建築家の前田紀貞氏が自ら運営する「前田紀貞建築塾」主催の公開講座シリーズ『アルゴリズム建築(へ)の誘惑Vol.1』が、前田紀貞アトリエに併設された Bar TENZO(典座)にて開催された。(3月2日)
ゲストとして豊田啓介氏(noiz/architecture, design and planning 共同主宰)が参加。これまでの事例を紹介しつつ、アルゴリズムの可能性について議論が交わされた。
前田氏はアルゴリズムを「建築とはこういうものだとする考え=建築の籠 を外す手段。いつも物事に疑問を持ち、その解決方法の一つとしてアルゴリズムがあるかもしれない」と述べた。
豊田氏は「建築をやっている人達が細分化されコミュニケーション出来ていない。これでは発想の発達が生れない。別々のものをつなげる手段としてアルゴリズムを覚えるのは良いが、アルゴリズムが目的になっては駄目」と述べた。
0 件のコメント:
コメントを投稿