「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s」展が、2025年3月19日から6月30日まで国立新美術館で開催される。本展は、20世紀における住宅の革新的な試みを、衛生、素材、窓、キッチン、調度、メディア、ランドスケープの7つの観点から再考する内容となっている。
「ロー・ハウス」は、幅16.4m×奥行16.4mのスケールで原寸大に再現され、ミース・ファン・デル・ローエの設計図や資料を基に制作された。また、クラウドファンディングで資金を募り、488名からの支援により実現した。この展示は、ミースのモダンなヴィジョンを実体験として理解する貴重な機会となる。
さらに、名建築の窓を再現したVR体験イベントも開催される。ミース・ファン・デル・ローエの「トゥーゲントハット邸」やル・コルビュジエの「ヴィラ・ル・ラック」の内観をVR映像で体験できる。これにより、20世紀近代建築の名作を仮想現実で楽しむことができる。
また、本展では、名作家具を体感できるコーナーも設けられており、B&B ItaliaやCassinaなどのブランドが出展する。これにより、モダン・デザインの家具が現在も生産され続けていることを実感できる。
展覧会名|リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s |
会期|2025年3月19日(水)~6月30日(月) 休館日|毎週火曜日 ※4月29日(火・祝)と5月6日(火・祝)は開館、5月7日(水)は休館 開館時間|10:00-18:00※毎週金・土曜日は20:00まで※入場は閉館の30分前まで 会場|国立新美術館 企画展示室1E / 2E(東京・六本木) 主催|国立新美術館、東京新聞、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁 後援|一般社団法人日本建築学会、公益社団法人日本建築家協会 |
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