2018年11月22日木曜日

YAMAGIWA「フランク・ロイド・ライトへのオマージュ展 (2018) 」

東品川・寺田倉庫内にあるT-ART HALLにて開催中の「フランク・ロイド・ライトへのオマージュ展 (2018) 」へ。
この展覧会は、フランク・ロイド・ライト生誕150年を迎えた2017年に、ライトのデザインの素晴らしさと、今日まで復刻を続けてきたYAMAGIWAのものづくりを伝えることが出来ないかと考え、2017年11月に第1回目を開催(建築家 坂茂氏、インテリアデザイナー 橋本夕紀夫氏、デザインスタジオ groovisionsが参加)。照明タリアセン2を原型としながら、 それぞれの解釈で表現されたオマージュ作品を展示・限定販売した。
今回の開催は第2回目で、建築家 伊東豊雄氏、デザイナー 皆川明氏、彫刻家 名和晃平氏の3氏を迎え、新たな作品が生み出された。ライトが用いた造形やタリアセンに見られる規則性、自身の作品との共通点など、各々の視点で解釈していて見比べるのもおもしろい。
(以下、作品についてのコメントはオフィシャル資料転記)
TALIESIN® POLYGON 伊東豊雄氏(建築家)
タリアセンのもつ迫力や木の存在感を肌で感じ、素材を変え現代的に表現することに挑戦。セードと遮光板の連続から成るライトのタリアセンに対し、3種の多面体による構成を考えた。この構成は、ダイクマン中央図書館(ノルウェー・オスロ)のコンペティションや、自身の建築ミュージアム(愛媛県今治市)にも採用している。多面体の重層的な連なりにより光はやわらかく拡散され、心地よい空間が生まれる。
TALIESIN®+ 皆川明氏(デザイナー)
オリジナルのタリアセンから遠く離れず、機能的な意図を失わず、そこから派生するように僅かに装飾を加える(プラスする)ことを考えた。タリアセンに込められたライトの想いを観察し、遮光板の寸法が白銀比(1:√2)であることに着目。1枚の遮光板を同じ比率で分割し、自由に付け外しできるパーツをデザインした。木に見立てたタリアセンに鳥がとまり、木漏れ日を感じさせる豊かな表情が生まれた。
 Particle-T2 名和晃平氏(デザイナー)
「すべての物質は粒子(Particle)で出来ている」
光を反射する炭化ケイ素でモチーフを覆い、鉱物的で武骨なテクスチャーから生まれる繊細で複雑な煌きは、光の粒子が集まりボリュームを構成する様を表している。ライトのタリアセンがそうであったように、空間のスケールに合わせられるよう高さのバリエーションを揃えた。積み重なるエレメントは地面から立ち上がる生命のようであり、無限柱のような永遠性をも想起させる。
 11/20に行われた、オープニングパーティでは伊東豊雄氏(下写真・左)と名和晃平氏(下写真・右)も参加し、作品について説明した。
これらの作品は、特別限定モデルとして11/21より販売もスタート。展覧会は11/25まで。終了後(11/29~)は、yamagiwa tokyo(東京ショールーム)にて展示・販売。

2018年11月21日水曜日

ダイフレックス企業製品セミナー2018「伊東 豊雄 ― 21世紀 建築の夢 ―」

14日(水)、株式会社ダイフレックスダイフレックス企業製品セミナー2018と題し、伊東 豊雄氏((株)伊東豊雄建築設計事務所 )を講師に招いた基調講演「―21世紀 建築の夢―」を行った。
伊東豊雄氏
生まれ育った諏訪湖や、幼少期の写真を紹介しながら「自分の考える建築空間は育った環境や自分の見た原風景と関わるのかもしれないと考えるようになった」と始め、「下謝訪町立諏訪湖博物館・赤彦記念館(1993年)」や瀬戸内海大三島にある「今治市伊東豊雄建築ミュージアムシルバーハット(2011年)」を例に挙げ「荒波の立つような海はだめ。鏡のような静かな水が好き」と故郷・諏訪湖への思いを語った。


諏訪湖について語る伊東氏

話は渋谷の大開発に移り、「高層化すればするほど中と外の関係は切れてしまう」と建築の高層化を批判。「近代主義の建築は20世紀に明るくて清潔でたくさんの人が都市に暮らせる建築を作ろうということでスタートしたが、現在東京ですら人口が減少しているのに高層建築が建ち続けるのは人と自然、人と人を切り分ける思想で成り立っている。どうやってもう一度人と自然、人と人の関係を回復するかという事こそ今我々が考えなければならない最大の問題だ」と訴える。
2011年におこった東日本大震災では、建築家にできることはないかという思いで三陸に通い、仮設住宅の過剰な仕切りによるプライバシーの確保より人と一緒に暮らしているという感覚のほうが大事なんだという住民の声からみんなの家プロジェクトを開始する。「切り分けられた仮設住宅は高層建築と同じで人と人のつながりが失われる」と強調。みんなの家は三陸で16件、熊本県に約100件実現した。

人と自然の関係の回復については、建築の中に自然を取り込む方法の例として自身唯一の高層建築シンガポールにある「キャピタグリーン(2014年)」を紹介。外装には豊かな緑化を施し、屋上庭園には象徴的な大型吸気口を設け、自然の力を利用して各階に新鮮で清涼な空気を供給している。

一方人と人の関係の回復については、「ぎふメディアコスモス(2015年)」を紹介。オープンな空間であるがさまざまな場所を用意することで自分で居場所を選べるプランになっている。2階の天井にあるグローブと呼ばれる半透明で漏斗形状のかさの下は内部感覚を味わえる場所。他にも「川口市めぐりの森(2018年)」や「山梨学院大学 国際リベラルアーツ学部棟(2015年)」、「台中国家歌劇院(2016年)」などを例にあげ、「未来的に自然と親しむこと」、「歴史を継承する」ことが人と自然、人と人が結ばれるために考えていくことと締めくくった。


ダイフレックス商品を屋根の防水に使用した「川口市めぐりの森」模型

セミナーや商品に関してのお問い合わせはダイフレックスまで。

2018年11月20日火曜日

田根剛×中野信子トークイベント「未来の記憶」

建築家・田根剛氏と脳科学者・中野信子氏によるトークイベントがリビングデザインセンターOZONEとTOTO出版により行われた。
TOTOギャラリー・間(乃木坂)東京オペラシティアートギャラリー(西新宿)で開催中の展覧会「田根剛|未来の記憶」。本イベントは本展の関連書籍として発行される書籍『TSUYOSHI TANE Archaeology of the Future―田根 剛建築作品集 未来の記憶』、『田根 剛 アーキオロジーからアーキテクチャーへ』(TOTO出版刊)の2冊の発行記念として行われた。

展覧会の紹介をする田根剛氏
TOTOギャラリー・間(乃木坂)で行われている『田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the Future―Search & Research』内覧会の様子はこちらを参照。


田根氏と中野信子氏
書籍『TSUYOSHI TANE Archaeology of the Future―田根 剛建築作品集 未来の記憶』序文から「記憶とは人類のテーマでもあり、情報があふれる現代に最も重要である」という田根氏に対し、中野氏は「私たちの脳は記憶でできている。彼の直感は当たっている」とし田根氏の思想を脳科学的知見に基づき肯定。

場所に愛着を感じる人間の脳について「特別な人と一緒に行った・生まれ育った場所は安全であると感じる、そこに愛着が生まれる」という中野氏に対し「場所に愛着がついても空間には愛着はつかない」とする田根氏は現代の都市空間を批判。「空間とは近代の発明だと思っている。高層建築により生まれた空間はどの環境やどの地域でも成り立ち、都市において空間は生まれたけれど場所は失われた。建築家はもう一度場所を作らなければならない」と意思を表明した。

これからどんな未来が待っているのかという問いには「近代的思想により便利になったが、これからは古代と同じくらい環境に向き合わなければなれない」と問題提起し「建築に限らず一つの意識として大事なのは化石燃料を使わないこと。エネルギーの鎮静化が求められている」と今年は異常気象の一年だったとまとめた。


リビングデザインセンターOZONEでは他にもセミナーを開催。
詳しくはこちら

2018年11月19日月曜日

モーイ リック・テグラー氏来日イベント

2018年11月14日(水)株式会社トーヨーキッチンスタイルは、日本総代理店を務めるオランダのモーイ(moooi)より、「メッシュマティックスシャンデリア」で注目度を増す期待のデザイナー、リック・テグラー氏の来日イベントを開催。
本イベントは店舗2周年を記念したプログラム第二弾でモーイ・トーヨーキッチンスタイルによるもの。
期待のホープデザイナー リック・テグラー氏
リック・テグラー氏は4歳からものづくりに興味がある好奇心旺盛な子供であった。4年制の大学でデザインを学んだのちすぐに作品づくりを始めた。
デザインのひらめきを何から受けるのかマジックテープの拡大写真を1つ例に挙げ、「身近なものにヒントがある」とし素材と技術からなるシンプルな思考法を語った。



フィリグリーフロアランプ|Filigree Floor Lamp
サイズ:W80×D65×H160-240㎝
価格:332,000円


フィリグリーフロアランプはmoooiのプロデューサーと模索し3年かけて制作したもの。
ランプの中心にある強力なLEDライトをカバーする半透明のスクリーンはピンと張られ部屋中に柔らかな光を拡散させる。

メッシュマティックスシャンデリア|Meshmatics Chandelier
サイズ:Φ90/H90㎝
価格:480,000円

繊細なワイヤーメッシュがそれぞれ異なるサイズにハンドメイドで丁寧に引き延ばされ、3層のレイヤーに仕立てられている。3つのレイヤーが統合されたポイントには上方照射の光源があり、光を情緒的に拡散して周囲を照らす。フォルムを形成し、美しい拡散光を作り出す3層のワイヤーメッシュは、実はLEDが発する熱を冷却する役割も担っている。

第一弾であるモーイカーペットCEOマーティン・バレンタイン氏の来日イベントでは、新作コレクションの説明とモーイカーペットならではの最新技術を駆使した革新的な生産プロセスなどを紹介した。

お問い合わせはモーイ・トーヨーキッチンスタイルまで。

2018年11月16日金曜日

MASTERWAL新商品発表会「MASTERWAL Collection 2018」

銀座にあるマスターウォール銀座にて、2018年新商品発表会「MASTERWAL Collection 2018」が11/14~16の期間で開催。「MASTERWAL(マスターウォール)」は、2006年にアカセ木工が立ち上げたメーカーブランド。機械によるオートメーションと熟練した職人たちによる丹精こめた手作業との組合せで製造されており、加工・仕上げ・梱包までの工程をすべて自社で手掛けている。マスターウォール銀座は昨年12月にオープンし、ちょうど1周年を迎えようとしている。
「MASTERWAL Collection 2018」は、「Small Luxury」をテーマ、「Japan Mind」をコンセプトに細部へのこだわりや小さなものへの愛着といった日々の忙しさで忘れつつある日本人古来の精神を思わせる「密やかで贅沢な空間づくり」をマスターウォールの商品を通して提案。
 新商品の「SL Chair」は、マスターウォール銀座オープンをきっかけに出会った、k/o design studioの押野見邦英氏がデザイン。ホテルや公共施設、そしてホームユースなど多様な使い方を可能にした軽量でコンパクトデザインのチェア。円と直線から構成されるシンプルなデザインながら、座の裏側にもこだわりをもち、製作は外見とは裏腹に手強く熟練した木材加工の技量も必要で、1年かけてようやく発表出来るようになったとのこと。チェアのほか、「SLシリーズ」として、テーブル「SL TABLE」(天板サイズ2種φ900㎜、φ600mm)もある。販売開始は、12月中旬を予定。
 初日の11/14は、押野見氏によるトークイベントもあわせて開催。自身が手掛けた近作「洗足学園音楽大学・シルバーマウンテン&レッドクリフ」や「ヴィラ森戸(葉山)」、「パークコート千代田富士見ザ・タワー」などを例として、建築・インテリア・家具の関係性についての話をした後、今回発表した「SLシリーズ」についてのプレゼンテーションをした。
また「SLシリーズ」以外でも、コンセプトとなっている「Japan Mind」を軸にしたモノダイニングシーン、AVボートのサイドアイテムや、環境に特化した家具(Green Piece Furniture)ブリックシリーズといった新作も発表。
マスターウォールのショールームは、銀座店ほか、全国10か所、ニューヨーク1ヶ所で展開。営業時間内であれば誰でも自由に入ることが出来る。

2018年11月15日木曜日

MAGIS東京ショールーム リニューアルオープン

昨年、ビル改修工事のため一旦クローズしていた、青山一丁目にあるMAGIS東京ショールームが11/1よりリニューアルオープン。11/13にレセプションパーティーが行われた。
以前よりも展示面積を広げて、ブランドを代表する名作家具はもちろん、日本初披露となる最新作「BRUT シリーズ(Konstantin Grcic)」「Vitrail(Inga Sempé)」など、多数の商品が展示。ショールームの空間設計は、Leica・Mikimoto・Omegaなどの店舗デザインや、海外ブランドのフラッグシップショップを多く手がけるdesign Frescoによるもの。
マジスは、1976年の創業より、ブランド主導の企画をデザイナーと協働し、イタリア国内の協力工場で生産(すべて Made in Italy)という手法をとり続けているインテリアブランド。かつて主軸だったプラスチック製家具から、今や金属や木材、エコ素材にまで開発の幅を広げている。2009年に世界初のショールームを新宿にオープンし、2012年に現在の青山一丁目に移転、また 2017 年には国内2拠点目となる大阪ショールームがオープンしている。
「BRUT シリーズ(Konstantin Grcic)」(下写真のテーブル)
無垢の鉄鋳の脚の上下昇降が可能なテーブル。通常のダイニングテーブルから、ハイテーブルまで用途を幅広く使用出来る。コレクションはこのほか、ラウンドテーブル、ビストロテーブル、木製の座面を持つベンチで展開。
「Vitrail(Inga Sempe)」
アートフレームのようなミラーコレクション。デザイナーのInga Sempeとは初めてのタッグ。商品は4種類で、水平にも垂直にも(丸型については斜めにも)かけることが出来る。
ショールームは営業時間内は、誰でも自由に見ることが出来る。
また、リニューアルしたビル(青山ビル)は、内装を NY のホテル「Ace Hotel」や「The Standard Hotel」、さらには Facebook 社の社員食堂などを手がけたデザインスタジオ、Roman & Williamsがアジアで初めてデザインを担当している。

2018年11月14日水曜日

 YKK AP が、IoTを活用した戸締り安心システム 「ミモット」を発表 

YKK AP株式会社は、毎日のお出かけの際の、窓・ドアの鍵の閉め忘れを防止する、戸締り安心システム「ミモット」を2019年1月より発売する。

近年、住宅等への侵入窃盗件数が増加し、手口も巧妙化するなど社会的に深刻な状況になる中、建築部品を扱う多くの会社が防犯性の高い建物部品の開発販売を行なうことで一定の成果を収めてきたが、戸締まりは使用者への注意喚起でしか防ぐことが出来なかった。

戸締り安心システム「ミモット」は、窓・ドアのセンサーとスマートフォンをつなぎ、玄関を出て外出した直後に窓のカギの締め忘れを通知する、窓・ドアのIoT 商品。
使用者のカギの操作により発電・通信を行う技術を活用したセンサーと、玄関ドアの電気錠(スマートコントロールキー)を組合せることで、玄関ドアの施錠を行った際に、カギを締め忘れた窓をスマートフォンに通知してくれるので、窓の施錠に戻ることができ、外出先での不安を解消する。
戸締り安心システム「ミモット」システム図 センサーと玄関ドアの電気錠を組合せることで、
玄関ドアの施錠を行った際にカギを締め忘れた窓をスマートフォンに通知する事が出来る。



クレセント部分には、使用者がカギを操作する(施解錠)する力(作用)により微弱な電気を
発電し電波を送って通信を行なう技術を活用しているので、電池交換が不要。


いつ伝えるかが一番大事! 家族の安心を窓から守る、3つの通知機能
◇<お出かけ時戸締り通知>
※外出時に玄関のドアを閉めると、カギが開いている窓やドアがあれば、どこが空いているかを通知
◇<GPS戸締り通知>
※外出時に玄関ドアのカギを閉め忘れてしまってもお家から遠く離れる前にカギの閉め忘れを通知 
◇<玄関ドア見守り通知>
※家族の名前を登録したキーで玄関ドアのカギを開けると、外出時でも家族の帰宅を確認し通知

ミモットは同社が販売する全ての戸建住宅向けの玄関ドア商品・窓商品への取付が可能(後付可能)。今後は、施設関係・学校関係など非住宅部門への幅広い対応と同時に、同社商品以外の窓への取付が可能な汎用クレセントタイプの開発を進め、窓・ドアのカギの閉め忘れを防ぎ、戸締りによる安心を提供していく予定。



YKK AP株式会社
https://www.ykkap.co.jp/



2018年11月12日月曜日

エーディコア・ディバイズ「2019モデル新作発表会」

東京・広尾にあるエーディコア・ディバイズのショールームにて「2019モデル新作発表会」が11/7~9の期間で開催された。
2019年モデルとして発売する「PMMA + Wood」は、アクリル樹脂と木製素材という異素材を組合せ、温かさと柔らかさを持った、今までに無い新しいファニチャーシリーズ。マテリアルファニチャーのトランスペアレンシーとの共同制作(エーディコア・ディバイズでデザイン、トランスペアレンシーでアクリル樹脂素材の加工を行っており、トランスペアレンシーでは、ステンレス製の脚部を持つ家具の販売する)で、優美で透明なアクリル樹脂と暖かい木製素材が、新たなデザインを生み出した。水辺に浮かぶ蓮の花など、花弁をイメージした3タイプのチェア、光を通す重厚感のあるアクリル天板のフォーマルテーブルとリビングテーブルを発表。その他、A-modeブランドの新モデルとしてフォーマルな空間にも使用できる場所を選ばないダイニングチェア。またNEO CLASSICO Heritage の053モデルにローバックのバリエーションが追加された。
アクリル樹脂の特徴は、高い透明性。本来は隠れる脚部の補強材や、手をかけない場所も露わになるため、全てを見せながらも、美しく強いフレームをデザインするのには、とても苦労したという。

東京・広尾ショールームでの開催は終了したが、大阪他、名古屋・大阪ショールームにて開催予定。期間中の来場者には、オリジナルバッグに入れて、新製品タブロイドを配布している。

2018年11月9日金曜日

モーイカーペット「絶滅動物コレクション」発売開始 CEOマーティン・バレンタイン氏来日イベント

2018年11月7日(水)株式会社トーヨーキッチンスタイルは、日本総代理店を務めるオランダのモーイ(moooi)より、「モーイカーペット|moooi carpets」絶滅動物コレクションの発売を開始した。
モーイ・トーヨーキッチンスタイルでは、店舗2周年を記念したプログラムを開催。第一弾であるモーイカーペットCEOマーティン・バレンタイン氏の来日イベントでは、新作コレクションの説明とモーイカーペットならではの最新技術を駆使した革新的な生産プロセスなどを紹介した。
モーイカーペットCEOマーティン・バレンタイン氏

デザイナー、マルセル・ワンダース(Marcel Wanders)とキャスパー・フィッサス(Casper Vissers)によりオランダに設立され、2001年にデビューしたインテリアブランド「モーイ(moooi)」。照明(2001~)、家具(2007~)、ラグ・カーペット(2015~)、雑貨など幅広いプロダクトをラインナップし、冒険心にあふれるデザインプロダクトは毎年ミラノサローネで発表されるたび大きな話題を呼んでいる。


今回発売が開始された絶滅動物コレクションは<ハイパイル>という長毛の生地からできていて、角度によって違う光沢を表したり、表情の見え方が変化するのも面白いところ。
























































































東京のショールームには新作全10種のうち6種が期間限定で特別展示されている。

ドードーパヴォーネ|Dodo Pavone
サイズ:Φ250センチ 価格:574,000円
シルバー、ベージュ、ピンク、ホワイトの組み合わせからなりゴージャスな世界が生み出されている。

ブルーミングシードラゴン|Blooming Seadragon
サイズ:200×300センチ 価格:481,000円
ダークカラーを背景にブルーグレーのスポットの有機的な組み合わせで構成。

アリストクアッガ|Aristo Quagga
サイズ:200×300センチ 価格:481,000円
たてがみをイメージしたブラック、グレー、ブラウン、ホワイトのニュアンスの異なる印象的なパターン。

カリグラフィーバード|Calligraphy Bird
サイズ:Φ250センチ 価格:574,000円
華麗な襟元の青と優雅な尾羽根などをイメージした色鮮やかなデザイン。

ドワーフライノ|Dwarf Rhino
サイズ:200×300センチ 価格:481,000円
シルバーブルーの鱗のような模様で構成され力強い優雅さをもたらす。

アーマードボア|Armoured Boar
サイズ:200×300センチ 価格:519,000円
黒い幾何学模様で装飾された装甲のようなコートがポイント。
(価格はすべて税抜き価格)

今月14日(水)にはアニバーサリーイベント第二弾が開催される。
お問い合わせは下記まで。
FacebookMoooi Japanhttps://www.facebook.com/Moooi-Japan-837691746360327/