2017年3月30日で、開業10年の節目を迎えたタイムアンドスタイルミッドタウン(六本木店)の「NEW PRODUCT EXHIBITION TIME & STYLE MIDTOWN 10周年記念」レセプションパーティーへ。
同社は全国各地の多岐にわたる伝統工芸の技術を活かしながら、日本でしか製作できない美しいプロダクトを目指している。開業10年の節目に際し、数年の時間をかけて進めてきた新製品を発表。ソファ・テーブル・チェア・キャビネットに至るすべてのランナップを見直し、店内の約7割が新製品。あわせて新カタログも発刊。
「The silent pacific sofa」
座面を薄くシャープに保ちながらも適度な反発力と復元力のある快適な座り心地を実現させたソファ。緩やかに伸び、床をしっかりとホールドする脚は真鍮の地色である黄金色以外に黒染めタイプを用意。
「The bird chair」
鳥が羽を伸ばし、飛び立つ瞬間をイメージしたチェア。片持ちの背板を後方に飛び出したアームから立ち上がったフレームで支持する、独自の意匠性で新鮮な存在感を持つ。アームから背板までを1本の曲木で繋ぎ、緩やかな全体感の中にもスクエアな立方体(キューブ)の基本形を踏襲した1脚。
4/23までは店舗内にて「水野克俊 うつわ展」も開催中。
また先週3/23にはオランダ・アムステルダムにも店舗・ショールームを開設。新店舗は1888年に建造され一昨年までの約130年の間、アムステルダム市の警察署として市民に親しまれてきた建物をリニューアルしたもので、その様子も会場内にて投影されていた。
建築情報サイト『KENCHIKU』http://www.kenchiku.co.jp/ のブログです。建築系コンペ・イベント情報や建築作品等を掲載しています。 新製品情報やコンペ・イベント情報、建築作品等の情報をお待ちしております。 下記メールアドレスまでお送りください。 info@kenchiku.co.jp
2017年3月31日金曜日
2017年3月29日水曜日
YKK APより新インテリアドアシリーズ「famitto」発売
3月27日、YKK AP株式会社は、好きな壁紙を貼って自由にデザインできる新インテリアドアシリーズ「famitto(ファミット)」を発表した。
「famitto」は安心して壁紙貼りができるインテリアドア商品。扉に壁紙を貼るという新発想で、自由なインテリアコーディネートが可能に。
一般的な木製室内ドアに壁紙を貼ると、壁紙を貼る際に使う水糊の影響で反りが発生し、スムースな開閉が難しくなったり、枠と扉の間に隙間が生じてしまうなど品質面の課題が。そこで、YKK APはアルミ室内建具(襖)で培った技術を生かし、壁紙を貼って”デザインを楽しむことのできるインテリアドア「famitto」”を開発。従来に無い、新しいインテリアコーディネートや空間演出を可能にした。
その秘密は、アルミフレームと高い耐反り性能を備えたグルーサンドハニカムパネル。この2つを組み合わせることで、反りの原因となる水分を吸いにくい構造を実現。水分を防止するための表面パネル(グルーサンド)の中には、お菓子の包装でも使用されているアルミ膜を設けている。
開発時の実験では、一般的な木製建具の反り量が11.9mmであったのに対し、famittoは反り量わずか0.5mmと木製建具と比べて約1/20だったそう。
また、軽さと強度をあわせ持つアルミ素材の特長を活かすことで、スリムな枠幅”2.5mm”を実現。スリムな枠は壁と一体化したように仕上がり、壁紙の印象をより一層引き立てる。さらに、ドアは最大高さ2,500mm、引戸は最大H2,732mmまで対応可能。床から天井まで開口いっぱいにドアを取付ることもできる。
参考価格は、室内ドア 片開きドア、アルミ三方枠・ハンドル込み、
代表サイズ幅(W)785mm×高さ(H)2,033mmで60,000円(別途、壁紙代が必要)
壁紙の貼り替えもでき、模様替えするようにドアのデザインを変えることができるので、賃貸集合住宅での壁紙変更や、DIYでの貼り替えにも対応可能だ。
なお、「famitto」発売に合わせて、壁紙最大手の株式会社サンゲツとの共同プロモーションを実施。「famitto」専用カタログでは、サンゲツのデザイン壁紙と「famitto」をコーディネートしたイメージ写真を多数掲載する他、両社のショールームやホームページなどでPRを展開していく。
■famitto
http://www.ykkap.co.jp/products/interior/famitto/
「famitto」は安心して壁紙貼りができるインテリアドア商品。扉に壁紙を貼るという新発想で、自由なインテリアコーディネートが可能に。
扉や引戸を空間のアクセントにしたり、逆に壁になじませたりと、雰囲気の異なるオリジナルの空間を作ることができる。さらに、ドアの表と裏で別々の壁紙を貼れるので、部屋の内側と廊下側、それぞれの空間に合わせたコーディネートが可能だ。
その秘密は、アルミフレームと高い耐反り性能を備えたグルーサンドハニカムパネル。この2つを組み合わせることで、反りの原因となる水分を吸いにくい構造を実現。水分を防止するための表面パネル(グルーサンド)の中には、お菓子の包装でも使用されているアルミ膜を設けている。
▲ドア断面図のイメージ画像
また、軽さと強度をあわせ持つアルミ素材の特長を活かすことで、スリムな枠幅”2.5mm”を実現。スリムな枠は壁と一体化したように仕上がり、壁紙の印象をより一層引き立てる。さらに、ドアは最大高さ2,500mm、引戸は最大H2,732mmまで対応可能。床から天井まで開口いっぱいにドアを取付ることもできる。
参考価格は、室内ドア 片開きドア、アルミ三方枠・ハンドル込み、
代表サイズ幅(W)785mm×高さ(H)2,033mmで60,000円(別途、壁紙代が必要)
壁紙の貼り替えもでき、模様替えするようにドアのデザインを変えることができるので、賃貸集合住宅での壁紙変更や、DIYでの貼り替えにも対応可能だ。
▲新商品発表会のようす
「famitto」は4月3日より発売。多数の壁紙から好きな柄を選んでオリジナルコーディネートを楽しもう。
■famitto
http://www.ykkap.co.jp/products/interior/famitto/
2017年3月23日木曜日
プリズミックギャラリー「ととのえる展」
南青山にあるプリズミックギャラリーにて「ととのえる展」が開催中。普段は別々に活動をしている同年代の5組の建築家によるグループ展で、それぞれの視点で建築の「ととのえ方」やその先にあるものを展示。
また今回の共同作品として会場にくつろぎのスペースを設えた。空間構成や配置はもちろんのこと、マットやクッションは硬さや生地なども決め、この展示会のためにつくられた。 15冊の「ととのえる」本を手にとり、リラックスしながら閲覧できる。 建築関係の方だけでなく、一般の人にも見ていただきたいとのこと。
出展者(敬称略)
原田 将史+谷ロ 真依子(Niji Architects)
村梶 招子+村梶 直人(ハルナツアーキ)
鈴木 宏亮+山村 尚子(す ず き)
荒木 成文(アラキアーキ)
渡辺 美帆(saji建築設計室)
会期は4/29(土)まで。 土日祝はメンバーが持ち回りで在廊している。
また今回の共同作品として会場にくつろぎのスペースを設えた。空間構成や配置はもちろんのこと、マットやクッションは硬さや生地なども決め、この展示会のためにつくられた。 15冊の「ととのえる」本を手にとり、リラックスしながら閲覧できる。 建築関係の方だけでなく、一般の人にも見ていただきたいとのこと。
出展者(敬称略)
原田 将史+谷ロ 真依子(Niji Architects)
村梶 招子+村梶 直人(ハルナツアーキ)
鈴木 宏亮+山村 尚子(す ず き)
荒木 成文(アラキアーキ)
渡辺 美帆(saji建築設計室)
展示された模型も自由に手に取って見ることが出来る。
3/17に開催されたオープニングパーティーには、メンバーの何名かが所属していたということもあり、手塚建築研究所の手塚貴晴氏と手塚由比氏もかけつけた。会期は4/29(土)まで。 土日祝はメンバーが持ち回りで在廊している。
ラベル:
architecture,
design,
event,
exhibition
2017年3月15日水曜日
shibuya1000_009 シンポジウム「シブヤ広場合戦」
3月14日、渋谷ヒカリエ8/COURTにて開催されたshibuya1000_009 シンポジウム「シブヤ広場合戦」へ。
shibuya1000は、「渋谷を再発見しよう」をコンセプトに2008年にスタートしたプロジェクト。今後もしばらくは再開発による混乱状態が続くシブヤ。そんなシブヤという街を、もっとクリエイティブに、いっそこの混乱を楽しみませんか!という取り組みだ。
9回目となる今回は、10年目を迎える来年を一つの節目と捉え、その前段として、誰もが渋谷を実感し、交流し、新しい価値を創出するパブリックな場=シブヤの「広場」について、渋谷に愛着をもつ各界のプレゼンターとその実像に迫り、シブヤの広場の未来を構想した。
プレゼンターは下記のとおり。
小宮山雄飛 ミュージシャン、渋谷区観光大使 兼 クリエイティブアンバサダー
1966年ホフディランのVo&Keyとしてデビュー。渋谷区観光大使兼クリエイティブアンバサダー。音楽以外でも、映画・グルメなどに精通し、数々の連載やメディアへと活躍の場を広げている。
齋藤優一郎 映画プロデューサー、映画「バケモノの子」プロデューサー
1976年生まれ。細田守監督作品『時をかける少女』('06)、『サマーウォーズ』(’09)のプロデューサーを務め、’11年に細田守と共に「スタジオ地図」を設立。『おおかみこどもの雨と雪』(’12)、『バケモノの子』)(’15)を企画・制作。
平井真央 コミュニティーFM渋谷のラジオ 副理事長/総合プロデューサー
『風とロック』代表。慶応義塾大学卒業後、博報堂を経て、2011年に独立。その後、リクルート「ゼクシィ」など数々の広告の企画/プロデュースを手がける。’13年より、実妹・平井理央のマネジメントオフィス「dejaneiro」を設立。'16年4月本放送を開始したコミュニティFM「渋谷のラジオ」(87.6MHz)の総合プロデューサーを務める。
※当初登壇予定だったコミュニティーFM渋谷のラジオ チーフプロデューサーのKATSU佐藤氏に代わって平井氏が登壇。
林千晶 実業家 ㈱ロフトワーク代表取締役
花王を経て、2000年にロフトワークを企業。クリエイティブエージェンシーとして、Web、ビジネス、コミュニティ、空間、地域など、領域にとらわれずに価値創造のプロジェクトを数多く手がける。台湾、スペインなど世界6カ国に展開するデジタルものづくりカフェ「fabCafe」も運営。
小宮山氏は、「渋谷の広場」として代々木公園を例に挙げ、毎週のようにイベントが行なわれている中で、時には「タイフェス」と「ゾンビウォーク」といった全くジャンルの異なるイベントが同時に開催されることを紹介。「タイとゾンビのような異質な存在の共存を受け入れる器の大きさが渋谷の魅力ですね。今後は、イベントを開催する「場」の提供で終わってしまうのではなく、秋葉原や原宿のように「文化」を発信していく街になっていくべきだと考えています」と構想を述べた。
渋谷をモデルとした街での少年の成長を描いた映画「バケモノの子」でプロデューサーを務めた齋藤優一郎氏(左)は、MCに昭和女子大学環境デザイン学科准教授 田村圭介氏(右)を迎え、対談形式で「渋谷」について語った。
『バケモノの子』は、細田守監督にお子さんが誕生し、「変容する社会の中で生きる子どもを、もっとたくさんの大人が祝福するべきでは」と思ったことから生まれたそう。「監督が渋谷を物語の舞台に選んだのは、多様性を受け入れる土壌があり、子どものバイタリティを表現できると思ったからではないでしょうか。また、常に変化しているというところも子どもの成長と通じるものを感じたからなのかもしれませんね」と齋藤氏。
「実は渋谷には、田舎的な人のつながりが根強く残っているんです」と平井氏。「ダイバーシティ、シブヤシティ。」をコンセプトに、地域密着×世界最先端の放送局として昨年開局したコミュニティFM「渋谷のラジオ」には、著名人だけでなく、3か月の間に1100~1200人ものローカルヒーローとも呼べるべき地元の人々が出演している。760名ものボランティア登録者とともに日々番組をつくりあげ、時には17歳と58歳のディレクターが一緒になって番組をつくることもあるのだそう。そんな「渋谷のラジオ」を平井氏は、「町内会のような放送局」だと話す。
林氏にとって、様々な価値観を持った人が集う場である渋谷の広場は「拾う神様と出会う場所」だという。そうした前提の中で、「異質なものに対して、まあいいよね、ってできるシブヤの強さは何だろう?」、「日本の広場は、ふれあい広場・仲良くなるための広場でなければならない。それってずいぶん不自由だなあと思うんです」と疑問を投げかけ、このパートは急遽ディスカッション形式に。
ディスカッションには、本会の実行委員長で、渋谷駅中心地区まちづくり調整会議で副座長を務めるなど、渋谷のまちづくりのキーパーソンである建築家 内藤廣氏(左)と、本会の代表幹事を務める、建築家で東京大学生産技術研究所准教授の川添善行氏(中央)が加わった。
林氏の疑問に対して内藤氏は、「渋谷には異なったものを消化できる胃袋の強さがあるように思う。自然発生的に湧いてできた街だと思うので、コミュニティも強いのではないか。コミュニティとは地続きではなく、サークルがまとまりになったもので、何重にも輪がかけるもの。そうやってつくられた広場であれば、林さんが感じているような、排他的な場所にはならないのではないか」などと見解を述べた。
shibuya1000は、「渋谷を再発見しよう」をコンセプトに2008年にスタートしたプロジェクト。今後もしばらくは再開発による混乱状態が続くシブヤ。そんなシブヤという街を、もっとクリエイティブに、いっそこの混乱を楽しみませんか!という取り組みだ。
9回目となる今回は、10年目を迎える来年を一つの節目と捉え、その前段として、誰もが渋谷を実感し、交流し、新しい価値を創出するパブリックな場=シブヤの「広場」について、渋谷に愛着をもつ各界のプレゼンターとその実像に迫り、シブヤの広場の未来を構想した。
プレゼンターは下記のとおり。
小宮山雄飛 ミュージシャン、渋谷区観光大使 兼 クリエイティブアンバサダー
1966年ホフディランのVo&Keyとしてデビュー。渋谷区観光大使兼クリエイティブアンバサダー。音楽以外でも、映画・グルメなどに精通し、数々の連載やメディアへと活躍の場を広げている。
齋藤優一郎 映画プロデューサー、映画「バケモノの子」プロデューサー
1976年生まれ。細田守監督作品『時をかける少女』('06)、『サマーウォーズ』(’09)のプロデューサーを務め、’11年に細田守と共に「スタジオ地図」を設立。『おおかみこどもの雨と雪』(’12)、『バケモノの子』)(’15)を企画・制作。
平井真央 コミュニティーFM渋谷のラジオ 副理事長/総合プロデューサー
『風とロック』代表。慶応義塾大学卒業後、博報堂を経て、2011年に独立。その後、リクルート「ゼクシィ」など数々の広告の企画/プロデュースを手がける。’13年より、実妹・平井理央のマネジメントオフィス「dejaneiro」を設立。'16年4月本放送を開始したコミュニティFM「渋谷のラジオ」(87.6MHz)の総合プロデューサーを務める。
※当初登壇予定だったコミュニティーFM渋谷のラジオ チーフプロデューサーのKATSU佐藤氏に代わって平井氏が登壇。
林千晶 実業家 ㈱ロフトワーク代表取締役
花王を経て、2000年にロフトワークを企業。クリエイティブエージェンシーとして、Web、ビジネス、コミュニティ、空間、地域など、領域にとらわれずに価値創造のプロジェクトを数多く手がける。台湾、スペインなど世界6カ国に展開するデジタルものづくりカフェ「fabCafe」も運営。
小宮山氏は、「渋谷の広場」として代々木公園を例に挙げ、毎週のようにイベントが行なわれている中で、時には「タイフェス」と「ゾンビウォーク」といった全くジャンルの異なるイベントが同時に開催されることを紹介。「タイとゾンビのような異質な存在の共存を受け入れる器の大きさが渋谷の魅力ですね。今後は、イベントを開催する「場」の提供で終わってしまうのではなく、秋葉原や原宿のように「文化」を発信していく街になっていくべきだと考えています」と構想を述べた。
photo:shibuya1000実行委員会
『バケモノの子』は、細田守監督にお子さんが誕生し、「変容する社会の中で生きる子どもを、もっとたくさんの大人が祝福するべきでは」と思ったことから生まれたそう。「監督が渋谷を物語の舞台に選んだのは、多様性を受け入れる土壌があり、子どものバイタリティを表現できると思ったからではないでしょうか。また、常に変化しているというところも子どもの成長と通じるものを感じたからなのかもしれませんね」と齋藤氏。
「実は渋谷には、田舎的な人のつながりが根強く残っているんです」と平井氏。「ダイバーシティ、シブヤシティ。」をコンセプトに、地域密着×世界最先端の放送局として昨年開局したコミュニティFM「渋谷のラジオ」には、著名人だけでなく、3か月の間に1100~1200人ものローカルヒーローとも呼べるべき地元の人々が出演している。760名ものボランティア登録者とともに日々番組をつくりあげ、時には17歳と58歳のディレクターが一緒になって番組をつくることもあるのだそう。そんな「渋谷のラジオ」を平井氏は、「町内会のような放送局」だと話す。
林氏にとって、様々な価値観を持った人が集う場である渋谷の広場は「拾う神様と出会う場所」だという。そうした前提の中で、「異質なものに対して、まあいいよね、ってできるシブヤの強さは何だろう?」、「日本の広場は、ふれあい広場・仲良くなるための広場でなければならない。それってずいぶん不自由だなあと思うんです」と疑問を投げかけ、このパートは急遽ディスカッション形式に。
photo:shibuya1000実行委員会
林氏の疑問に対して内藤氏は、「渋谷には異なったものを消化できる胃袋の強さがあるように思う。自然発生的に湧いてできた街だと思うので、コミュニティも強いのではないか。コミュニティとは地続きではなく、サークルがまとまりになったもので、何重にも輪がかけるもの。そうやってつくられた広場であれば、林さんが感じているような、排他的な場所にはならないのではないか」などと見解を述べた。
▲会場内には屋台を模した出展ブースも登場し、来場者との交流を深めた
■渋谷1000
2017年3月9日木曜日
「第12回JLCAオープンセミナー」開催
3月7日(火)東京ミッドタウンにて、第12回JLCAオープンセミナーが開催された。
今回は「今どきの演出照明空間の作り方」をテーマに、講師にトキ・コーポレーション株式会社より箱崎翔太郎氏、水澤義和氏の2名が招かれた。
セミナー中のトキ・コーポレーションのお二人と、コーディネーターの山中氏。
|
セミナーはトキ・コーポレーションの製品の説明を中心におこなわれ、「テープライト」についての説明から始まり、アウトドア用製品、インドア用製品、スポットライトなど幅広く説明がおこなわれた。
実際に会場で製品を光らせるパフォーマンスもあり、来場者の目を惹きつけた。
数ある製品の中でも、本セミナーのコーディネーターである山中敏裕氏(JLCA副会長)と、筆者が非常に高い興味を持ったのが、FocalSpotMiniというコンパクトかつ超挟角のスポットライトだ。
こちらは、まだ生産が追いついていないとのことで、実際に製品を見ることはできなかったが、3°挟角配光という驚異の製品特性が非常に興味深かった。
セミナーの後半では、トキ・コーポレーションの製品の施工例が紹介された。
日本よりも海外での知名度が高いとも言われているトキ・コーポレーション。
施工例も海外の事例が多く、特にラスベガスのホテルへの製品の提供は30年以上の実績があるとのこと。
現在東京ビッグサイトで開催中の「ライティング・フェア」にて新製品を含めた製品を展示中とのこと。
「ライティング・フェア」の会期は2017年3月7日(火)~10日(金)となっているので、興味のある方はお早めに。
最後に、今回のようなオープンセミナーについて関心を持った方は、以下のリンクにぜひアクセスを。
JLCA/(一社)日本ライティングコーディネート協会:http://www.jlca.or.jp/
ラベル:
JLCAオープンセミナー,
ライティング,
新製品,
展示会
木場の集合住宅オープンハウス
末光弘和+末光陽子/株式会社SUEP.設計による、江東区木場の運河横に建つ集合住宅。
周辺は近年高い建物が増えているが、室内は思いのほか明るい。これは都心での悪条件化で最大の採光と通風を得るかを考え、アルゴリズムを用いた2916パターンから最適パターンを導き出した。
その結果、高層ビルの間から太陽が現れるわずかな方角に道路側開口部が向き、正面から見るとねじれた感じになっている。
このねじれにより夏の日射取得を減らしながら、冬の日射取得量を最大化している。
夏の南風を室内に迎え入れる様に開口部平面形状を構成。中央の中廊下にも風の道が出来る様に開口を設けている
周辺は近年高い建物が増えているが、室内は思いのほか明るい。これは都心での悪条件化で最大の採光と通風を得るかを考え、アルゴリズムを用いた2916パターンから最適パターンを導き出した。
その結果、高層ビルの間から太陽が現れるわずかな方角に道路側開口部が向き、正面から見るとねじれた感じになっている。
このねじれにより夏の日射取得を減らしながら、冬の日射取得量を最大化している。
夏の南風を室内に迎え入れる様に開口部平面形状を構成。中央の中廊下にも風の道が出来る様に開口を設けている
中央は季節ごとの太陽高度を表したもの
様々なバルコニー形状
屋上から運河方面を見る。
道路側室内。
裏手は運河に面している。思いのほか明るい。
入口は2枚の扉で構成され内扉を開けていても外扉を閉めておけばプライバシーを守りながら、通風を確保できる。
ラベル:
architecture,
オープンハウス
2017年3月8日水曜日
「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」
東京ビックサイトにて3/7~10の期間で開催中の国内最大級の総合展示会「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」へ。「JAPAN SHOP」「建築・建材展」「ライティング・フェア」などの5展示会と3特別企画で構成し、すべてをあわせ過去最大規模の1,206社が出展(主催:日本経済新聞社)。
「JAPAN SHOP 2017」(第46回)東4・5ホール
[JS4103] ㈲シリウス
屋外でも使用できる高耐候性や発色の良さを活かした紛体塗装でのグラデーションを表現し展示。紛体塗装は、粉状の樹脂(粉体塗料)を被着物へ付着させる塗装方法で、店舗のディスプレイや什器、壁面への装飾やエクステリア製品・スチール家具など様々な場面で活用を提案している。
[JS4304] アイカ工業㈱
ブーステーマを『~素材から空間へ~“クリエイティブ力”と“総合力”の発信』に、「+WONDER(プラスワンダー)」「オルティノ」「メラミン化粧板」「メラタック」「セラール」「ジョリパット」などの新柄・新製品を展示。また、アイカテック建材の新商品、高意匠不燃パネル「アルディカ」や、汎用性の高い塗装けい酸カルシウム板「ルナライト・カラーシリーズ」も発表。
[JS4413] 河淳㈱
新作のパブリックファニチャーや和家具シリーズの「和びより」を展示。写真下の”ENA CHAIR”と”ENA COUNTERCHAIR”は2017年夏発売予定。
[JS4526] 旭コンステック㈱
3次元装飾パネル「Belleカクテル」に加え、新たに素材感を強調した8mm厚タイプの新商品(不燃認定NM-4292)「Belleスマート」を出展。
「建築・建材展 2017」(第23回)東3・5・6ホール
[AC5004] ㈱アステック
新たに総代理店契約を締結し販売を開始する、米国製クォーツストーンメーカー「CAMBRIA」の天然クォーツ材を展示。米国で取り扱っている133色のうち36色を4月上旬より販売する。また5月には東京・南麻布にショールームオープン予定。
[AC5054] ㈱望造
木本来の持つ雰囲気をそのままに、幅広のフローリングの表面をノミ、カンナ等で一枚一枚、人の手により加工したフローリング材の展示。また寄木パーケットや新しい形での集成フローリング材も展示する。
[AC5240] ランクセス㈱
コンクリート建築の魅力を高めるコンクリート着色剤(酸化鉄顔料・酸化クロム顔料など)、着色剤を使用したコンクリートブロックサンプル、世界各国の建築用途事例などを展示。さらに、着色剤の建材業界における幅広い用途を紹介。ランクセスの着色剤は現場打ちコンクリート、プレキャストコンクリート部品、コンクリート瓦、舗装など、さまざまな建材に美的要素を加えることができる。
[AC5241] ㈱金羊社 CRIOS
2015年10月から販売開始している加飾建装材《空間をプリントする-CRIOS》シリーズの展示。特注プリントタイルは、陶器・半磁器などの一般タイルをはじめ、床用タイルカーペットや、凹凸のあるタイル、床用の塩ビタイルなど、あらゆるタイルにオリジナルデザインをプリントすることが出来る。
「ライティング・フェア 2017」(第13回)西1・2ホール
[LF1066] ㈱LCI JAPAN
イタリアを拠点に世界中で事業を展開する照明器具メーカーLCI JAPANでは、イタリアらしさを体感できる空間と洗練されたデザインの新作照明を展示。
「JAPAN SHOP 2017」(第46回)東4・5ホール
[JS4103] ㈲シリウス
屋外でも使用できる高耐候性や発色の良さを活かした紛体塗装でのグラデーションを表現し展示。紛体塗装は、粉状の樹脂(粉体塗料)を被着物へ付着させる塗装方法で、店舗のディスプレイや什器、壁面への装飾やエクステリア製品・スチール家具など様々な場面で活用を提案している。
[JS4304] アイカ工業㈱
ブーステーマを『~素材から空間へ~“クリエイティブ力”と“総合力”の発信』に、「+WONDER(プラスワンダー)」「オルティノ」「メラミン化粧板」「メラタック」「セラール」「ジョリパット」などの新柄・新製品を展示。また、アイカテック建材の新商品、高意匠不燃パネル「アルディカ」や、汎用性の高い塗装けい酸カルシウム板「ルナライト・カラーシリーズ」も発表。
[JS4413] 河淳㈱
新作のパブリックファニチャーや和家具シリーズの「和びより」を展示。写真下の”ENA CHAIR”と”ENA COUNTERCHAIR”は2017年夏発売予定。
[JS4526] 旭コンステック㈱
3次元装飾パネル「Belleカクテル」に加え、新たに素材感を強調した8mm厚タイプの新商品(不燃認定NM-4292)「Belleスマート」を出展。
写真の右が従来商品の彫りが深く重厚感があるもので、左が8mmタイプのもの。店舗だけにとどまらず、幅広く使いやすい商品を提案できるよう新たなラインアップとして追加。
「建築・建材展 2017」(第23回)東3・5・6ホール
[AC5004] ㈱アステック
新たに総代理店契約を締結し販売を開始する、米国製クォーツストーンメーカー「CAMBRIA」の天然クォーツ材を展示。米国で取り扱っている133色のうち36色を4月上旬より販売する。また5月には東京・南麻布にショールームオープン予定。
[AC5054] ㈱望造
木本来の持つ雰囲気をそのままに、幅広のフローリングの表面をノミ、カンナ等で一枚一枚、人の手により加工したフローリング材の展示。また寄木パーケットや新しい形での集成フローリング材も展示する。
[AC5240] ランクセス㈱
コンクリート建築の魅力を高めるコンクリート着色剤(酸化鉄顔料・酸化クロム顔料など)、着色剤を使用したコンクリートブロックサンプル、世界各国の建築用途事例などを展示。さらに、着色剤の建材業界における幅広い用途を紹介。ランクセスの着色剤は現場打ちコンクリート、プレキャストコンクリート部品、コンクリート瓦、舗装など、さまざまな建材に美的要素を加えることができる。
[AC5241] ㈱金羊社 CRIOS
2015年10月から販売開始している加飾建装材《空間をプリントする-CRIOS》シリーズの展示。特注プリントタイルは、陶器・半磁器などの一般タイルをはじめ、床用タイルカーペットや、凹凸のあるタイル、床用の塩ビタイルなど、あらゆるタイルにオリジナルデザインをプリントすることが出来る。
「ライティング・フェア 2017」(第13回)西1・2ホール
[LF1066] ㈱LCI JAPAN
イタリアを拠点に世界中で事業を展開する照明器具メーカーLCI JAPANでは、イタリアらしさを体感できる空間と洗練されたデザインの新作照明を展示。
写真の右は最新作の「PUNTO(プント)」。LED光源をフィボナッチ数列に基づき、ひまわりの種のような配列を模したシーリングライトで、写真では上手く写っていないが、LED光源の“点”をあえて見せるようにデザインされたもの。
[LF2051] エイテックス㈱
LEDテープライト関連製品を中心として、間接照明、什器や棚下照明、手摺などに仕込むことができる小型でフレキシブルな商品を展示。ブース内の花をイメージした展示は、デザイナーの橋本夕紀夫氏がデザイン。
「日経メッセ 街づくり・店づくり総合展」は3/10(金)まで。事前登録で入場料(通常:2000円)が無料。展示の他、連日特別セミナー・シンポジウムなども開催されている。
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