2024年9月13日金曜日

山梨県<清春芸術村>に、3Dプリンタ製の滑り台 「ホワイト・ループ」が完成

 山梨県北杜市の芸術文化施設<清春芸術村>が行う「こどものための建築プロジェクト」の第2弾とし、3Dプリンタで制作され、柱などがなくそれ自体が構造体として自立している滑り台「ホワイト・ループ(White Loop)」が完成した。

「ホワイト・ループ」の設計は、建築家で建築テック系スタートアップ企業<VUILD>を主宰する秋吉浩気氏、構造監修はArupが担当した。


ホワイト・ループ
●設計:VUILD(秋吉浩気、伊勢坊健太、須藤望)        
●製作:VUILD (花田泰史、小西陽二)
●設計期間:2023年11月~2024年2月 
●制作期間:2024年3月~6月
●対象年齢:3~5歳  / 高さ(最頂部):2メートル
●3Dプリント:DigitalArchi(松岡康友、立川博行)
●構造監修:Arup(金田充弘、後藤一真)


<清春芸術村 概要>
1980年、清春小学校の跡地を再活用しスタートした芸術文化施設。
建築家・谷口吉生の設計による<清春白樺美術館>(1983年開館)や<ルオー礼拝堂>(1986年開堂)をはじめ、藤森照信の茶室<徹>(2006年完成)、安藤忠雄の<光の美術館>(2011年開館)、新素材研究所/杉本博司+榊田倫之のゲストハウス<和心>(2018年竣工)など、敷地内には名建築が立ち並ぶ。

住所:山梨県北杜市長坂町中丸2072 
電話番号:0551-32-4865 
開館時間:午前10時~午後5時(入館は4時30分まで)  
休館:年末年始・月曜日(祝日の場合は翌平日休み)
入館料:一般1500円 大高生1000円 小中学生は入場無料。
 
清春芸術村 

2024年9月12日木曜日

「ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ」がオープン

「ボーターレス」をコンセプトとし、ブルーボトルコーヒーとして初めて建物を含めオリジナルでデザインを行なった店舗「ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ」が、8月23日にオープンした。


カフェのデザインは、これまでにも多くのブルーボトルコーヒー店舗の設計を手がけてきたスキーマ建築計画 長坂常  氏が担当し、屋内、半屋内、屋外と公園がシームレスにつながり、店舗全体が公園の一部のような佇まい。また、店舗の構造設計は、株式会社エヌ・シー・エヌが担当し、自由な空間デザインと高い耐震性能を両立する木造ラーメン構造 SE構法が採用され、木造あらわしのダイナミックな空間となっている。


ブルーボトルコーヒー豊洲パークカフェ
東京都江東区豊洲2-3-6豊洲公園内
店舗面積:294.81㎡
席数:64席(店内:24席 / 半屋外:40席 )
空間デザイン:スキーマ建築計画


【NEDO】「建物設置型太陽光発電システムの設計・施工ガイドライン」を公開

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構【NEDO】は、急速に拡大した太陽光発電システムの安全性に対する懸念が高まっている状況の下、公開済みの「特殊な設置形態の太陽光発電システムの設計・施工ガイドライン」に加えて、現在主流の結晶シリコン型太陽電池を中心とした従来型太陽光発電システムを建物の屋根や壁面への設置に対応した「建物設置型太陽光発電システムの設計・施工ガイドライン2024年版」(以下、本ガイドライン)を新たに策定公開した。

 本ガイドラインでは、太陽光発電システムの設計・施工に関する要求事項や、既存の文献データ、風洞実験の結果などを基に、建物の屋根や壁面への設置について具体的な設計・施工方法を取りまとめた。

建物への設置は、2030年度におけるエネルギー需給の見通しにおいて追加的な導入が期待されている。民間企業による自家消費型の推進では、各種建物として10GW、公共設備として6GW、空港分野において2.3GW、新築住宅として3.5GW程度が想定されている。一方で、建物設置では飛散事故などが散見されたことから、NEDOは「太陽光発電主力電源化推進技術開発※3」プロジェクトにおいて、国立研究開発法人産業技術総合研究所、一般社団法人構造耐力評価機構、一般社団法人太陽光発電協会、大成建設株式会社、再委託先の公立大学法人大阪 大阪公立大学による調査結果をまとめ、建物設置の太陽光発電設備の安全性確保のための本ガイドラインを作成した。

建物設置型太陽光発電システムの設計・施工ガイドラインhttps://www.nedo.go.jp/activities/ZZJP2_100060.html

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構

https://www.nedo.go.jp/index.html

2024年9月11日水曜日

「第35回高松宮殿下記念世界文化賞」受賞者決定。建築部門は坂 茂氏。

世界の優れた芸術家に贈られる高松宮殿下記念世界文化賞 (公益財団法人 日本美術協会主催)の第35回受賞者が発表され、建築部門では、創造性と革新性で建築に新たな可能性を切り拓き、災害支援において建築家としての新たな役割を実践する坂 茂氏が受賞した。

▲9/10に行われた発表記者会見での坂 茂氏

小学生から高校生までラグビーに親しんだ坂 茂氏は、高校卒業後に渡米し、南カリフォルニア建築大学で学んだ後、ニューヨークのクーパー・ユニオン建築学部に編入。大学の休学中は磯崎新氏の事務所で働き、卒業後、帰国して事務所を開設。アルヴァ・アアルトの展覧会の企画と会場設計をきっかけに紙管を構造に使う開発を始め、建築構造材として紙管を実用化した。1995年には国連難民高等弁務官事務所のコンサルタントとして、ルワンダ難民キャンプのシェルターを紙管で造ったほか、阪神・淡路大震災では仮設住宅を建設。これを機に、ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)を立ち上げ、世界の災害地域で建築を通じて難民や被災者の救済を行う。また、うねる集成材と膜材の屋根の『ポンピドー・センター メス』(2010年)や『ラ・セーヌ・ミュジカル』(2017年)、『スウォッチ・オメガ本社』(2019年)など革新的な建築を相次いで設計。プリツカー賞受賞。平時と非常時の両方で建築家としての使命を果たしている。
▲『ポンピドー・センター メス』(2010年)の前で 2024年5月
In front of Centre Pompidou-Metz (2010), May 2024
Photo: Shun Kambe © The Japan Art Association
▲『ラ・セーヌ・ミュジカル』2017年
La seine musicale, 2017
Photo: Shun Kambe © The Japan Art Association
▲『スウォッチ・オメガ』2019年
SWATCH OMEGA, 2019
Photo: Nicolas Grosmond
Courtesy of Shigeru Ban Architect
▲『下瀬美術館』2023年
Simose Art Museum, 2023
Photo: Hiroyuki Hirai
Courtesy of Shigeru Ban Architects

他、各部門の受賞者は下記の通り。
第35回 高松宮殿下記念世界文化賞受賞者※敬称略
■ 絵画部門 ソフィ・カル (フランス)
■ 彫刻部門 ドリス・サルセド (コロンビア)
■ 建築部門 坂 茂 (日本)
■ 音楽部門 マリア・ジョアン・ピレシュ (ポルトガル/スイス)
■ 演劇・映像部門  アン・リー (台湾)
第27回 若手芸術家奨励制度 対象団体
■ コムニタス・サリハラ芸術センター (インドネシア)

授賞式典は、11/19にオークラ東京で行う予定。5部門の受賞者には、それぞれ顕彰メダルと感謝状、賞金1500万円が贈られる。若手芸術家奨励制度の対象団体には、9/10に東京での発表記者会見の席上、奨励金500万円が贈られた。

また、受賞記念建築講演会2024「坂 茂 建築を語る」が11/20に、受賞記念アーティスト・トーク2024「アン・リー監督と映画を語る」が11/21に港区赤坂の鹿島KIビルにて行われる。聴講は事前申込の抽選方式。応募の詳細は公式サイトにて。

「長谷工住まいのデザインコンペティション in メタバース」第17回最優秀賞作品をオンラインゲーム「フォートナイト」に公開

株式会社長谷工コーポレーションは、株式会社 長谷工アネシスと共同で、「長谷工 暮らしのメタバースプロジェクト」の第二弾として、「長谷工住まいのデザインコンペティションinメタバース」を公開した。

2023年に開催された第17回「長谷工 住まいのデザイン コンペティション」の最優秀賞作品を、オンラインゲーム「フォートナイト」にメタバース空間として再現。作品内を見て回ることで、コンセプトを体感することができる。

今回、「フォートナイト」に再現したのは、第17回最優秀賞作品である、京都大学 南沢想氏の「電気の森,水道の川に住む」。電気や水道といった都市の資源を自然の環境資源のように利用しながら、人と人が自然と「まざりあう」他者と共生する集住体をコンセプトにしている。

近日公開予定の追加機能として、建物の建築やゲーム内のキャラクター同士でコミュニケーションを図れる機能を予定している。

■「長谷工住まいのデザインコンペティション in メタバース」へのアクセス

フォートナイトをダウンロードの上、マップコードをご入力ください。

マップコード:1448-3324-1464

公式サイト  : https://www.fortnite.com/@mogurainc/1448-3324-1464

2024年9月10日火曜日

【サンゲツ】空間実例コンテスト「CREATOR'S AWARD」を開催

 株式会社サンゲツは、1995年の発売開始から、発売30周年を迎える粘着剤付化粧フィルム「リアテック」でデザインされた空間の実例コンテスト「CREATOR'S AWARD」の作品募集を2024年9月2日から開始し、空間のデザイン性やオリジナリティ、リアテックの新たな可能性といった視点から、審査・表彰する。


 CREATOR'S AWARD サンゲツ空間デザインコンテスト

[応募期間] 
 2024年9月2日(月)~12月13日(金)17:59まで
[応募資格] 
 応募作品の設計者・デザイナー・インテリアコーディネーター
[応募方法] 
 WEB専用フォーム
 松浦 竜太郎(乃村工藝社 RENS クリエイティブディレクター)
 山田 紗子(合同会社山田紗子建築設計事務所 代表)
 吉田 直弘(株式会社サンゲツ )

[結果発表] 
 2025年3月中旬予定
[賞および副賞] 
 最優秀賞:1点(50万円)
 優秀賞:2点(各30万円)
 審査員賞:2点(各20万円)
 そのほかハイグラフィカ賞、入賞、サンゲツ社員賞など

 開催詳細
 https://www.sangetsu.co.jp/pickup/reatec30th/contest



 株式会社サンゲツ
 https://www.sangetsu.co.jp/

2024年9月9日月曜日

TOTOギャラリー・間、大西麻貴+百田有希 / o+h展「生きた全体――A Living Whole」

TOTO株式会社が運営するTOTOギャラリー・間(東京都港区)にて、大西麻貴+百田有希 / o+hの展覧会「生きた全体――A Living Whole」が2024年9月4日(水)~11月24日(日)の会期で開催中。
大西麻貴+百田有希 / o+hは、公共建築から住宅、福祉施設まで幅広く手がけ、日本建築学会賞(2023年)やヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館キュレーション(2023年)など、常に注目を集め続ける若手建築家。大西氏は同ギャラリーで2006年に開催された「卒業設計日本一展 2006」に出展者でもある。それ以降いくつかの共同展示にも参加し、今回の個展に至っている。
ー展覧会資料よりー
建築をつくることは、物語を紡ぐことと似ています。この展覧会では、展示自体をひとつの旅路としてつくりました。
さまざまな土地の人々や風景に触れることから、建築というひとつの物語が生まれてくるように、ギャラリーに点在する模型や言葉との出会いを旅するように楽しんでいただきたいです。
▲内覧会での大西氏(左)と百田氏(右)

タイトルにした「生きた全体――A Living Whole」は、これまで両氏がテーマとしてきた「愛される建築を目指して」から一歩踏み込んだ展示会にしたいということでつけられた。T.S.エリオット著、矢本貞幹訳の『文芸批評論』(岩波書店,1938)のテキストから抜き出されたもの。
o+hの作品や人の営みが織りなす「生きた全体」がどう建築の風景として立ち上がってくるのか、模型や言葉、インスタレーション等で紹介する。

3Fは〈コンセプトの庭〉とし、複数のプロジェクトで大事にしている4つのコンセプトを展示什器で島のようにまとめ表現。壁には、o+hがこれまでプロジェクトを通して出会った出来事や記憶を重ね合わせた壁画が描かれている。模型はまた屋外(中庭)に向かうにつれ、より具体的な模型表現になっていき、中庭には実寸大の〈木漏れ日の小屋〉も作られた。
4Fは3Fの明るい展示空間とはがらりと変わり、布地で仕切られた洞窟のようなすこし薄暗い空間。中心部の〈o+hの頭の中〉とつけられたスペースでは、のぞき込むようにしてスタディ模型の数々が見れる。また〈マテリアルライブラリー〉〈o+hの小部屋〉などが道なりに連続するように展示されている。
関連イベントとして、大西麻貴+百田有希 / o+h講演会「生きた全体――A Living Whole」を2024年9月27日(金)に開催。公式サイトからの事前申込制。
今回の展覧会にあわせて、作品集 大西麻貴+百田有希 / o+h 建築作品集『愛される建築を目指して』も発刊。デビュー作「二重螺旋の家」、日本建築学会賞(作品)受賞作「シェルターインクルーシブプレイス コパル」、最新作「さくらんぼ畑のオフィス」含む15作品を、写真や図面、解説文とで紹介。大西氏、百田氏それぞれの巻頭論文と、伊東豊雄氏、西沢立衛氏の寄稿文を収録。愛される建築とは何かを問い続ける、思想と作品をまとめた1冊。


【株式会社セキド】 革新的な3Dリアルタイム建築・空間モデリングが可能な3Dスキャナー「XGRIDS Lixelシリーズ」の取り扱いを開始

株式会社セキドでは、XGRIDS(エックスグリッド)が開発したマルチSLAMハンディスキャナーLixel L2とLixelKity K1の取り扱いを開始した。

Lixel L2は、ハードウェア、精度、点群、統合性の4つの主要なアップグレードを特徴としている。iDAR、3つの可視光カメラ、高精度IMU、高性能コンピューターなどが統合され、センチメートルレベルの精度を持つ点群モデルをリアルタイムで生成できる。

XGRIDS Lixel L2 紹介動画:https://www.youtube.com/watch?v=herknrU-fjM

LixelKity K1 は、XGRIDS が新たに開発したコンパクトなハンディスキャナーおよび3Dモデリングデバイス。5600万ピクセルの360°カメラと360°LiDARを統合し、センチメートルレベルのカラー3D点群、およびモデルをリアルタイムで生成できる。測量技術者や地理情報システム専門家、建築・土木業者、不動産業者、建物管理者、デジタルクリエイターなど向けに設計され、高精度で手軽な3Dスキャンとモデリングを提供する。

XGRIDS LixelKity K1 紹介動画:https://www.youtube.com/watch?v=bqFLiLo-tHo

 

● XGRIDS Lixel L2  の詳細

 16チャンネル: https://sekido-rc.com/?pid=182246791

 32チャンネル: https://sekido-rc.com/?pid=182250919

 ● XGRIDS お問い合わせフォーム

  https://pro.form-mailer.jp/fms/776d5875318708


● XGRIDS LixelKity K1  の詳細

  https://sekido-rc.com/?pid=182245484

 ● XGRIDS お問い合わせフォーム

  https://pro.form-mailer.jp/fms/776d5875318708


2024年9月6日金曜日

寺田倉庫のアート複合施設「TERRADA ART COMPLEX II」に新ギャラリー「YOD Gallery東京店」がオープン

寺田倉庫株式会社が運営するアート複合施設「TERRADA ART COMPLEX II」に、新ギャラリー「YOD Gallery(ワイオーディーギャラリー)東京店」が2024年9月7日(土)にオープンする。

YOD Galleryは、2008年に大阪で設立され、2020年にYOD Editions(大阪)、2022年にYOD TOKYO(東京・表参道)の新スペースをオープンし、ジャンルを問わずにさまざまな展覧会を開催している。新たにオープンするYOD Gallery 東京店では、16年間におよぶYOD Galleryの精神を継続し、伝統から実験的まで、独自の芸術観を持った作家・作品を見いだした展示を行っていく。

第1回の展覧会として、2024年9月7日(土)から11月16日(土)の期間、「関根伸夫展 空相 ‒ ⽪膚」展が開催される。

  

【ギャラリー情報】

名称:YOD Gallery東京店

公式サイト: https://www.yodgallery.com

開廊時間:火・水・木・金・土 12:00~19:00 / 日・月 定休

〒140-0002東京都品川区東品川1-32-8 

TERRADA ART COMPLEX Ⅱ 3F


【TERRADA ART COMPLEX】 

■U R L:  https://terrada-art-complex.com/ja

■所在地:(TERRADA ART COMPLEX I)

     〒140-0002東京都品川区東品川1-33-10

     (TERRADA ART COMPLEX II)

     〒140-0002東京都品川区東品川1-32-8

東京臨海高速鉄道りんかい線・天王洲アイル駅「B 出口」より徒歩約 8 分

東京モノレール羽田空港線・天王洲アイル駅「中央口」より徒歩約 11 分

 【ハーマンインターナショナル】AURA STUDIO 4に新色ライトグレーを追加

ハーマンインターナショナル株式会社は、優れた音響技術と洗練されたデザインの融合で世界中の音楽ファンから愛されるオーディオブランド「Harman Kardon 」から、全本位型ワイヤレスBluetoothホームスピーカー「AURA STUDIO 4」の新色、ライトグレーを24年8月30日から開始した。


「AURA STUDIO 4」は、Harman Kardonのデザインが高く評価されるきっかけとなったアイコニックなドーム形状を継承した人気モデル。新しい「ダイヤモンド・エフェクト・ライト」を搭載することで、光・色・時間を使った階調豊かなライティング効果をもたらしインテリアに心地良いアクセントを加えることとなった。

さらにサスティナブルな社会を実現を目指し使用する素材にも配慮しており、ファブリック素材には100%再生素材を使用、樹脂素材は85%、アルミニウムについても50%以上の再生素材を使用するなどライフスタイルそのものをデザインすることにも注力している。

今回、新色としてライトグレーをラインアップし、インテリアやお好みに合わせてお選びいただけるようになりました。シンプルでありながらも聴くほどに虜になる上質なサウンドにより、意味深い瞬間を日常の中に提供する事を目指している。





ハーマンインターナショナル株式会社

2024年9月5日木曜日

【有限会社リビングCG】Lumionコンペティション2024 開催

有限会社リビングCGは、「アルゼンチン マンガストリート(Comic strip walk)と同期する建築」 ~コンピューテーショナルデザインの可能性への挑戦~ をテーマとしたアイデアコンペ Lumionコンペティション2024 を開催する。



エンリケ・モラリス氏(アルゼンチンタンゴダンサー、来日17年目、38歳)が、故郷ブエノスアイレス市内のマンガストリートに、アルゼンチンダンススタジオを作ることに弊社がデザイン協力(簡単な図面とアニメーション)をすることに発するもので「アルゼンチンタンゴダンサー育成および交流」ならびに「日本とアルゼンチンの懸け橋(日本人観光客およびマンガファンの受入れ窓口)」を目的とする。

テーマ
『アルゼンチン マンガストリート(Comic strip walk)と同期する建築』
 コンピューテーショナルデザインの可能性への挑戦 
 ※実施コンペではなく、Lumion2024を使ったアイデアコンペ
 
審査委員
【審査委員長】
・遠藤 秀平(遠藤秀平建築研究所/神戸大学名誉教授) 
【審査員】 
・竹口 健太郎(建築家/近畿大学教授) 
・津川 恵理(建築家/ALTEMY代表) 
・石津優子(コンピューテーショナルデザイン)
・栗村 実(映像)

提出物
●90秒以内の動画(H264、1920x1080、MP4)
※主にLumionを使われていること
その他動画編集ソフトの使用も許可する
●2枚の静止画(プレゼンボードとは別途提出)
※Lumionを使われていること
●プレゼンボード(A2:1枚、100MB以内)
※設計趣旨 400字以内
※仕上げ表(主要な仕上げ素材の明記)
※平面・立面・断面図(1:100)
●夜のライティングデザイン

賞金 
・最優秀賞  
 アルゼンチン・ブエノスアイレス現地視察旅行 往復航空券
  or Lumion Pro1ライセンス  副賞:賞金10万円  
・審査員賞(5点・副賞:賞金5万円)

作品受付期間        
・2024年7月1日~9月30日

コンペ詳細

主催
有限会社リビングCG
後援
日本建築設計学会

2024年「神戸モダン建築祭」クラウドファンディング開始

神戸モダン建築祭実行委員会は、2024年11月22日(金)〜24日(日)の3日間、神戸を中心に「神戸モダン建築祭」が開催される。

開催2回目となる2024年は灘区・阪神間へ拡大。神戸女学院、須磨ベルコントンネル、旧乾邸、神戸松蔭女子学院、松泉館クラファン特別ツアーを開催する。開催に伴い、昨年に続き、クラウドファンディングを実施する。

リターンには昨年以上に数多くの建築ツアーを準備している。


神戸モダン建築祭2024 クラウドファンディング

https://motion-gallery.net/projects/kobe-kenchikusai2024

神戸モダン建築祭2024

https://kenchiku.co.jp/event/evt20240824-2.html

2024年9月4日水曜日

ポーラ青山ビルディングの敷地内に、東京都指定有形文化財の土浦亀城邸を復原・移築。9月2日(月)より一般公開予約開始

株式会社ピーオーリアルエステートは、2024年3月に竣工したポーラ青山ビルディング敷地内に、復元・移築した東京都指定有形文化財(建造物)である土浦亀城邸の一般公開予約を、2024年9月2日(月)10:00から開始した。

9月の見学日は9月25日(水)と9月28日(土)の2日間、1日2~3回のガイドツアー形式にて公開する。2024年10月~12月の一般公開予約は、当月1日の10:00に予約開始、日程と予約方法はピーオーリアルエステートHPにて告知する。

一般公開について

月に2日・水曜、土曜を予定。一般社団法人住宅遺産トラストおよび土浦亀城アーカイブズの学識経験者のご協力を得て、1日2~3回のガイドツアーを実施。

・定員 : 15名/回

・観覧料 :1,500円/人 

・予約開始日 :2024年9月2日(月)10:00より予約開始。

・一般公開日時

いずれも各回1時間を予定。

《2024年9月公開日程》(定員の為、申込終了※9月2日現在)

・2024年9月25日(水)14:00~/16:00~

・2024年9月28日(土)11:00~/14:00~/16:00~

《2024年10月公開日程》

・2024年10月23日(水)14:00~/16:00~

・2024年10月26日(土)11:00~/14:00~/16:00~

・URL  : https://www.po-realestate.co.jp/business/aoyama-tsuchiurakameki.html

【リビエラ】新カタログ『TERRA TILE COLLECTION VOL.10』を発刊

ホテルや商業施設等の非住宅向けのタイル輸入に参入して10周年を迎える建築用タイル・
石材等の輸入販売商社 リビエラ株式会社が、新商品3シリーズを含む全46シリーズ519種類のタイルを掲載した新カタログ『TERRA TILE COLLECTION VOL.10』を発刊した。

このカタログは、デザイン性の高いタイルシリーズを中心にセレクトし、主に商業施設やマンション等に適した600×600mm以上の大判タイルを基本としています。また、インテリアやファッションの視点で捉え、デザイナーや設計士が楽しんでタイルを選ぶことができるような工夫が凝らされている。

『TERRA TILE COLLECTION VOL.10』
仕様:22.5×22.5cm / オールカラー
頁数:388頁
発刊日:2024年8月30日(金)
カタログ請求(無料)


[新商品] D O R S E T /ドルセット  (屋内床・屋内外壁用)
[新商品] S I N A I /シナイ  (屋内外床・屋内外壁用)
[新商品] M E T A F O R N O/メタフォルノ   (屋内壁用)



リビエラ株式会社
https://riviera.jp

2024年9月3日火曜日

無印良品の新店舗が、国内大規模木造建物で初の『ZEB』認証取得


株式会社良品計画は、9月にオープンする無印良品初の木造建築店舗「無印良品 唐津」「無印良品 日田」において、大規模木造店舗で日本初の『ZEB』認証を取得した。

本店舗は、グループ企業である株式会社 MUJI HOUSEが設計し、「無印良品の家」でも採用している耐震性能に優れた木造ラーメン構造である「SE 構法」により大規模木造店舗を実現するとともに、省エネ・創エネ技術を組み合わせることによって『ZEB』評価を取得した。

高性能断熱材を含む木造の屋根や外壁の仕様、および、人感/CO2 センサーで換気量や温度を最適に管理できる高効率な空調設備により、必要なエネルギーの総量を削減するほか、太陽光発電と蓄電池を活用し、施設内で使用するエネルギーを創り出すことで、各店舗空間における一次エネルギー消費量のゼロ化を実現したという。



【店舗概要】
<無印良品 唐津>
 所在地:佐賀県唐津市町田2030-1
営業時間:10:00~20:00
売場面積:1971.55平方メートル

<無印良品 日田>
 所在地:大分県日田市大字庄手字堤ノ外648ー6
営業時間:10:00~20:00
売場面積:2133.47平方メートル



株式会社良品計画
https://www.ryohin-keikaku.jp/


2024年9月2日月曜日

【インフォマティクス】MagicLeap 2対応のAR/MRアプリケーションGyroEye販売開始

株式会社インフォマティクスは、米国Magic Leap社が開発、販売するMagic Leap 2に対応した、Augmented Reality(拡張現実;以下 AR)/Mixed Reality(複合現実;以下 MR)システムの最新版GyroEye(ジャイロアイ)バージョン2024.1.2を2024年7月25日に販売を開始した。

GyroEye(ジャイロアイ)は、Microsoft HoloLens 2や、iPhone/iPadに対応したGyroEyeビューワやデータ変換システムから構成されるAR/MRアプリケーション。建設現場などの実空間に実寸の図面やBIM/CIMデータをデバイス越しに投影することで、施工フェーズ(出来形確認、既設との干渉確認、各種墨出し、各工程の検査など)や受注前のプレゼン、合意形成といった多くの場面で利用することができる。

◆GyroEye 2024.1.2 MagicLeap 2の対応機能

●GyroEye Webデータコンバータ

・AR/MR用のデータをWebブラウザ経由で変換することができるシステム

・対応データ

 - 2D:DXF/DWG/MAN

 - 3D:RVT/IFC/SKP/FBX/OBJ/DAE/3DS/DXF/MAN

(HoloLens 2/iOSデバイス/Magic Leap 2共通)

●GyroEyeビューワ

・配置機能(ARマーカーによる1点、2点配置)

・複数基準点対応

・配置位置の調整機能

・レイヤ機能

・透過モード

※その他の機能については、今後のバージョンで順次対応。


製品に関する問い合わせ

担当:株式会社インフォマティクス XR推進室 

E-mail:gyroeye@informatix.co.jp