2015年3月30日月曜日

la kagu「みえないものを設計する―清水建設の6つのプロジェクト―」

神楽坂にあるla kaguにて建築展「みえないものを設計する―清水建設の6つのプロジェクト―」が3/25~29、記念トークセッションが3/27に開催された。 今回の建築展では、清水建設の6つのプロジェクトを事例に、空気や熱、人の動きや力などの「みえないもの」を最先端のシュミレーション技術を用いて可視化し、設計する手法を映像展示と冊子で紹介。 (写真提供:清水建設)
トークセッションでは建築家の豊田啓介氏(NOIZ ARCHITECTS)をゲストパネリストに迎え、「これからの設計」をテーマに清水建設でのデジタルファブリケーションを使った3つの事例(①複雑な伝統建築の地震時の揺れを三次元解析モデルを用いて解析・再現した事例②清水建設本社新社屋で用いたデジタル技術事例③将来を見据えたプロジェクトととして東京大学との産学共同プロジェクト(STIK)の事例)をプレゼンテーション。それぞれのプロジェクトに関して豊田氏がコメントをしながら、デジタルファブリケーションの可能性や量産化が普及している世の中で、そうではないものを見出していくことの価値やおもしろさについてを話した。
80名の会場は満席状態でどのプレゼンテーションも充実した内容でまだまだ聞き足りないという声が会場からたくさんあがっていた。

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