2024年4月17日水曜日

クマヒラ ミュージアム向け展示ケース「ART CELLAR(アートセラー)」を発売

株式会社クマヒラは、 展示ケース内の有害なガスの低減に特化した独立型エアタイト式展示ケース である クマヒラミュージアムケース「ART CELLAR(アートセラー)」 を開発し、2024年4月1日(月)より発売する。

クマヒラミュージアムケース「ART CELLAR」(左:行灯型ケース 右:平型のぞきケース)

歴史資料・美術作品等の保存・公開が求められる博物館や美術館といった施設では、保存エリアとして収蔵庫設備を設け資料・作品の保存に適した温湿度環境や空気質環境の整備を行うことが一般的だが、展示室などの公開エリアは、保存エリアと比べて環境の変化が大きく、適切な保存環境の維持が難しいことが課題となっていた。そこで資料や作品に対して有害な酢酸ガス・アンモニアガスの濃度を低減する機能を持った独立型エアタイト式の展示ケースとして、 クマヒラミュージアムケース「ART CELLAR」 を開発。既に展示ケース内の酢酸ガス・アンモニアガス濃度を低減させることを目的とした製品として、ガス吸着シート「ガスエルシート」やフィルター付きガス吸着装置「ガスエルファン」を発売しているが、本製品はそのノウハウを活用した展示ケースとなる。

 

平型のぞきケース 開閉の様子

クマヒラミュージアムケース「ART CELLAR」の特長

■ 酢酸ガス吸着フィルター、アンモニアガス吸着フィルターによって、展示ケース内の酢酸ガス・アンモニアガスの濃度を低減

■ 展示ケース下部に空気循環ファンを内蔵し、ケース内空気の滞留による資料・作品の劣化を防止

■ 有害なガスの放散の少ない高性能調湿建材「キュアライトS」を展示床部に採用することで展示ケース内湿度の安定化と展示ケース自体からの有害なガスの放散を抑制

■ 高透過ガラスや低反射フィルム、照明など、豊富なオプションを用意し、展示物に合わせたカスタマイズが可能

「ART CELLAR」製品ページ

https://www.kumahira.co.jp/products/museum/artcellar/ 

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