2013年9月10日火曜日

「日常の椅子~”Collection NOMAD”オーケ・アクセルソン展示会」

スウェーデン・デザインを代表するオーケ・アクセルソン氏の展示会
日常の椅子~”Collection NOMAD”オーケ・アクセルソン展示会」PGギャラリーにて、6日より開催されている。
今回の展示は、オーケ氏の娘で画家のカタリナ・アクセルソン氏のギャラリー展示に合わせて開催された。
オーケ・アクセルソン氏とカタリナ・アクセルソン氏
今回の展示ではノマドをテーマに、持ち運びしやすく、座り心地の良い、美しい椅子が展示されている。
展示されている椅子は、オーケ氏が手荷物でスウェーデンから運んできたもの。
この椅子は木の杭で固定され、分解すると椅子の下の箱に収まる。
この椅子は背面の綱にテンションを掛ける事で椅子を安定させる。
実際に座ってみたが、この椅子は布張りの椅子とは思えないほど座り心地がいい。

ピクニック用の椅子に座るオーケ氏。この椅子は後ろの脚しかなく、座った人の足が椅子の脚となる。座ってみると思いのほか安定している。
テーブルは薄く華奢だが、しっかりした作り。椅子と同様に折りたたむことが出来る。
会場にはオーケ氏が製作した椅子が展示されている。
オーケ氏は80歳を超えているが、自らの手で数々の美しい椅子の名作を作り続けている。握手をしたオーケ氏の手は、厚く、力強かった。

カタリナ・アクセルソン氏の絵画展は、9日よりギャラリーワッツにて開催されている。
展覧会では父のオーケ・アクセルソン氏の家具も展示されている。

「日常の椅子~”Collection NOMAD”オーケ・アクセルソン展示会」は12日まで。
カタリナ・アクセルソン絵画展は20日まで。

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