経堂でブルースタジオ(施工:シグマテック)がリノベーション計画を手がけた賃貸アパート『さくらアパートメント』の内覧会へ。
物件は築38年の2階建てのプレハブ軽量鉄骨アパートで、36㎡の住戸が2戸と24㎡の住戸が4戸の計6戸。設備配管、電気配線はすべて更新、壁天井に断熱材を充鎮。任意での耐震補強も行っている。
コンクリートブロック塀には白い木瓦を貼り付け。 風合いを出すために、あえてきれいにしすぎないよう大工と打ち合わせた上での施工。
この敷地は以前施主の母屋の傍ら松林だったとのことで、エントランスを入った共有部の小径には、その当時の苗木から育ったものが多く植わっている。
1F/36㎡の住戸(二人暮らし+αを想定)
型式軽量鉄骨アパートの工業製品らしさを活かしつつも、クルミの無垢フローリング、キッチンにはパイン材、洗面台にはタモを使うなど数種類の木材を使用し、木の温もりを感じられる住居スペース。
ベットルームとリビングは、天井に付けられた黒いポールを使いカーテンで仕切ることが可能。ベットルームの壁一面は、最初の入居者の希望カラー(ラルフローレンペイントの9色より。デニムやリネンといった布の風合いを出すペインティング技法を用いたもの)にペインティングすることができる。
1F/24㎡の住戸(二人暮らしを想定)※他24㎡の部屋もすべて同じ構成
ベットルームとリビングを仕切るポールに加え、“コの字”に設置されたポールは衣服のハンガーラックとして使用するもの。
2F/36㎡の住戸(二人暮らし+αを想定)
1F/36㎡の住戸とは違い、土間式のキッチンが配置。
建物の雰囲気に合わせ、各住戸の入口に新たに取り付けられたアンティーク調のエントランスライト。
そのほか、まだ取付工事が行われていないが、トイレのペーパーホルダー・タオル掛けは下記写真のものが取付予定。
賃料は7.8万円~12万円で、すでに4部屋は入居者が決定している。
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