2017年3月29日水曜日

YKK APより新インテリアドアシリーズ「famitto」発売

3月27日、YKK AP株式会社は、好きな壁紙を貼って自由にデザインできる新インテリアドアシリーズ「famitto(ファミット)」を発表した。
「famitto」は安心して壁紙貼りができるインテリアドア商品。扉に壁紙を貼るという新発想で、自由なインテリアコーディネートが可能に。
扉や引戸を空間のアクセントにしたり、逆に壁になじませたりと、雰囲気の異なるオリジナルの空間を作ることができる。さらに、ドアの表と裏で別々の壁紙を貼れるので、部屋の内側と廊下側、それぞれの空間に合わせたコーディネートが可能だ。

一般的な木製室内ドアに壁紙を貼ると、壁紙を貼る際に使う水糊の影響で反りが発生し、スムースな開閉が難しくなったり、枠と扉の間に隙間が生じてしまうなど品質面の課題が。そこで、YKK APはアルミ室内建具(襖)で培った技術を生かし、壁紙を貼って”デザインを楽しむことのできるインテリアドア「famitto」”を開発。従来に無い、新しいインテリアコーディネートや空間演出を可能にした。

その秘密は、アルミフレームと高い耐反り性能を備えたグルーサンドハニカムパネル。この2つを組み合わせることで、反りの原因となる水分を吸いにくい構造を実現。水分を防止するための表面パネル(グルーサンド)の中には、お菓子の包装でも使用されているアルミ膜を設けている。
▲ドア断面図のイメージ画像

開発時の実験では、一般的な木製建具の反り量が11.9mmであったのに対し、famittoは反り量わずか0.5mmと木製建具と比べて約1/20だったそう。

また、軽さと強度をあわせ持つアルミ素材の特長を活かすことで、スリムな枠幅”2.5mm”を実現。スリムな枠は壁と一体化したように仕上がり、壁紙の印象をより一層引き立てる。さらに、ドアは最大高さ2,500mm、引戸は最大H2,732mmまで対応可能。床から天井まで開口いっぱいにドアを取付ることもできる。

参考価格は、室内ドア 片開きドア、アルミ三方枠・ハンドル込み、
代表サイズ幅(W)785mm×高さ(H)2,033mmで60,000円(別途、壁紙代が必要)

壁紙の貼り替えもでき、模様替えするようにドアのデザインを変えることができるので、賃貸集合住宅での壁紙変更や、DIYでの貼り替えにも対応可能だ。

なお、「famitto」発売に合わせて、壁紙最大手の株式会社サンゲツとの共同プロモーションを実施。「famitto」専用カタログでは、サンゲツのデザイン壁紙と「famitto」をコーディネートしたイメージ写真を多数掲載する他、両社のショールームやホームページなどでPRを展開していく。
 
▲新商品発表会のようす

「famitto」は4月3日より発売。多数の壁紙から好きな柄を選んでオリジナルコーディネートを楽しもう。




■famitto
http://www.ykkap.co.jp/products/interior/famitto/

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