2025年2月14日金曜日

【エービーシー商会】コンクリートに自然の風合いを型押しする床材「デザインクリート(R)」に新デザイン追加

株式会社エービーシー商会は、コンクリートに石目やレンガ模様などを施す床材「デザインクリート(R)」にウッドヘリンボーン柄を新たに追加した。

デザインクリートは完全に硬化する前のコンクリートに2種類のカラー材を散布し基本色と陰影色を付けたのち、パターンマット(押し型)を押し当て表面に立体感を生み出した。基礎コンクリートに直接施工することで、工期短縮の実現と高耐久性で滑りにくい床を形成することが特長。

製品情報:https://www.abc-t.co.jp/products/detail/9057.html#sec_pattern

材工設計価格:12,500円/平方メートル (100平方メートル 以上)


2025年2月13日木曜日

「ミラタップデザインアワード2024」表彰式

住宅設備機器のネット販売を行う株式会社ミラタップが9回目となる「ミラタップデザインアワード2024」表彰式を2月7日に行われた。

施工事例部門は171作品、プロダクトデザイン部門では272作品、計443作品の応募があり、昨年12月に行われた審査によって、今回の各入賞作品が発表された。また、今回から審査委員に施工事例部門では永山祐子氏、プロダクトデザイン部門では橋田規子氏が新たに加わるなど、新たな装いで行われたコンテストであったことも紹介された。

施工事例部門の審査委員長である藤本壮介氏は、「年々作品のレベルが上がっていることを実感した。」ということで、その中で最優秀賞「阿品の家」は、多くの作品の中で群を抜いていたということを講評された。

結果発表の詳細は、同社デザインアワード特設HP内と、施工事例部門では「新建築」3月号、プロダクトデザイン部門では「Casa BRUTUS」4月号にて、それぞれ紹介される。

ミラタップデザインアワード特設ホームページ https://info.miratap.co.jp/designaward/

2025年2月12日水曜日

第2回「みんなの建築大賞」大賞および推薦委員会ベスト1が決定

みんなの建築大賞推薦委員会(委員長:五十嵐太郎)が文化庁およびジンズ(JINS)協力のもとで実施した「みんなの建築大賞2025」で大賞を「茨木市文化・子育て複合施設 おにクル(以下、おにクル)」(設計:伊東豊雄建築設計事務所竹中工務店JV)に、推薦委員会ベスト1も同施設に授与することを発表した。また今回、一般投票で「おにクル」に次いで2位となった「ジブリパーク 魔女の谷」(設計:スタジオジブリ(デザイン監修)、日本設計)に、<建築>への関心を新たな層に広げたことを称えて特別賞を授与することとした。
▲2/10に開催された授賞式にて
左から倉方俊輔氏(みんなの建築大賞推薦委員会委員長代理、大阪公立大学教授)、國本暁彦氏(竹中工務店大阪本店設計部設計第3部長)、神崎夏子氏(伊東豊雄建築設計事務所)、伊東豊雄氏(伊東豊雄建築設計事務所代表)、大山政彦氏(日本設計建築設計群チーフ・アーキテクト)、西村拓真氏(日本設計建築設計群主管)、山崎智紀氏(国立近現代建築資料館副館長)


「みんなの建築大賞」は、建築を伝える立場のプロ(編集者、研究者、歴史家など)約30人で構成された推薦委員会が、一般投票をまじえて選定する新たな建築アワード。2024年に第1回が開催され今回は2回目。まず、推薦委員会が2024年中に完成・発表された建築の中から「世の中に向けて熱く伝えたい建築」10件を選び、これを<この建築がすごいベスト10>として発表。その10件を「X(旧Twitter)」「instagram」「Googleフォーム」上に掲載し、2025年1/27~2/5の投票期間に、「いいね」の数が最も多かったものを<みんなの建築大賞>に選出した。(総投票数は12,963(昨年:8,570)、大賞の「おにクル」は4,160。)
▲<大賞>および<推薦委員会ベスト1>
茨木市文化・子育て複合施設 おにクル/伊東豊雄建築設計事務所・竹中工務店JV
(写真:森清)
▲<特別賞>
ジブリパーク 魔女の谷/スタジオジブリ(デザイン監修)、日本設計
(写真:宮沢洋)

●第一段階で推薦委員会が選出した<この建築がすごいベスト10>は下記の通り。
 (五十音順、施設名/主たる設計者名)
1)伊豆市津波避難複合施設 テラッセ オレンジ トイ/東京大学今井研究室、日本工営都市空間
2)茨木市文化・子育て複合施設 おにクル/伊東豊雄建築設計事務所・竹中工務店JV
3)エバーフィールド木材加工場/アトリエ・シムサ、kittan studio、3916、山田憲明
4)小千谷市ひと・まち・文化共創拠点 ホントカ。/平田晃久建築設計事務所
5)グラングリーン大阪/日建設計、三菱地所設計、大林組、竹中工務店、SANAA、GGN
6)ジブリパーク 魔女の谷/スタジオジブリ(デザイン監修)、日本設計
7)2m26 Atelier/セバスチャン・ルノー、メラニー・へレスバック/2m26
8)豊田市博物館/坂茂建築設計
9)ポーラ青山ビルディングおよび土浦亀城邸復原・移築/安田アトリエ、久米設計
10)まちの保育園 南青山/ALTEMY

「るるぶ」が名建築をご案内!博物館や美術館、百貨店から街のレトロ喫茶まで『るるぶ東京レトロ名建築』発売

株式会社JTBパブリッシング(東京都江東区、 代表取締役 社長執行役員:盛崎宏行)は、『るるぶ東京レトロ名建築』を2025年2月6日(木)に発売した。

美術館や博物館、百貨店から喫茶店、ビアホールまで、東京は今も現役の名建築の宝庫。重文・国宝・世界遺産と、必ず訪れたい39軒を、「見る・食べる・遊ぶ」の「るるぶ」ならではの視点で徹底ガイド。

建物ごとに「建築的なみどころ」の《建学ポイント》と、「その建築で楽しめるコト」の《ここだけの体験》を紹介。レストラン、カフェ、ショッピングなど、ジャンル別の構成で初心者にも分かりやすくなっている。

特徴的な建築10軒には、詳細建築イラストを掲載。建物の断面や全体像など、写真では見られないポイントを視覚的に解説。

丸の内や表参道など、名建築が集まる街のおさんぽモデルコースや、東京の名建築を年表でおさらいするコラムなど、もっと東京の名建築を楽しむための情報も充実。

《掲載物件》

東京駅丸の内駅舎・東京国立博物館・江戸東京たてもの園・東京都庭園美術館・国立西洋美術館・名曲喫茶 ライオン・カヤバ珈琲・日本橋三越本店・日本橋髙島屋・ビヤホールライオン 銀座7丁目店・小笠原伯爵邸・カフェおきもと・自由学園明日館・迎賓館赤坂離宮・日本銀行本店本館・東京ジャーミィ ほか全39軒

<書誌概要>

書名:『るるぶ東京レトロ名建築』

定価:1540円(10%税込)

仕様:AB版、オールカラー、112ページ

発売日:2025年2月6日(木)

発行:JTBパブリッシング

販売:全国の書店・ネット書店

Amazon概要ページ:https://amzn.asia/d/5Gv9PmK

監修:皆川 典久(みながわ のりひさ)

2025年2月10日月曜日

【福井コンピュータ】BIM/CIMコミュニケーションシステム「TREND-CORE」の最新版リリース

福井コンピュータ株式会社は、4D施工ステップ表示機能を追加した最新版のBIM/CIMコミュニケーションシステム「TREND-CORE(トレンドコア) Ver.10」を、2025年2月18日(火)にリリースする。

国土交通省が今春発表したi-Construction2.0では、建設業務における3割の省人化(生産性1.5倍)を目指すための取組みとして、1.施工のオートメーション化、2.データ連携のオートメーション化、3.施工管理のオートメーション化といった3つのオートメーション化を掲げている。その中でも、「データ連携のオートメーション化」では、建設生産プロセス全体のデジタル化や3次元化、BIM/CIMの活用を推進しており、設計データを施工データとして直接活用することや、デジタルツインを活用した施工計画の策定など、現場作業とバックオフィスの両面で効率化を図ることが求められている。 

今回リリースする最新版の「TREND-CORE Ver.10」では、「データ連携のオートメーション化」を支援する機能として、工程計画と3Dモデルが連動する「4D施工ステップ表示」を搭載。これにより、工程や作業手順などを3Dモデルで可視化し、受発注者間などの協議における情報伝達の不備を解消するとともに、合意形成時間の短縮や手戻りの削減を実現することで、生産性の大幅な向上が期待される。

リリース日:2025年2月18日(火)

価格:TREND-CORE基本部:720,000円~(税別)

TREND-CORE製品ページ:https://const.fukuicompu.co.jp/products/trendcore/index.html

2025年2月7日金曜日

【TOPPANホールディングス】空間デザインにおける木目が人に与える印象や感じ方を数値で示す評価システムを開発

TOPPAN株式会社は、機械学習による人工知能(AI)を活用して、木目に対する感性を定量評価するシステム「MOKUMETRIX(TM)」(モクメトリクス)を開発した。建築関係のデザイナーや商品開発のマーケター向けに提供を開始する。

TOPPANがもつ、2,000パターン以上の木目柄画像が人に与える印象をAIに学習させることで、その木目柄が人に与える感性評価を推定するアルゴリズムを開発した。感性評価の学習には、3万件以上のデータを収集し、高精度な定量評価システムを実現した。

■「MOKUMETRIX(TM)」の特徴

・木目柄が人に与える印象や感じ方を6分類で分かりやすく表示  

木目柄に対する感性評価を「Standard=スタンダード」「Stylish=スタイリッシュ」「Luxe=上質」「Gorgeous=高級」「Natural=自然」「Gently=やさしさ」の6つのグループに分類し、数値化。木目パターンがどのような感性傾向を持つのか判定できる。

・15項目の感性評価と16項目の木目特徴量を数値化

「心地よい」「スタイリッシュである」「重厚感がある」など木目柄を評価する上で重要な15個の感性項目について推定が可能。さらに、木目柄を構成する要素である「板目や柾目の度合い」や「節の強さ」といった16個の特徴量についても数値化が可能になっている。

・年代や性別等のターゲットに応じた選択肢を用意  

年代、性別、経験値(プロと一般人)の選択肢を用意しており、空間や商品におけるターゲットに応じた感性評価の推定が可能になっている。

「MOKUMETRIX(TM)」開発イメージ(C) TOPPAN Inc.

・木目感性評価システム「MOKUMETRIX(TM)」紹介URL

https://forest.toppan.com/designtech/clabo/mokumetrix.html


2025年2月6日木曜日

【三和ホールディングス】 高性能防音ドア「防音ガード」シリーズに一般錠両開き窓付特定防火設備仕様を追加発売

三和シヤッター工業株式会社は、高性能防音ドア「防音ガード」シリーズに、遮音等級T-3の両開き窓付特定防火設備仕様を新たにラインアップに加えた。

近年、スタジオや放送局、学校など様々な場所で使用される防音ドアには、高い遮音性能や防火設備への対応といった機能性に加えて、一般錠(レバーハンドル錠・プッシュプル錠)の採用や窓の設置など、優れた操作性・意匠性が求められている。この度、高性能防音ドア「防音ガード」シリーズの窓付特定防火設備仕様において、新たに国土交通大臣認定を取得した遮音等級T-3両開きタイプをラインアップに加えた。

◆特長

1.一般錠を採用して操作性が向上

2.JISの最高等級を上回る遮音性能に対応

3.扉構造などの工夫で窓付きでも高遮音性能を実現

4.耐熱強化ガラスの採用で意匠性・安全性が向上

5.開閉順序のないホール用の特定防火設備

◆参考価格:2,420,000円(消費税込み、取付工事費・搬入費・諸経費は含まず)

 仕 様:サイズ W1,800mm×H2,200mm

2025年2月5日水曜日

KANADEMONO「THE BENCH / リノリウム 全24色」の販売を開始


ルームクリップ株式会社KANADEMONOカンパニーの主力製品である、豊富な天板に脚のバリエーション、1cm単位でサイズオーダーが可能なTHEシリーズに「THE BENCH / リノリウム 24色」が加わり、123日よりオンラインショップでの販売を開始した。

国内ではあまり見かけないようなカラーが取り揃えられた、自然素材のリノリウム全24色から座面カラーを選ぶことができるようになり「THE TABLEシリーズ」のリノリウム天板と合わせ、ベンチでも同じ素材・カラーを揃えることで、より統一感のある空間づくりが可能になった。

1㎝単位のサイズオーダーが可能であることに加え、脚には3×2タイプの計6種類が用意されたことや、側面の木口をオークとウォルナットから選択できることで、空間や用途に合わせた自由度の高いカスタマイズや多様なカラーコーディネートを楽しめるようになる。



2025年2月4日火曜日

【福武財団】 直島新美術館 開館日は2025年5月31日に決定

公益財団法人 福武財団は、現在本村地区近くの高台において建築工事を進めている直島新美術館(館長:三木あき子 設計:安藤忠雄)の開館日を2025年5月31日(土)に決定した。これに伴い、ベネッセアートサイト直島の公式ウェブサイトでは、2025年4月11日(金) 10時からオンラインチケットの販売を開始する。

開館を記念する展覧会では、日本、中国、韓国、インドネシア、タイ、インド、フィリピンなどアジア地域出身の12名/組のアーティストによる、この場所にあわせて構想されたサイト・スペシフィックな新作や代表作を展示する。

名称:直島新美術館

オンラインチケット発売開始日

5月31日・6月入館分:2025年4月11日(金) 10時~

7月入館分以降:2か月前の第2金曜10時~

チケット販売:ベネッセアートサイト直島 美術館予約サイトにて

https://benesse-artsite.jp/general-information.html

開館日:2025年5月31日(土)

休館日:月曜日(ただし、祝日の場合開館、翌日休館)

※不定休あり。ベネッセアートサイト直島ウェブサイト開館カレンダーにて随時更新。

鑑賞料金:オンライン購入(日にち指定) 1,500 円/窓口購入 1,700円/15 歳以下無料

駐車場:一般車両(20台)、自転車(15 台程度) いずれも無料

住所:香川県香川郡直島町 3299-73

電話番号:087-892-3754(福武財団)

問合わせ先:info-newmuseum@fukutake-artmuseum.jp

施設URL:https://benesse-artsite.jp/art/nnmoa.html


建築概要

直島新美術館(※ベネッセアートサイト直島における安藤忠雄設計による10番目のアート施設)

設計:安藤忠雄建築研究所

建築:地上1階、地下2階の3階建て、カフェ併設

敷地面積:6,018平方メートル 、延床面積:3,176平方メートル

ギャラリー:(1)373平方メートル 、(2)300平方メートル 、(3)320平方メートル 、(4)494平方メートル

カフェ:144 平方メートル (キッチンは除く) ※小数点以下四捨五入

設立・運営:公益財団法人 福武財団(香川県・直島 理事長:福武英明 / 名誉理事長:福武總一郎)

館長:三木 あき子

展覧会情報

展覧会名:直島新美術館 開館年記念展示(仮称)

会場:直島新美術館

会期:2025年5月31日~

アーティスト一覧(姓のアルファベット順)※今後、展示アーティストは変更の可能性あり

会田誠、マルタ・アティエンサ、蔡國強、Chim↑Pom from Smappa!Group、ヘリ・ドノ、インディゲリラ、村上隆、N・S・ハルシャ、サニタス・プラディッタスニー、下道基行 + ジェフリー・リム、ソ・ドホ、パナパン・ヨドマニー

2025年2月3日月曜日

建築家・原広司の住宅作品「北川邸」を宿泊施設「浮遊のいえ」として継承。2月1日グランドオープン。

建築家・原広司が義父母の住まいとして設計した「北川邸」。豪雪地域である高田の地域性を汲み取った原氏の設計思想に触れながら宿泊できる一棟貸民泊施設「浮遊のいえ」として2/1にグランドオープンした。

文化的な資産である旧北川邸を、経済的にサステナブルな形で次世代に継承していくべく、宿泊施設として事業化して来る修繕・改修に備える。伝統的な雁木町家の保存・利活用を行うまちづくり団体・雁木のまち再生が不動産を取得し、家主滞在型住宅宿泊事業として運営していく。屋号「浮遊のいえ」は原氏の設計思想である「浮遊」を受けたもの。

旧北川邸は、原氏の義父である良寛研究者・北川省一とその家族の住宅として、原広司+アトリエ・ファイによってデザインされ、高田の風土に合わせてデザインされた住宅作品。1986年1月竣工。

上越市新潟県原広司一棟貸し民泊高田雁木浮遊観光ホテル

Instagram:https://www.instagram.com/floatinghouse_joetsu/