サンゲツの新作壁装材「エクセレクト」発表展示会「プレミアム・ウォール2012」(関係者のみ)へ。
本日より販売開始の壁紙の総合見本帳「2012-2014 エクセレクト」にあわせ「壁装万象」というテーマで室内空間を自由に変幻させる上質な素材とデザインにこだわった壁素材の展示をしている。
会場の様子
壁紙1枚(巾90cm×300cm)につき350個のスワロフスキーをあしらった壁紙「煌の宙」
流星が降り注ぐかのような印象のデザイン。
和紙の壁紙 使用例の展示は照明が自動で切り替わり、壁紙の表情の変化が見られる。
メタリックウォールの使用例
写真ではわかりにくいが光の当たり方によってカーテンのような柔らかい素材に見えたりもする。
展示会は後日、大阪・福岡・名古屋でも開催される。
新作の壁紙は各地域ショールームにても見ることが可能。
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2012年1月18日水曜日
2012年1月17日火曜日
LIXIL:GINZA×国士舘大学「設計スタジオ学生作品展って知ッテル?」
京橋にあるLIXIL:GINZAにて開催中の国士舘大学建築学系(3年生)の学生設計展へ。LIXIL:GINZAと国士舘大学による産学協同企画で、課題は青山の敷地を対象にLIXILのオフィスビル兼ショールームを設計するというもの。
リサーチ・スタディの期間が4ヶ月間設けられ、そうして完成した模型とパネルなどが展示されている。
1/14には同大学の教授や学外の先生・LIXIL関係者により講評会が開催された。
展示は1/19まで。また優秀作品は1/21開催の学内講評会SUPERJURYでも発表をする。
リサーチ・スタディの期間が4ヶ月間設けられ、そうして完成した模型とパネルなどが展示されている。
1/14には同大学の教授や学外の先生・LIXIL関係者により講評会が開催された。
展示は1/19まで。また優秀作品は1/21開催の学内講評会SUPERJURYでも発表をする。
ラベル:
exhibition
2012年1月16日月曜日
TOTOギャラリー・間「長谷川豪展 スタディとリアル」
TOTOが企画運営するTOTOギャラリー・間にて「長谷川豪展 スタディとリアル」が1/14より開催中。今回で139回目を向かえるギャラリー・間の展覧会だが、個展の中では一番若い建築家で長谷川氏にとっても自身初の展覧会。模型だけの展示でなく中庭には実施設計の鐘楼が建てられた。
3F会場
展示されている模型は1/100から大きいもので1/1まで様々な縮尺によって表現されている。各プロジェクトのスタディで最も重要な模型を、今回新たに制作。展示台も実は模型になっていて、3Fの展示台は「桜台の住宅」の4m角テーブルの原寸模型。周りに設置されている椅子に座ると実際の距離感・スケールを体感することできる。
「五反田の住宅」(2006)
「石巻の鐘楼」(2012)
中庭には5層の鐘楼が建てられた。
展覧会終了後、宮城県石巻市にある幼稚園に移築するというプロジェクト。 鐘の音が復興への希望の象徴となればとの願いが込められている。
会期中のギャラリー・間では3回(12:00・15:00・17:00)鐘が鳴る。
1F部分は縁側空間、2Fはバルコニー、3Fは大きな吹き抜けになっており鐘が設置されている。
鐘は長谷川氏自ら鐘探しの旅に出て見つけてきたもの。
内覧会の日は長谷川氏により初の鐘の音を響かせた。
4F会場
4Fの展示台は高さ1mになっており、「狛江の家」の庭部分の原寸模型。
「駒沢の住宅」(2011)
「森のピロティ」(2010)
2/10(金)には関連の講演会が開催される。事前申込制で申し込みは1/22まで。(詳細)
3F会場
展示されている模型は1/100から大きいもので1/1まで様々な縮尺によって表現されている。各プロジェクトのスタディで最も重要な模型を、今回新たに制作。展示台も実は模型になっていて、3Fの展示台は「桜台の住宅」の4m角テーブルの原寸模型。周りに設置されている椅子に座ると実際の距離感・スケールを体感することできる。
「五反田の住宅」(2006)
「石巻の鐘楼」(2012)
中庭には5層の鐘楼が建てられた。
展覧会終了後、宮城県石巻市にある幼稚園に移築するというプロジェクト。 鐘の音が復興への希望の象徴となればとの願いが込められている。
会期中のギャラリー・間では3回(12:00・15:00・17:00)鐘が鳴る。
1F部分は縁側空間、2Fはバルコニー、3Fは大きな吹き抜けになっており鐘が設置されている。
鐘は長谷川氏自ら鐘探しの旅に出て見つけてきたもの。
内覧会の日は長谷川氏により初の鐘の音を響かせた。
4F会場
4Fの展示台は高さ1mになっており、「狛江の家」の庭部分の原寸模型。
「駒沢の住宅」(2011)
「森のピロティ」(2010)
2/10(金)には関連の講演会が開催される。事前申込制で申し込みは1/22まで。(詳細)
ラベル:
architecture,
exhibition
2012年1月9日月曜日
山本理顕 YーGSA教授退官記念+帰心の会公開シンポジウム「建築をつくることは未来をつくることである」
建築家山本理顕氏の Y-GSA教授退官記念シンポジウムが開催された。
当初、退官記念シンポジウムは3月18日に予定されていたが、3月11日の東日本大震災の影響により延期となっていた。
退官記念シンポジウムは山本氏も一員として活動する帰心の会との公開シンポジウムとなった。
シンポジウムは第一部「建築の地域性」、第二部「社会システムと住宅」に分けられ、第1部には伊東豊雄氏、妹島和世氏、司会・小嶋一浩氏、第2部には内藤廣氏、隈研吾氏、司会・北山恒氏にて行われた。
第一部「建築の地域性」では山本氏はY-GSAでの四年間を振り返り、「課題で色々作るが虚しい。学生の考える公共施設が画一的(ギャラリー、図書館)で公共建築は自治体の作るものと学生が考えている。図書館が地域社会で誰に役立っているか、誰が作るのか考えさせるが虚しい。公共建築は使う主体と作る主体が違う。建築家はどちらを向いて設計すべきか考えなくてはいけない。」と述べた。
第二部「社会システムと住宅」では、隈氏は「持ち家制度、私有というフィクションがリーマン・ショックと311で破綻したと感じた。持ち家は社会の変化についていけない。これからは私有に頼らない共同体やシェアハウス等が主流になるのではないか?」と述べた。山本氏は「311で今までインフラを徹底的に整備して国が作ってきたものが否定された。私有制度の崩壊が始まった事に建築家がどこまで気づいているのか?」と述べた。
第一部、第二部共に東日本大震災での東北復興について触れられ、伊東氏は「住民と話をしていると、自治体の人も加わって話が進む。復興計画に沿った形で三者が一体となって、新たなものが作れる。」と述べた。
当初、退官記念シンポジウムは3月18日に予定されていたが、3月11日の東日本大震災の影響により延期となっていた。
退官記念シンポジウムは山本氏も一員として活動する帰心の会との公開シンポジウムとなった。
シンポジウムは第一部「建築の地域性」、第二部「社会システムと住宅」に分けられ、第1部には伊東豊雄氏、妹島和世氏、司会・小嶋一浩氏、第2部には内藤廣氏、隈研吾氏、司会・北山恒氏にて行われた。
第一部「建築の地域性」では山本氏はY-GSAでの四年間を振り返り、「課題で色々作るが虚しい。学生の考える公共施設が画一的(ギャラリー、図書館)で公共建築は自治体の作るものと学生が考えている。図書館が地域社会で誰に役立っているか、誰が作るのか考えさせるが虚しい。公共建築は使う主体と作る主体が違う。建築家はどちらを向いて設計すべきか考えなくてはいけない。」と述べた。
第二部「社会システムと住宅」では、隈氏は「持ち家制度、私有というフィクションがリーマン・ショックと311で破綻したと感じた。持ち家は社会の変化についていけない。これからは私有に頼らない共同体やシェアハウス等が主流になるのではないか?」と述べた。山本氏は「311で今までインフラを徹底的に整備して国が作ってきたものが否定された。私有制度の崩壊が始まった事に建築家がどこまで気づいているのか?」と述べた。
第一部、第二部共に東日本大震災での東北復興について触れられ、伊東氏は「住民と話をしていると、自治体の人も加わって話が進む。復興計画に沿った形で三者が一体となって、新たなものが作れる。」と述べた。
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