外苑前にあるオリエ・アートギャラリーにて開催中のシリウスの照明デザイン『東京スカイツリー® +10』のオープニングイベントへ。(3/21)
3/22より入場券の抽選受付も開始した東京スカイツリー。本展覧会では、スカイツリーの照明デザインについてと、それを手がけるシリウスライティングオフィスの10のプロジェクトの展覧会。
テレビなどで多くの人は江戸で育まれてきた心意気である「粋(青)」と、艶やかなる美意識の「雅(江戸紫)」という2つの姿を1日前に交互に替えるライティングということは知っていると思うが、上部のゲイン塔の上3分の1だけがライトアップされ“夜の富士”を表現していることや、「雅」は北側部分のみの点灯だったりと細部のライティングの秘密まで知ることが出来る。
また展覧会場ではスカイツリーの実際の照明器具を展示。
一部、自分で点灯出来る照明もある。
展示スペース奥は、今まで手がけた10のプロジェクトのスライド上映にあわせ光の空間体験が出来る。
当日は戸恒浩人氏によるトークショー『東京スカイツリー® と新しい時代の照明デザイン』も行われ、スカイツリーのライティングデザインの発想から今日までの4年間を凝縮して説明。展示パネルの内容を主に全LED化に向けての取り組み(今や多くの製品があるLEDだが、計画のはじまった4年前はLEDの種類も少なかったという)、色に対するこだわりなど話した。そして、最新のプロジェクト『台湾タワー』(設計:藤本壮介建築設計事務所)のライティングのCG映像も公開。“うつろい”をキーワードにこれからのライティングデザインについても話した。
5/22のオープンに向け、ライティングについてはときどき点灯試験を部分的に行っていることもあるという。展覧会は3/31まで。
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