2013年9月30日月曜日

アスプルンド「VINCENT SHEPPARD」展示会

9/20にベルギー王国大使館とアスプルンドが共催で「VINCENT SHEPPARD/ヴィンセント・シェパード」の展示会が開催された。
ヴィンセント・シェパードは、ベルギーで100年の歴史を持つロイドルームファニチャーブランドのひとつで、クラフトペーパーをワイヤーに巻きつけ織んでつくるハンドメイドの家具を制作している。見た目は籐(ラタン)のようで、紙でありながら頑丈で柔軟な家具。
ロイドルームファニチャーというとトップの写真のようなクラシカルなデザインのものが多いが、ヴィンセント・シェパードではモダンなデザインのものや、異素材と組み合わせたデザインのものも制作している。
織り込んだ後に塗装するカラーも種類が豊富で、現地ベルギーではブルー系やメタリック系の色が人気とのこと。
こちらはファブリックと組み合わせたソファや、木・ガラスの天板と組み合わせたテーブル。
クラフトペーパーでつくる家具だけでなく、木製のテーブルなどの商品も。
内部専用のチェアと同デザインでアウトドアファニチャーの取り扱いもある。(野外用に張地はビニル素材。)
商品の一部は恵比寿にあるアスプルンドのショールームで見ることができる。

2013年9月20日金曜日

ボルボ·モダンアート展 「Sweden Style + Tokyo Style」

ボルボ・カー・ジャパン株式会社は、スカンジナビアン・アートをテーマとした「ボルボ·モダンアート展」をボルボ・カーズ 港・中央にて開催している。
今回のアート展には、スウェーデン・デザインを代表するオーケ・アクセルソン氏と娘で画家のカタリナ・アクセルソン氏、日本からは日本の伝統文化を現代に合わせて再構築することをコンセプトにした創作活動を展開している緒方慎一郎氏が参加。スウェーデンと日本の繊細なデザインの共演となった。
12日まで開催されていた「日常の椅子~”Collection NOMAD”オーケ・アクセルソン展示会」にて展示されていた椅子や、緒方慎一郎氏デザインの食器が展示されている。

天井からぶら下がる食器は緒方慎一郎氏デザインの紙製の食器。
レセプションではカタリナ・アクセルソン氏による実演が行われた。この絵の売り上げは東日本大震災被災者へ寄付される。
偶発的にオーケ・アクセルソン氏による椅子の組立デモンストレーションが行われた。

「ボルボ·モダンアート展」は9月30日まで。

2013年9月10日火曜日

「日常の椅子~”Collection NOMAD”オーケ・アクセルソン展示会」

スウェーデン・デザインを代表するオーケ・アクセルソン氏の展示会
日常の椅子~”Collection NOMAD”オーケ・アクセルソン展示会」PGギャラリーにて、6日より開催されている。
今回の展示は、オーケ氏の娘で画家のカタリナ・アクセルソン氏のギャラリー展示に合わせて開催された。
オーケ・アクセルソン氏とカタリナ・アクセルソン氏
今回の展示ではノマドをテーマに、持ち運びしやすく、座り心地の良い、美しい椅子が展示されている。
展示されている椅子は、オーケ氏が手荷物でスウェーデンから運んできたもの。
この椅子は木の杭で固定され、分解すると椅子の下の箱に収まる。
この椅子は背面の綱にテンションを掛ける事で椅子を安定させる。
実際に座ってみたが、この椅子は布張りの椅子とは思えないほど座り心地がいい。

ピクニック用の椅子に座るオーケ氏。この椅子は後ろの脚しかなく、座った人の足が椅子の脚となる。座ってみると思いのほか安定している。
テーブルは薄く華奢だが、しっかりした作り。椅子と同様に折りたたむことが出来る。
会場にはオーケ氏が製作した椅子が展示されている。
オーケ氏は80歳を超えているが、自らの手で数々の美しい椅子の名作を作り続けている。握手をしたオーケ氏の手は、厚く、力強かった。

カタリナ・アクセルソン氏の絵画展は、9日よりギャラリーワッツにて開催されている。
展覧会では父のオーケ・アクセルソン氏の家具も展示されている。

「日常の椅子~”Collection NOMAD”オーケ・アクセルソン展示会」は12日まで。
カタリナ・アクセルソン絵画展は20日まで。