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2024年8月19日月曜日

一般社団法人日本CLT協会 「CLT DESIGN AWARD 2024 -設計コンテスト-」を開催

 一般社団法人日本CLT協会は、令和6年度林野庁補助事業の一環として、「CLT DESIGN AWARD 2024 -設計コンテスト-」の開催を発表した。

今回のコンテストでは『地域の交流場となる図書館』をテーマに、CLT(クロス・ラミネイティッド・ティンバー)を活用した建築物の創造性に富み、環境に配慮した実現可能なCLT建築物の設計提案を募集する。

日本CLT協会は、本コンテストの開催を通じて、CLTの普及やCLTを利用した工法等の新たな技術開発を促進し、都市の木造・木質化と持続可能な建築の推進を目指す。

募集内容
■ テーマ :
 『地域の交流場となる図書館』
 
■ 応募資格 :
 ・設計実務経験者、建築を学ぶ学生(大学生、専門学校生、高校生等)
 ・個人、企業、団体、グループ単位での応募が可能
 ・CLT設計の実績の有無は不問
 
■   募集期間 :
 2024年9月2日(月)~2024年12月2日(月)23時59分必着
 
■ 応募方法 :
 特設サイトの申込ページより、必要事項を入力し作品をアップロード
 
■ 応募書類 :
 ・A2サイズ(420×594mm)横使い、2枚以内、PDF形式、1枚1MB以上
 ・図面、パース、ドローイング、CG、模型写真など、表現方法は自由

審査委員
   審査委員長
 三井所 清典(芝浦工業大学 名誉教授)
 
   審査委員
 腰原 幹雄(東京大学生産技術研究所 教授)
 安井 昇(桜設計集団一級建築士事務所 代表)
 原田 真宏(芝浦工業大学建築学部 教授)
 石川 敦子(森林総合研究所 木材改質研究領域 領域長)
 
   特別審査委員
 長澤 悟(東洋大学 名誉教授)

■ 賞・副賞
   農林水産大臣賞  1点:賞金50万円
   国土交通大臣賞  1点:賞金50万円
   環境大臣賞     1点:賞金50万円
   日本CLT協会賞  1点程度:副賞なし

■ 表彰式
   日時:2025年3月7日(金)
   会場:木材会館(新木場)にて開催予定

■ 応募方法および詳細情報
    https://compe.japandesign.ne.jp/clt-award-2024/

 
■ 主催
   一般社団法人日本CLT協会
    https://clta.jp/

2024年6月28日金曜日

(一社)日本CLT協会が「CLTデザインノート 改訂版」を発行

 一般社団法人日本CLT協会から、CLTを活用して建築デザインしたい設計者・デザイナー向けのCLT建築物の入門ガイド「CLTデザインノート 改訂版」が発行された。

本冊子は2019年に発行されたものの改訂版で、国内外のCLT建築物の事例・提案の紹介から、CLTの特徴、構法、CLTパネルの構成、接合方法、施工方法の選択の流れに沿った設計の進め方についてや、防耐火・断熱・気密・防水・耐久性・遮音・設備設計の各分野ごとに設計のポイントなどが、イラストや図面等を用いて紹介されている。

CLTデザインノート 改訂版  
発行元:一般社団法人 日本CLT協会 設計WG

形式:PDF (6,780 KB、40頁)
   ダウンロードは 一般社団法人日本CLT協会ホームページ より



一般社団法人日本CLT協会
https://clta.jp/


2017年5月19日金曜日

長谷萬カスタムホームズ「木育の家」見学会

東京都新宿区で長谷萬カスタムホームズによる「木育の家」の見学会が開催された。 長谷萬(東京都、長谷川健治社長)は、以前より“木育活動”の推進に力を注いでいる。同社の具体的な活動については同社HP(http://www.haseman.co.jp/c_mokuiku/pushing.html)を参照のこと。

今回見学した「木育の家」はCLTと木造軸組工法をハイブリッド化したもので、16年度のCLTを活用した建築物の実証事業の補助を受けて建設された。
本物件の特徴としては、長谷萬のこだわりで、できる限りムク、無塗装で国産材をいたるところに使用している点だ。特にキッチン、ダイニングの床には、群馬県上野村産の栗材を使用している。

また「およそ1世紀にわたって長谷萬グループが蓄積してきた 『木のノウハウや最新技術』を結集して造りあげました。」とのこと。

1階階段部
可能な限り木を使用した階段部

室内は窓枠にいたるまで、木を使用している
・ぬくもり杉床
床全面に厚さ3cmもある国産杉のムク材フローリング「ぬくもり床」を用いている
さらに木の効果を十分に享受できるよう無塗装にこだわっている
・ブレットシュタッペル
ブレットシュタッペルという技術を使用した棚

ブレットシュタッペルは、手工業的な手法により釘やダボで木の板を積層した構造用面材
・室内CLT
CLTの壁が、独特の雰囲気と空間の面白みを生み出している
CLTを空調設備として利用した世界初の取り組み
空調機から取り込まれた空気が珪藻石フィルターと
CLT内気質ダクトを通り清浄され、調湿もされる仕組み


・ダイニング

群馬県上野村産の栗材を使用した床
・木育広場
工場からのリサイクル材を活用し、釘を使わずに制作された遊具と家具
木でできていることにより部屋全体の印象も温もりを感じる


こちらもブレットシュタッペルという技術を用いて制作されている















・ぬくもり塗壁
木以外の部分の壁、天井には自然素材「ぬくもり塗壁」を使用
・「ぬくもり塗壁」とは、長谷萬カスタムホームズが推奨する100%天然素材で作られた塗壁材。  湿気の調整機能がある珪藻土・建物の耐久性を高める漆喰・臭いや有害物質を吸収分解する天然沸石・火山灰を加工した断熱ビーズの4つの自然素材からできている。

・木質ファサード
外壁の木材には、液体ガラス塗料を使用
自然素材である木の良さ活かしながら耐久性、防水性、防火性の向上を実現

『木育の家』では多くの良質な国産木材を構造に使用。全体で97㎡近くの木材使用量の約71%にあたる69㎡もの国産木材を使用。
木質化、木造化が求められている現代の建築。その1つのカタチとして長谷萬のおこなう取り組みに、今後も注目していきたい。


最後に現在、同社と木育活動を一緒に展開している東京おもちゃ美術館の「森のおもちゃ美術館」が新宿御苑で開催中。
青空の下、新宿御苑の自然を活かして、
子どもたちが芝生の上で「見て、触れて、つくって」という親子向けのイベントで、同社も「木と自然素材の塗壁体験」で出展中。
詳しい情報は以下を参照のこと。
HP
ご案内:http://goodtoy.org/ttm/lohasmori/info.html
場所:新宿御苑
期間:519日(金)~521日(日)
時間:9時~16

【『木育の家』の木材使用数量】

部材名
木材使用量
国産材使用量
使用部位
1
軸組構造材(基準4)
30
8
土台()、柱()、梁(RW集成材、米松KD)
2
CLT
27
27
(150mm)25.5㎥、階段踏板(90mm)1.5
3
羽柄材
14
10
間柱(KD)、野縁(赤松KD)
4
合板
21
19
(24mm)、野地(24mm)、通気野地(12mm)、壁(12mm)
5
内装フローリング
5
5
(30mm)4.7㎥、クリ(15mm)0.3

合計
97
69
国産材使用率71%

・建物概要

工事名: 加賀町 木育の家新築工事
建築場所: 東京都新宿区
建築敷地: 269.73
建造物: 木造3階建て 一戸建て住宅1
施工者: ()長谷萬カスタムホームズ事業本部
木材: ()長谷川萬治商店