株式会社三栄リビングパートナー東京都杉並区荻窪5-30-16
MTCビル8F
TEL
03-5347-9033
▼新築分譲戸建て一期物件概要
販売時期:2018年5月19日 (予定)
販売戸数:3棟(B区画・C区画・D区画)
販売価格:未定
敷地面積:B区画 115.99㎡(35.08坪)
C区画 100.01㎡(30.25坪)
D区画 100.02㎡(30.25坪)
延床面積:B区画 94.73㎡(28.65坪)
C区画 93.51㎡(28.28坪)
D区画 95.13㎡(28.77坪)
構造・工法:在来軸組⼯法2F建て、基礎:ベタ基礎
完成予定時期:2018年4⽉末予定
引き渡し時期:要相談
情報更新日 :2018年4月26日
次回情報更新日:2018年5月10日