株式会社エヌ・シー・エヌは、木造非住宅市場へ新規参入を検討する工務店や中小建設会社を後押しする、木造建築業界初の構造躯体の瑕疵保証制度「非住宅版 SE構法 構造性能保証制度」を2021年10月1日から提供開始する。
木造建築物の市場規模は、2010年の「公共建築物における木材の利用の促進に関する法律」施行以来年々拡大傾向である事に加え、脱炭素社会の実現に向けた取り組みとしても位置づけられることもあり、本年10月に施行予定の「改正公共建築物等木材利用促進法」では公共建築物のみならず、民間の建築物まで対象が拡大される予定となっている。
その一方で、供給された部材の瑕疵や品質に起因するトラブルリスクの増大が問題視されているという事実もあり、瑕疵担保責任保険制度が義務化されていない非住宅物件では、仮に瑕疵が発生した場合、建物の規模が大きいため建設会社が追う責任や瑕疵補修費等が大きな負担となることが問題視されていた。
この保証制度は、木造建築業界初の非住宅物件向けの瑕疵保証制度で、一般的な木造住宅に比べて設計の難易度が高く、構造材の品質や施工品質が比較的安定しないといわれる木造非住宅物件の構造品質を保証するもので、国策事業として注目される木造非住宅市場への工務店や中小建設会社の市場参入を後押しすることで、安心・安全な木造非住宅市場の拡大を目的としたもので、
1.非住宅木造建築の構造躯体及び基礎を対象にした保証制度
2.瑕疵保証金額は最大1億円、瑕疵保証期間は10年間
3.SE構法で建築された3,000平方メートル以下、4階建て以下の非住宅物件
が、対象となる。
株式会社エヌ・シー・エヌ
https://www.ncn-se.co.jp/
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