東京ミッドタウンが、次世代を担うデザイナーやアーティストの発掘・応援、コラボレーションを目的として開催している、デザインとアートのコンペティション「TOKYO MIDTOWN AWARD 2021」の受賞作品が発表された。受賞作品は、東京ミッドタウンのプラザ B1にて、10/14から11/7までの期間で展示中。
同アワードは、<デザインコンペ>と<アートコンペ>の2部門にて募集し、今年は計1,366点(デザインコンペ:1,122点、アートコンペ:244点)の応募作品の中からグランプリなど全16点の受賞・入選作品を決定。<デザインコンペ>では現代人と太陽の関係をリデザインした『窓時計』、<アートコンペ>では鯰型遊具、自転車紙芝居、絵画など使ったインスタレーション作品『なまず公園』がグランプリに選出された。
他、受賞作品については下記の通り。
〈デザインコンペ〉テーマ:「THE NEXT WELLBEING」
■グランプリ(賞金100万円) ※下写真が作品
『窓時計』onegi/太田文也、根岸桃子
■優秀賞(賞金30万円)
『smokeho(スモウコウ)』稲垣竜也
『草むらになるゴミ袋』タタラゼミエムニ/工藤外四、長谷川皓士、金璽民
『ゴミからできたゴミ』有留颯紀、小笠原勇人
『視点を変える定規』福島拓真、関口遼、柳澤星良
■ファイナリスト(賞金5万円)
『flower dancer』時岡翔太郎
『花火線香』波多野現
『ふくふく金魚鉢』ソーユンピン
『富士山お香』井下恭介
『THE GATHERING CHAIRS』平岡美由紀
〈アートコンペ〉テーマ:応募者が自由に設定
■グランプリ(賞金100万円) ※下写真が作品
『なまず公園』丹羽優太+下寺孝典
■準グランプリ(賞金50万円)
本年度は該当なし
■優秀賞(賞金10万円)
『私がかきました。』坂本史織 ※審査員特別賞
『borderless(ボーダーレス)』草地里帆
『The Vision of Nowhere(ザ ビジョン オブ ノーウェア)』蔡云逸
『Blue mob(ブルーモブ)』柴田まお
『ニュー洛中洛外図(ニューラクチュウラクガイズ)』都築崇広
受賞者に授与されるトロフィーは各年度ごとのオリジナルで、今回は2008年「TOKYO MIDTOWN AWARD」のデザインコンペ受賞者、鈴木啓太氏(PRODUCT DESIGN CENTER)がデザイン、制作したもの。
期間中、来場者の一般人気投票をオンラインで実施し、「東京ミッドタウン・オーディエンス賞」を決定する。結果は11月下旬に公式サイトにて発表。
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