東京ミッドタウンマネジメント株式会社が実施している「TOKYO MIDTOWN AWARD」と都市の隙間を空間メディアとして活用する「ソノ アイダ」が協業し、若手アーティストに制作および発表の場を提供し、その成長支援とアートを介した街の新たな賑わいを創出するプロジェクトとして立ち上げた「ソノ アイダ#TOKYO MIDTOWN AWARD」。日本橋室町162ビル1Fにて期間限定実施(2024年2月~7月まで)で計6組のアーティストの成長を支援するとともに「社会」と「アート」の融合を目指す。
*「ソノ アイダ」はアーティスト藤元明氏が主宰する、空き物件・解体予定建物などの都市の隙間を空間メディアとして活用するアートプロジェクト。2015年から、東京都内複数個所での実施を通して、大小様々な空間的・時間的隙間=“その間”を見出し、様々な試みやアーティストたちの活用の場を生み出してきた。
その第1期参加アーティスト2組の成果展が3/16より開催中。
参加アーティストは、青沼優介氏(アーティスト名aonumasoco)・三好賢聖氏、井村一登氏。青沼氏と井村氏がTOKYO MIDTOWN AWARDの歴代受賞者で、三好氏は青沼氏とのデザインユニット「スタジオ・ポエティック・キュリオシティ」として参加に至った。
成果展前の2/10~3/15の期間はアーティストスタジオとし、アーティストが展示会場に滞在し制作する普段は触れることのない現場の姿の公開もしていた。制作中は来場する人との会話で刺激を受けることも多くあったという。
▲スタジオ・ポエティック・キュリオシティの作品。
2800本の京都産シルクを使用した照明のインスタレーション。
今年のミラノサローネ(サローネサテリテ)にて展示予定の作品。
▲井村氏はこれまでの鏡をテーマにした作品(写真上左)と
それを元に今回は「金属の鏡」に向き合い作品を制作(写真上右)。
またTOKYO MIDTOWN AWARD受賞作品の実演を展示会のオープニングで披露した。
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