2024年4月18日木曜日

「木と生きる」東京ミッドタウン日比谷で開催

株式会社ディスカバー・ジャパンと三井不動産株式会社は、両社が主催するイベント「木と生きる」を、東京ミッドタウン日比谷にて、4月16日(火)~4月21日(日)に開催する。

このイベントには主催の2社のほかに18の団体が共同参加。”木”を知り、学びを深めるシンポジウムや、木とのかかわりあい方をインスタレーションで表現するイントロダクションエリア、共同参加団体の取り組みを展示するパネルエキシビション、気に直接触れられる作品を作るワークショップなど様々なイベントが行われる。

東京ミッドタウン日比谷1Fアトリウム・イントロダクションエリア。木彫作品の周りには木のチップが敷き詰められ、アトリウム全体が木の香りで覆われている。
東京ミッドタウン日比谷地下1F日比谷アーケードには、共同参加団体による木や森、都市に関する取り組みを展示。

イベント初日の4月16日には建築家・藤本壮介氏を招き、Discover Japan統括編集長・高橋俊宏氏とのオープニングトークが開催された。初めに藤本氏のプロダクト紹介の後、藤本氏と高橋氏のオープニングトークが行われた。

藤本氏は建築と自然の関係について「自然のものが持っている予測不能の多様さが、人間が本質的に持っている世界の複雑さに対する感受性を開花させるものになるのではないか」と述べた。また、木造建築について「大規模木造建築を作る場合、現実的に集成材でないと無理。しかし、日本人にはそれに抵抗がある。欧米の気に対する合理的な思考と、日本人が持つ木への思いを日本人なりに組み合わることが出来れば一気に解決できるのではないか」と述べた。


「木と生きる」サイトURL:https://www.hibiya.tokyo-midtown.com/kitoikiru/

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