2019年10月2日水曜日

居住デザインに優れた「木質耐震シェルター」を発表


2019年9月26日(木)に、東京大学 伊藤国際学術研究センターで一般社団法人耐震住宅100%実行委員会による<第2期定時社員総会&シンポジウム>が開催され、
中古住宅の耐震シェルターが発表された。

今回発表された木質耐震シェルターは、同会が耐震改修工事を行なった<清水次郎長の生家(静岡市)>で使用された耐震フレームから着想されたもので、間口が広くとれるラーメン構造を採用する事で、従来の耐震シェルターの欠点とされていた居住性やデザイン面での欠点を大幅に改善されている。また、高い耐震性能が確保されているのはもちろんのこと、短期間での施工や居室単位での耐震化による設置コストの低減に成功した。

この木質耐震シェルターが住宅だけではなく様々な用途の建築物に対応できるという利点を活かし「あなたの残したい家と町コンテスト(仮称)」の開催も併せて発表された。
同会では、コンテストの開催を通して、地域の様々なコミュニティの場に「木質耐震シェルター」を活用していく予定だ。


木造耐震シェルター 商品概要
想定価格:45~55万円(税別・施工費等別途)
 タイプ:4.5畳・6.0畳・8.0畳の3タイプ
  性能:水平力4.7t、鉛直荷重10t以上の実験結果
想定工期:1~2日
発売時期:2019年11月中旬




一般社団法人 耐震住宅100%実行委員会
https://www.taishin100.com/

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