12/3(月)株式会社イトーキ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:平井嘉朗)は、新本社オフィスにて、生産性と想像性を最大化する新たなワークスタイル「ABW(Activity Based Working)」と、社員の心身を健全に保つ空間品質基準「WELL Building Standard(WELL認証)」を活用したオフィス設計の新提案および新商品発表会を開催。
ABW(Activity Based Working)とは
ABW(Activity
Based Working)は「いつでも、どこでも、誰とでも働くことができる」働き方として、政府が掲げる「働き方改革」の目的でもある生産性の向上と労働力の確保といった観点から、日本でも注目が高まっている。
イトーキはオランダのVeldhoen社と提携し、その導入を進めた。Veldhoen社は過去27年間で300以上のプロジェクトにてABWの導入を支援し、①リーダーシップコーチングとチェンジマネジメント(行動)、②物理的環境(空間)、③仮想環境(IT)の3つの柱を組み合わせることで、具体的かつ体系的に社員の行動を変えていくノウハウを有する世界でも稀有な会社。
働き方改革に取り組む日本企業にとって重要な価値をもつVeldhoen社のノウハウと、イトーキのオフィス設計ノウハウを組み合わせることで、高度化する働き方改革ニーズに即した、最先端のコンサルティング活動を展開。
WELL認証とは
WELL認証とは、International
WELL Building Instituteの7年間の厳しい研究開発に基づいて作られた、建物内で暮らし、働く人たちの健康・快適性に焦点を当てた世界初の建物・室内環境評価システム。人にとって快適、安全、健康な建物を客観的に評価する基準として、環境工学の観点のみならず医学の見地から検証が加えられていることが大きな特徴。
今回イトーキが評価を受けた項目は、①空気、②水、③食物、④光、⑤フィットネス、⑥快適性、⑦こころ、の7分野において、快適、安全、健康への配慮度合いを測る必須36項目、加点62項目の合計98項目。第三者審査機関であるGBCIによって厳しく評価され、獲得ポイント数に応じて、評価が高い順にプラチナ、ゴールド、シルバーの認証を付与される。
イトーキは必須36項目と加点62項目中40%以上をクリアした場合に与えられる「ゴールドレベル」を達成。
WELL認証の登録件数に関して、2018年10月末時点で、世界の登録件数1020件のうち、認証を受けているプロジェクト数は131件、日本においては登録件数10件中、認証を受けたのは現在1件のみ。
オフィススペース
採光面が非常に大きくオフィス内は非常に開放的で明るい
議論が活発化しそうなカジュアルなスタイル
237箇所のサウンドマスキング
至るところにスピーカーが設置されている
オフィスの休憩スペースとは思えないほどに洗練されている
役員用の部屋の瞑想スペース
MAPには、現時点での目的別の部屋の一覧が記載
必要に応じてレイアウトを容易に変更できる
社員からの評価が高いという「SHARED SERVICE」
総務の出張所のようなスポットで、困ったことがあればすぐに相談できる
本格的な瞑想スペース
きちんと畳が使用されている
天板がホワイトボードになっており、案出しの際には最適
中心地点から奥へ行くほど、高集中スペースになっており、またわずかな傾斜がある。
これにより効果的に目的別スペースを配置し、議論を活発化する空間と、集中して仕事をする空間を明確に分けている。
その他にもWELL認証の厳格な基準をクリアするために、空気も非常に清潔で新築のオフィスや家屋にある特有の化学物質の臭いも全くなく、高性能フィルターによりPM2.5の値も外気に比べてぐっと低い値に抑えられている。
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