野良犬のケンチク彷徨記
建築情報サイト『KENCHIKU』http://www.kenchiku.co.jp/ のブログです。
2009年11月30日月曜日
《HERMES銀座》+吉岡徳仁ディスプレイ
吉岡徳仁氏が手掛けた《エルメス銀座店》のディスプレイ。女性のブレス(動画)に合わせてスカーフがたなびく。10/23に桑沢デザイン研究所で開催された「
スーパー・オープン・レクチャー
」に登壇した際の談:「2004年に同店で発表した作品が好評だった事をうけてのリデザイン。スカーフが最も美しい姿を想像した時、風になびいている状態なのではないかと思った」
展示は来年1月まで予定。
吉岡徳仁デザイン事務所サイト
にも美しい映像が掲載されている。
2009年11月29日日曜日
SANAA会場構成「ルイス・バラガン邸をたずねる」開催中
ワタリウム美術館
で開催中の企画展「
ルイス・バラガン邸をたずねる
」へ。入場券はパスポート制で、会期中は何度でも使える。会場構成を妹島和世+西沢立衛/SANAAが手掛けた事も話題。3Fの展示から4Fへは外階段で移動(此処がマリオ・ボッタが設計した空間である事を実感してまた戻るという奇妙な体験)。17時にはダイニングで先着10名の「バラガン邸のティータイム」でメキシコティーが振る舞われる。
2009年11月28日土曜日
「JCD Design Message 2009」中村竜治×飯島直樹
(社)日本商環境設計家協会
主催「JCD Design Message 2009 〜2009JCDデザイン大賞を語る/建築家中村竜治の作品世界」が、銀座アップルストアで開催された。受賞作《blossom》などのスライドを前に、JCD理事長/飯島直樹氏が要所で質問や補足を挟み、90分あっという間。同アワードでは今後、例年の公開審査(
report
)に加えて同様のトークイベントを計画中。
2009年11月27日金曜日
「妹島和世による空間デザイン/ コム・デ・ギャルソン」展
東京都現代美術館
で開催中の「妹島和世による空間デザイン/ コム・デ・ギャルソン」展へ。今夏のオカムラデザインスペースでの展示(
report
)を想起させる展示(参考LINK:
弐代目・青い日記帳11/10
)。
同館では大西麻貴+百田有希「
夢の中の洞窟
」展、「スウェーディッシュ・ファッション」展、「井上雄彦 エントランス・スペース・プロジェクト」も開催中、この4つは無料で観る事が出来る。
2009年11月26日木曜日
木曜夜のお楽しみ・都市逍遥番組2本
今秋から始まったテレビ東京「
空から日本を見てみよう
」と、NHK「
ブラタモリ
」。都市を視る高低差を味わえる。本日のONAIRは「首都高速都心環状線」と(画像は11/8「京都」の回)、鈴木博之先生が案内役の「日本橋」。前者には大山顕
日本ジャンクション公団
総裁がチラ出演、後者には《
三井本館
》の内部にカメラが入り、1Fロビー、50tもの地下金庫開帳、三井不が進める地域再開発の街並模型が披露された。
土木コレクション2009「HANDS+EYES」本日まで
(社)土木学会
主催による土木コレクション2009「
HANDS+EYES 土木エンジニア ドローイング展+ヌーヴォー展
」が、JR東京駅行幸地下ギャラリーと八重洲口で本日まで開催されている。11/18="土木の日"(知らなかった)にちなんだ会期。橋梁、ダム、港湾、人工河川(首都圏外郭放水路)など、マニアにはたまらないパネル展示と模型。会場で無料配布されている4つ折りパンフもおトク。
2009年11月25日水曜日
TEPCOインターカレッジデザイン選手権 1次審査会
第13回TEPCO快適住宅コンテスト提案部門
インターカレッジデザイン選手権
の1次審査会が都内で開催された。今回のテーマは「ジェンダーを考える家」、応募総数288点の中から、2次選考(公開審査)に進む10作品および選外佳作10点が決定。来月12/20(日)に建築会館で行なわれる公開審査会へ進む組へは、近日中に事務局より通知予定。
2009年11月24日火曜日
ギャラリー・ル・ベイン「寺田尚樹展」始まる
西麻布
ギャラリー・ル・ベイン
にて「TERADADESIGN ARCHITECTS 1/100×100展」始まる。以前レポートした「
1/100 建築模型用添景セット
」による"さまざまなたのしい生活シーン"が計100(どれも楽しい♪面白い。「ブートキャンプ」と「ちゅーちゅーとれいん」に爆笑)。気に入ったワンシーンは11/29までの会期中、受注生産で販売も。
NHK「プロフェッショナル」に片山正通氏出演
NHK「
プロフェッショナル〜仕事の流儀
」にインテリアデザイナー/片山正通氏が出演。HYSTERIC GLAMOUR、 《PASS THE BATON》の打合せ風景のほか、番組後半は11/14にオープンした《
NIKEフラッグシップストア原宿
》の店舗デザインにクライアントの"GOサイン"が出るまでを追う(店舗画像は11/13「
Houyhnhnm
」に詳しい)。
2009年11月21日土曜日
高橋治希展 GINZAに満開の都市の花
INAX:GINZA/
INAXギャラリー2
で26日まで開催中の「
高橋治希 磁器の蔓草
」展を観る。会場狭しと枝を広げる九谷焼の樹花。真っ白い花びらに描かれた街並は、金沢出身の作家が感じる東京のイメージだという。画像は会場が在る京橋・銀座界隈を切り取ったもの(撮影・掲載許可済)。いよいよ会期23日までの「
越後妻有アートトリエンナーレ
」にも出展中。
2009年11月20日金曜日
「建築とワイン 両者の融合」展へ
東京デザインセンター
で本日最終日の「
建築とワイン 両者の融合
」展へ。建築家ピエトロ・カルロ・ペッレグリーニ、ダヴィデ・サーニによる会場構成は、ボトルやラベルのデザインも味わえる趣向か。会場で配布されたパンフレットも上質紙で二度美味しい。設計者の中に日本人の名前も(森ひかる+Maurizio Zito/ZITO+MORI ASSOCIATI)。
2009年11月19日木曜日
「神保町対決マップ!」届く
南洋堂書店
さんから「神保町対決マップ!」届く。独断と偏見による建築対決のほか、例えば《竹尾本店見本帖本店》内装=西沢立衛事務所と、界隈の新旧の建築を(何故か関西弁で)教えてくれる。指南は『建築ツウ』の大島健二氏(
OCM一級建築士事務所
)+
ぽむ企画
のユル〜い画が付いた両面。南洋堂店頭と今だけウェブ注文者にプレゼント中。ほかブログ「南洋堂日和」参照のこと。
2009年11月18日水曜日
東京ミッドタウン・デザインハブ「PROTOTYPE03」展
東京ミッドタウン・
デザインハブ
で開催中の「
PROTOTYPE03
」展へ。会場構成はpoint/長岡勉。各ブースに置かれた小さな椅子に座わり、膝高ほどの展示パネルを読むも良し、会場を眺めるも良し。出展は中村竜治(画像2枚め:へちまチェアほか)寺田尚樹(画像3枚め:BCGの接種跡のデザイン)、橋本潤(画像4枚め:会場で実際に座って試せる2.1kgの椅子)、芦沢啓治、岡安泉、トラフ、NOSIGNER、柳原照弘氏ら19組。入場無料、会期11/24日→好評につき12/13まで延長。12/6、13にはトークイベント予定とのこと。※撮影・掲載許可済み
2009年11月17日火曜日
レーモンド設計事務所 旧アマンド六本木ビル建設中
レーモンド設計事務所
が、六本木交差点の待ち合わせメッカだった旧アマンド六本木店跡地に建つビル(仮称六本木天城ビル)を手掛けている。意外に敷地が小さいので驚いた(画像は20日前の撮影)。
2009年11月16日月曜日
ポストモダン時代の隈研吾作品
環八沿いの《M2》かってのマツダショールーム、現名称は東京メモリードホール。1991年竣工。
2009年11月15日日曜日
写美にて「旅 Travel Part 3 異邦へ」展開催中
恵比寿/
東京都写真美術館
で23日まで開催中の「
旅 [Travel Part 3] 異邦へ 日本の写真家たちが見つめた異国世界
」展へ。半世紀前の都市の光景がそこに在る。中でも初代館長を務めた渡辺義雄氏の"黒"は見惚れる美しさ。ほかに森山大道、 港千尋ら現役作家も出展中。
1F三越側入口の外壁にロバート・キャパ他の巨大プリントが常設とは知らなかった。
2009年11月13日金曜日
東京ミッドタウンに和紙の巨大シャンデリアがお目見え
東京ミッドタウンで始まった
X'masイベント
。ガレリアの吹き抜け空間には、和紙で出来た巨大シャンデリアがお目見え(12/25まで)。高さ17m、冬のモチーフが散りばめられた細かい細工が見事(今年の東京ガス「
環境デザインコンペ
」>テーマ:風と共に生きる建築のポスター等を制作した
(株)ロッカ
の技術による)。夜のショータイムにはカラフルにライトアップされる。
2009年11月12日木曜日
MARIOT-CLUB「光育」トークイベント受付中
遠藤照明
MARIOT-CLUB
主催
「光育」トークイベント
が、大阪市中央公会堂で来週19日、東京では12/3に日比谷公会堂というどちらも由緒ある建物にて開催される(画像は昨年の大阪市中央公会堂での様子)。今年の大阪会場講師の一人は日建設計《木材会館》の照明計画を手掛けたライティングM/代表森秀人氏。続く東京会場では、藤本壮介事務所《House N》のライティング:シリウスライティングオフィス代表/戸垣浩人氏が登壇(参考:昨年の東京会場
report
)。
2009年11月11日水曜日
独大使館で「ハーフェレ学生デザインコンペ」表彰式
広尾/
ドイツ大使館
で行なわれた「第1回ハーフェレ学生デザインコンペティション」表彰式。画像は横河健審査委員の講評をきく上位入賞者。詳細は同社
公式サイト
を参照。
同国大使館基本設計: マーラー・ギュンスター・フクス、実施設計・監理:日建設計。内部の吹抜空間が相当にカッコ良かった。また南部坂に沿った同館外壁では、ベルリンの壁崩壊20年を記念した写真展示を11/27まで開催中。
建築学会誌『建築雑誌』最新号で建築音響特集
建築学会会報誌『
建築雑誌
』最新11月号、第2特集が「音を操るテクノロジー」つまり建築音響学。松任谷正隆氏への巻頭インタビュー、九州芸工大での研究内容など。
また「リスボン建築トリエンナーレ」の日本セクション事務局、昨夏「横トリ」でプレスを務めた平昌子氏のインタビューも収録。
2009年11月10日火曜日
《ルイ・ヴィトン松屋銀座》レインボーなファサード
青木淳建築計画事務所
が2000年に手掛けた《ルイ・ヴィトン松屋銀座》。
クリスマス限定仕様と思われる。
妹島和世氏がヴェネツィア・ビエンナーレ建築展の総合ディレクターに
来年の
ヴェネツィア・ビエンナーレ
>第12回国際建築展の総合ディレクターに妹島和世氏が決定した(画像は事務局発表を伝える朝日新聞夕刊)。
2009年11月9日月曜日
INAX:GINZAにて齊藤正「耕築(こうちく)へ展」開催中
INAX:GINZA
7Fを会場に開催中の建築家フォーラム第86回「耕築(こうちく)へ」展を観る。出展者の齊藤正氏は、丸亀市で設計事務所
齊藤正轂工房
の代表を務めているが、建築設計の間あいだで農業にも精を出しているという。今回の展示にもその特異なスタンスが現れている(撮影・掲載許可済)。11/14(土)まで。
2009年11月8日日曜日
見学
東京・丸の内にある明治生命館。
土日は一般公開している。
時代に翻弄された建物の歴史が感じられる。
2009年11月7日土曜日
藤本壮介氏出演「トップランナー」を観る
画像は今年12月に竣工する《東京アパートメント》の模型を前にした出演者。工事中の現場もチラと映った。
司会のSIHOさん、特に箭内道彦氏からの問いかけも、建築専門誌で目にするようなインタビューとは趣を異にしていて、対する藤本氏の反応もまた新鮮。収穫大の45分。
2009年11月6日金曜日
今晩、藤本壮介氏がNHK「トップランナー」出演
11/6(土)深夜0:10より放送のNHK「
トップランナー
」に、藤本壮介氏が出演する。建築家の出演は2007年の中村拓志氏以来か? なお本日分の再放送はBSで11/11に予定。
画像は昨春の
KENCHIKUインタビュー
時のもの、旧事務所にて。
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