渋谷のこどもの城うらに新しくオープンした「TBSハウジング渋谷 東京ホームズコレクション」に出展する東急ホームズの新商品「Millcreek MASTERS Grace(ミルクリーク マスター・グレイス)」の内覧会へ。
伝統様式で商品展開してきたミルクリークに、革新的なデザイン性と機能を融合させ、インテリアコーディネーターの町田ひろ子氏のプロデュースのもと、“災害に備えながら明るく美しく暮らす”都市型三階建て住宅。
外観は石張りと窓まわりの陰影が重厚な英国の都市型住宅をモチーフにしたデザインで、白い外壁に赤いゼラニウムの花がとても映えている。
組込型防火シャッターと木製サッシを組合せ、防火・防犯性能を確保。
内部に入りウエルカムホール、グレートパーラーと名付けられた2層吹き抜けのリビングへ。英国の高級ファブリックブランド、デザイナーズ・ギルドの商品や英国・欧州のアンティーク家具を用い、伝統的な様式とモダンな要素を取り入れたインテリアデザイン。リビングのラグはバッキンガム宮殿の天井のデザインをモチーフにしたロイヤルコレクションで床はヘリンボーン貼りの無垢フロア。
鏡が高い位置に配置されたり、天井に銀窓からの入る光を反射させ、部屋を明るくする仕組み。
照明は人工衛星のたたみ方で用いられているミウラ折りの照明で、万が一落ちても怪我をしにくい素材。ほかの照明も転倒しやすいフロアスタンド型のものは避け、ブラケット照明を多用している。
ダイニングリビングには食事をしたあとも寛げるように、通常より低めのテーブルを設置。
ダイニングリビングに面して一階の中央に位置するパントリーシェルターは、災害時に命を守る一次避難場所。六面体の鋼製パネルでつくられている強固なシェルターは左の棚には防災用品の食料や水、マットレスが収納でき、右の棚は普段使いのワインセラーを兼ねた食品庫として使用できる多目的なもの。
二階に上がって子供部屋へ。高校生の女の子を想定した部屋にはシャワールームも設置。床材は世界最大のコルクメーカーであるポルトガル・アモリン社のコルクフローリング(同じものを一階パントリーシェルターにも使用)。
ほか二階には東急ホームズの事業紹介展示スペースとなっている部屋が2部屋あり、これらは都市型ならではの賃貸用のスペースとして活用する想定。賃貸スペースは一階に独立した玄関があり、二階に2部屋、三階に1部屋の計3部屋。
三階の賃貸スペースがこちら。小さいながらも使い勝手のよいミニキッチンはグッドデザイン賞を受賞したもの。
三階のスペースは夫婦二人のプライベートフロアとしていて、バルコニーや8畳弱のウォークイン・フィッティングルームも完備。
ベットルームは、リフレッシュカラーを用いたり、ホテルのバーようのような語らいのスペースを設え寛ぎの空間となっている。刺繍がアクセントの手作りのカーテンもデザイナーズ・ギルドのもの。
もちろんホームエレベーターも完備。内部は真四角ではなく、左右が丸みおびたフォルムになっており、圧迫感が軽減。
内覧会当日にはイギリスよりデザイナーズ・ギルドの社長であるMr.Simon Jeffreys氏もスペシャルゲストとして来日した。
すでに販売は開始しており、展示場にて見学可能。
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