10/18(木)
株式会社カンディハウス(北海道旭川市:代表取締役社長 藤田 哲也)は、小笠原流会館にてデザイントークイベントを開催した。
「CONDE HOUSE DESIGN TALK EVENT 2018」 は、5都市で(名古屋、福岡、大阪、横浜、東京)で開催され、今年で5年目となる秋の定番イベントとなっている。
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代表取締役社長 藤田 哲也 氏 |
橋本先生の講演に先立ち、以下のお知らせがあった。
旭川デザインウィーク:
2018年6月20(水)~6月24日(日)まで開催された。展示会としては通算64回、リニューアルして「旭川デザインウィーク 」は今年で4回目の開催。
詳しくは、以下のリンク先へ。
http://www.asahikawa-kagu.or.jp/adw/index.html
北海道命名150周年:
2018(平成30)年で、「北海道」と命名されてから150周年。
1869(明治2)年8月15日に太政官布告によって「北海道」と命名。
カンディハウス創立50周年:
株式会社カンディハウスは、9月14日で創立50周年を迎えた。
デザイントークイベント:
橋本夕紀夫「Original Icons」
橋本 夕紀夫Yukio Hashimoto
1962年生まれ。1986年愛知県立芸術大学デザイン学科卒業。㈱スーパーポテトを経て、1996年独立。愛知県立芸術大学非常勤講師、昭和女子大学非常勤講師。主な作品にBEAMS HOUSE(丸の内)、ザ・ペニンシュラ東京(日比谷)、故宮晶華(台湾・台北)、インターコンチネンタル大阪(大阪)、コンラッド大阪(NDSと協働)(大阪)、等々。ナショップライティングデザインコンテスト優秀賞、 JCD優秀賞、第9回空間デザインコンペティション銀賞、 第16回タカシマヤ美術賞ほか、受賞多数。2013年12月六耀社より「LEDと曲げわっぱ―進化する伝統デザイン」が刊行。
講演は、橋本先生がこれまで「デザイン」というものに対して、いかに考えてきたのかということから始まった。
橋本先生は、「瞬間的な感動」と「持続的な感動」の両立を目指しているとのこと。
影響を強く受けた作品として「待庵」を挙げられた。
デザインをやりたかったが、何をやりたいのか決まっていなかった学生時代に中へ入り感銘を受けたとのこと。
そこには、素材のきらめき、新鮮な身体感覚を受け、アヴァンギャルドでタイムレスな空間が広がっていたとのこと。
また、建築家ではないが、フェルメールの作品からも影響を受け「物質としての光」、「空気が見える」、「空気を感じる」点に感銘を受けたとのこと。
★新しい日本の表現:
パッと見は西洋風だが、日本の職人の技術を取り入れる。
★プロダクトの製作もおこなっている。
★インスタレーションもLEDによって新しい表現できる。
★昔のものをただそのまま再現するのでは、現代の感覚とズレがある。
そこにテクノロジーを結合して、新しい価値が生まれる。ハイテクとの共存。
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カンディハウス東京ショールーム
〒107-0062
東京都港区南青山5-4-46 内田ビル1・2F
Tel. 03-5931-1188
Fax. 03-5931-1189
営業時間:11:00~18:30
定休日:水曜日(祝日の場合は営業)・年末年始
https://www.condehouse.co.jp/shop/tokyo/