Kvadratは、Kvadrat/Raf Simonsの新作テキスタイルを世界に先駆け、25日東京・南青山で発表した。発表会では、新作テキスタイルを張った名作家具や、2015年2月に行われたRaf Simons 2015 AWコレクションの新作ルックも合わせて展示された。
Kvadrat/Raf Simonsとは、デンマークを代表するテキスタイルブランド、Kvadratのプレミアムラインとして、2014年3月にロンドンで発表された。ディオールのアーティスティック・ディレクターとして活躍するデザイナーRaf Simons氏と共に制作した本コレクションは、革新的な色と素材を用いてハイエンドな空間を演出する。
新作テキスタイルは、「Noise(ノイズ)」、「Masai(マサイ)」、「Sirocco(シロッコ)」の3つのデザインで構成され、ツイード、ギャバジン、デニムなどの丈夫な布に使われる綾織りに注目して制作されている。綾織りの特徴的で斜めに強く走るパターンを強調したデザインと、また控えめに表現されたデザインの両方が様々な色の糸で織りあげられている。
「Noise(ノイズ)」を使用したチェア
「Masai(マサイ)」を使用したベンチソファー
2月に行われたRaf Simons 2015 AWコレクションで披露された新作ルック
それぞれ新作のテキスタイルが生地として採用されている
デザイナーのRaf Simons氏は「綾織りのパターンは、多彩な色とすっきりとした線を融合するのに完璧な構造です。そして新鮮な印象をもたらします。さまざまな素材の糸と複数の撚り糸を組み合わせることで、深みが生まれるだけでなく、結果としてはっと驚くような色とパターンを表現することが出来ました。」とコメントしている。
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