当保育園は、食育を提唱し給食サービスを提供する葉隠勇進(株)が運営する保育園。
都市近郊の住宅街に建てられた保育園は、敷地面積713.98㎡・建築面積264.38㎡、地上二階建ての鉄骨造。ランダムに配置された窓が印象的な外観。
都市近郊の住宅街に建てられた保育園は、敷地面積713.98㎡・建築面積264.38㎡、地上二階建ての鉄骨造。ランダムに配置された窓が印象的な外観。
こちらの保育園を運営する会社は、食育に力を入れており、園児達からもランチスペースから調理の様子が見れるよう大きな開口を設けている。他にも、屋外に栽培スペースを設けたり、子供用のキッチンをつくり調理体験をさせるなど、食育の為の工夫が凝らされている。
子供用キッチン(※制作中)
『基地』と呼ばれる階段下のスペース。
他の場所と異なり、外光を抑えた少し暗い空間。
明るい場所や暗い場所など、建物の中でも子供たちに色々な環境を体験してもらいたい為、あえて外光を抑えた暗めの空間をつくっている。(石嶋設計室談)
壁には蓄光クロスが貼られており、暗くすると星の模様が光る。
2F 4歳児室~2歳児室~3歳児室
手前から4歳児室、2歳児室、3歳児室と個々の部屋になっている。
上部画像のように3部屋を一繋ぎの空間にすることができる。
各部屋ともの天井部分は隣接する部屋と吹き抜けになっており、扉が閉じられていても人の気配が感じられる空間となっている。
3歳児室
上・中・下とそれぞれ違う高さに配置された窓が特長的。足元の窓は、園入口前の道に面しており、親の迎えを待つ子供が窓の外をのぞけるようになっている。
国道を見下ろせる場所に位置し、電車の線路に隣接する敷地の為、窓からは子供たちが好きな電車や車を観る事ができるよう設計されている。
屋外スペース
2Fのテラスから屋外へ降りられるよう階段が設けられている。
保育施設の為、安全面を優先されながらも、所々に子供の好奇心をくすぐるような仕掛けがされた建物だった。
保育施設の為、安全面を優先されながらも、所々に子供の好奇心をくすぐるような仕掛けがされた建物だった。
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